はじめまして、雨宮つかりです。


現在大学3年生。昨年冬にフランス、パリへの交換留学が決まり、9/2に現地へ到着しました。まだ到着から3日も経っていませんが、あまりに感じること、考えることが多すぎるので、記録がてらブログを書いてみようと思います。

多くの方のブログに助けられて留学準備をしてきたので、私の記録もどなたかのお役に立つことを祈っております。


稚拙な文章になるかと思いますが、どうぞ暖かくお付き合いいただけますと幸いです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


フランスについたのはほんの一昨日。


↑↑↑タクシーからみえるCDG空港

空港から乗れるメトロの路線は治安が悪いという噂があることや、スーツケースがあまりにも重い(私のものは30kgありました……)ことから、タクシーで寮まで送っていただくことにしました。
空港発のタクシーは料金が一律で決まっているらしく、私の住む予定のパリ13区までは65€(投稿時のレートで一万円ちょい)でした。同じ寮を割り当てられた友人と同じ飛行機で渡航していたため、料金を折半できたのが救いです。

早速フランス語を話してみようと思って、タクシーの運転手さんに寮の住所をフランス語で伝えてみたのですが、通りの名前をうまく聞き取ってもらえず……結局スマホの画面を見せて連れて行ってもらうことになりました😭
それなりにフランス語は勉強して力もついてきていると思っていたので結構ショックです。パリの通りの名前は無限にあるので、私たちの拙い発音で区別しきれないのは仕方ないのかもですが……。

運転手さんはとても優しい方でした!私たちが留学生で自分の家をわかっていないのを察して、きょろきょろと付近の住所を確認して寮の建物を見つけてくれたり、重すぎるスーツケースを見て階段の上まで運んでくださったりしました。
ヨーロッパではアジア人差別がひどいという噂を聞いて緊張していたので本当に良かったです。


そんなこんなで寮に到着しました!

↑↑↑到着直後に撮った部屋のパノラマ写真。ところどころから年季はいった感じはしますが、きれいな雰囲気で可愛い部屋です。

寮でのカルチャーショックはやばかったです。

まず、鍵の使い方がよくわかりません。ガチャと音がなってもドアがあいていなかったり、ドアがあいたからと鍵を引っ張っても抜けなかったり……ていうかそもそも鍵穴がちょっとグラグラしてて怖いです。
試行錯誤した結果、鍵を2回転させるとうまく抜けることに気づきました🎉ガチャっという音が2回しますが、1回目の音がした時点では別に鍵はあいてません。謎すぎる……。

次に、掃除が全く行き届いていません!!
まあこれは文化というよりは前の住人の問題なのかもしれませんが……。パッと見はきれいなのですが、戸棚を開けたらなんか茶色いホコリと玉ねぎの皮とタイ米が散らばっていたり、冷蔵庫の中に変な汚れや黄色いシミのようなものがたくさんついていたり、とにかくやばかったです。退寮後に確認とか入らないんですかね?
速攻で掃除用品買いに行ってめっちゃ掃除しました。冷蔵庫も水洗いです。ただでさえ長時間のフライトで疲れていたので、この時はわりと最悪の気分でした(笑)。

そして掃除が終わっていざちゃんと生活準備をしようとしたところ、設備の一部に問題があることが発覚しました。(ほんとになんで確認入ってないんですかね?)
まず洗面台の蛇口が壊れてます。カルキが詰まっているのかなんなのか、蛇口全開にしても水が滴るだけ。蛇口を閉じても行き場を失っていた水がしばらく滴り続けています。しかも洗面台の排水口の栓みたいなところも壊れてます。上下させて水をためたり流したりできるよくあるやつなのですが、これが開きません!蛇口を開けてみたときの水が流れないままもう3日経っています。
あとシャワーの様子がおかしいです。シャワーヘッドの付け根とシャワーホースの付け根からめっちゃ水が漏れてます。使えなくはないから放置してますが……。

寮に言えば修理が入るようなのですが、フランス語でどう説明したものか悩むとか、入居したてで散らかってるのに人入れたくないとか、そもそもすぐ対応してくれるのかわからないとかで、未だにメールを入れていません。たぶん明日あたりに頑張ります。
友達の部屋にはシャワーカーテンが用意されていたようなのですが私の部屋にはありませんでした。シャワー浴びたら洗面台までびしゃってなります。これも言ったほうがいいのかなあ……。

