平成31年3月24日、日曜日の朝。
七海ブルーと勝手に名づけた空の色。
お昼前には少し雲も出たけれど。
大好きな人の門出には最高のお天気。
酷い「七海ロス」が襲うのだろうか?と心配でしたが・・・。
結論から言うと、泣きませんでした。
いえ、泣かずに済みました。
七海さんが最高の笑顔をもって最後まで舞台に立たれたので。
「本懐」というのはこういうことを言うのだろうなぁ、という笑顔。
昨日のうちに書けばよかったのだけれど、まだ私の中で文字に出来ない思いがいろいろありすぎて。
心の中で七海さんとずっと対話をしています。
心の中で七海さんに恋文を書き続けています。
七海さんの舞台上での最後の言葉は、
「宝塚は愛に溢れておりますねっ!」
でした。
星組トップの紅さんに向けての言葉です。
でもきっと七海さんはご存知だと思います。
愛は宝塚だけではなく、いたるところに溢れているものだと。
なんだかんだ言いながらも、駅まで送り迎えしてくれたのも「愛」だ!
「いよいよなんですね。楽しんできてください」と言ってくれたのも「愛」だ!
「卒業やね。楽しんでやー」と言ってくれたのも「愛」だ!
「今日は思いっきり泣いていらっしゃいね」と言ってくれたのも「愛」だ!
「笑顔と涙、両方めいっぱい捧げてくださいね」と言ってくれたのも「愛」だ!
桜の画像と共に「行ってらっしゃい!」と言ってくれたのも「愛」だ!
紅さんの声が一瞬出なくなった後、メンバーがそれをカバーして、より一層盛り上げたのも「愛」だ!
ライブビューイングをしてくれる映画館があるのも、地下鉄を定刻通りに動かしてくれるのも「愛」だ!
大袈裟でなく、本当にそう思います。
思えば宝塚との縁が出来たのが今だったのは、「七海ひろき」という人に出逢うためだったのかもしれません。
それも宇宙の私に対する「愛」の計らいだったのでしょう。
七海さんがご挨拶の中で、
「私は宝塚に『恋』をして、皆さんから『愛』を教えてもらいました」(だったと思う)
とおっしゃっていましたが、私も、
「私は七海さんに『恋』をして、七海さんから『愛』を教えてもらいました」
とお返ししたいと思います。
「愛」の前では人は謙虚であらねばなりませんし、謙虚になるものなんですね。
傲慢な私は、それも七海さんに教えていただいた気がします。
七海ひろきさん。
本当に有り難うございました。
そして、お疲れ様でした。
貴方のこれからの人生に、いつだって最良で最上で最高のものがもたらされることをお祈りしております。
ご卒業、おめでとうございます!
七海ブルーはブルー(憂鬱)の意に非ず。
爽やかで晴れやかな・・・。
七海さんの青。