代償（という小説を読んで）
新幹線で偶然出会ったんです。
前の座席のバックシートに、よく雑誌とか新聞とか入ってるでしょ。
前のお客さんが読み終わって、そのままにして降車しちゃうんでしょうね。
乗員さんに甘えて^_^;
で、つい最近そんなシチュエーションで、
【代償】
って言う小説に出会ったんですよ。
伊岡瞬さんの作品です。
あとあと調べたらHuluオリジナルドラマも制作されてて。小栗旬さん主演で。
AMEMIYAぶっちゃけ新規は読まないんですよ。
小説も漫画も。
いま仕事的にガチで時間無くて。
だから、読み続けている“ワンピース”“キングダム”（漫画だと）、
小説だと東野圭吾さん作品くらいしか読まないんです。ガチで時間無くて。
ぶっちゃけ買ったけど読めてない本がかなりあります。家に。
その日も地方営業帰りだったと思うんだけど、
前の座席のバックシートに入っていた、
この【代償】という小説、
“なんか気になって“
読ませて頂いたんですね。
軽く、“読んでみようかな” みたいな。
したら、びっくりしました。
まだ前半でしたけど、
“胸糞わりぃ”
そんな野郎が出てくるんですね。
主人公では無いんですが。
まあ完全に“こいつやべえし、こいつがキーマンだな”ってすぐ分かります。
20代前半の頃、
東野圭吾さんの“秘密”でさえ、
“なんかやだなぁ”みたいな描写は読み飛ばした私。
この【代償】という作品は、
“読むのが辛くて流し読みした部分”が、
めっっっちゃくちゃ多くて。
特に前半。
なんですけど、結果、
“代償読むことが久々の私の楽しみ”
になっていた。
読み飛ばしたところも戻って読んで。
そのくらい、夢中になったし、色々考えさせられ、思わされた作品です。
オススメするし、こう思う↓
“この作品に出てくる【あいつ】こそが、本当の【悪】。叩くべきは、根絶すべきは、ちょっと調子に乗っちゃった有名人じゃなくて、
本当の【悪人】だろ？”
考えさせられます。オススメです。ライドン。
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