あともう一つびっくりしたのはコンロです。見たことないやつでした。

↑↑↑部屋のコンロ。母いわく「このコンロは日本の25年前の標準装備」

電熱線?みたいな感じのコンロみたいで、火力調整がまだいまいちよくわかってません。タイマーもついてるみたいなのですが使い方がわかりません。ほんとに何も説明がないので全てが試行錯誤です。
どうやらフランスではガスコンロが一般的ではない?のか、近くの家電量販店に行ったときもガスコンロは1個も売っていなくて、あるのはこういった電熱線のコンロだけでした。フランスのエコ意識があらわれてるのかなと思ったり。

ほかにも玄関付近の電気がつけたら3秒で消えるとか、部屋全体を明るくできる大きな電気がない(メインの部屋にベッドライトと机の電気しかない)とかもうなんかツッコミどころは多いんですけどそんな些細なことは気にしないことにしました。ベッドさえあれば部屋なんて快適です。住めば都です。

窓から見える建物が可愛いだけでもう十分だなって思いました。

↑↑↑部屋の窓からの眺め。午後8時とは思えない明るさ

嘘です。部屋が暑いのだけは勘弁してください。
外は昼間でもクーラーなんて絶対いらないくらいに涼しいのに、部屋の風通しが悪すぎてわりかし暑いです。
でも冬にはこの造りに感謝するのかもしれないですね。また寒くなってきたらご報告すると思います。


さて、続いてはお買い物について!

生活を立ち上げるにあたって、近所のスーパーで色々買いました。

↑↑↑家の前のスーパー。1階が食材、2階が生活雑貨や洋服などのコーナー

日本でもそこそこ有名なフランスのスーパー、MONOPRIX。
品揃えはイオンのテナント以外の部分みたいな感じで、食材類から洋服、洗剤、化粧品、ちょっとした家具家電などまで何でも揃って便利です。ただ、こと生活雑貨類については安いものを探すのであれば別のお店になるとは思いますが。

渡航初日は2回モノプリに行きました。
まずは早急に必要な生活雑貨を買います。シーツと枕、鍋兼フライパン、包丁とまな板、そして何より掃除用具!(笑)
モノプリの生活用品の価格だと、一番安い鍋とティファールの鍋がさして変わらない額だったので、初期投資だと思ってティファールのを買っちゃいました。なんかちょっと嬉しいです🥳

2回目は食材を買いました。
フランスは日本より物価が高いイメージがあったしなにより円安(投稿時で1ユーロ160円ちょいです)なので警戒していましたが、見てみたらそこまで劇的に高いという感じではなかったです。ものによっては日本より安いかもしれないです。

この日買った中で安いなあと思ったのはバターです。モノプリが出しているものは250gで日本円換算で400円しないくらい。同行していた友人が買っていたエシレのバターも、具体的な価格は忘れましたが日本で買うより安かったと思います。
フランスと言えば牛ってかんじありますし、乳製品が安いのもそりゃあそうかもですね。
1リットルのバニラアイスも日本円で400円で、トップバリュのより安いかも!と思ってつい買ってしまいました😂部屋が暑いときにちまちま食べようと思います。これは必要経費です。
チーズもものすごい種類があったのですが、なにせ日本でそこまで見かけるものではないので、安いのか高いのかいまいちピンときませんでした(笑)。
フランスらしさといえば、ワインコーナーも広かったです!

それと、フランスで一番安いのはフランスパンです。1mくらいあるでかいフランスパンが0.8ユーロとかで買えます。私のフランスでの主食は間違いなくコレになりそうです(笑)。
一回買えば何食かぶんになるのは良いのですが、すぐ乾燥してしまうので、そのあたりはなにか対策しないといけないなと思います。


そんなこんなでバタバタしていたらあっという間に夜になってしまいました。本当に疲れました。
飛行機では着圧ソックスをつけていてかなり脚が楽だったので気づきませんでしたが、休もうと思って足を見たらめっちゃ浮腫んでました😂みなさんも長時間フライトはマッサージをお忘れなく!


まだまだ書きたいことはたくさんあるので、週末辺りに1週間のパリ生活の総括的なことをかけたらいいなあと思っています。

最後までお付き合いくださりありがとうございました!
コメントなども大歓迎です、ぜひぜひよろしくお願いいたします。

それではまた次の記事で!🇫🇷





↑↑↑モノプリのロゴがボーダフォンにしか見えない。