はい、もちろん知っていますよね!!
ベートーヴェンといえばドイツを代表する、超有名作曲家というイメージがあると思います💡
音楽の革命家
と言われることもありますが、意外にも彼の人生は波乱万丈でした。
というのも彼の14歳年上にモーツァルトがいて、子供の頃から「自分もモーツァルトさんみたいになりたい」と憧れ続けていました。
でも「モーツァルトの曲は完璧で非の打ち所がない」と評価されるように、普通に作曲しても絶対にモーツァルトには敵わないという自覚がありました。
おそらく自分の作曲技術にコンプレックスがあったんだと思います。
そこでじゃあ、モーツァルトがやらないことをやろう
と、モーツァルトからのインスピレーションは受けつつも、それを発展させて独自性を出していったんですね。
ベートーヴェン頭いいんだなーって思いますよね!
じゃあモーツァルトがやらなかったことって何?って聞かれると挙げだしたらキリがないのですが、その中から一部を紹介すると
・4楽章ソナタの確立(それまでは3楽章までが当たり前でした。ちなみに交響曲は5楽章まである曲を作っています)
・3個までが当たり前だった調号(シャープやフラットのこと)の数を4~6個まで増やした
・ffとppの多用(それまではfかpしか使われないことがほとんどでした)
・楽章と楽章の間を休まずに演奏するよう指示した
・交響曲の楽器編成にトロンボーン、ピッコロ、コントラファゴット、シンバル、トライアングルを採用して管打楽器でしか出せない色彩感を表現した
・演奏時間が30分超え、交響曲なら1時間超えの曲をどんどん発表、これまでのクラシック音楽の規模拡大を実現した
などなど、数え切れない功績があります。
これらを成し遂げた裏では多くの「失敗」があったからだと考えられます。
というのもベートーヴェンって現代では世界中で高く評価されていますが、生前は何か曲を発表するたびに議論が巻き起こる異端児のような評価をされ聴衆からの反応は常に賛否両論でした。
きっとやっていることが斬新すぎて、みんな理解できなかったんでしょうね😅
中には「音楽の暴力」とか「ベートーヴェンはもはや精神病院行き」とこき下ろした評論家までいたそうです💦
いまでいう誹謗中傷と近いのかな...?
それでもめげずに自分の理想の曲を発表し続けることによって
「あれ、なんかこの人の曲1週回って良くない?」
と逆に彼を支持する聴衆がじわじわ増えて、最終的には現代のような評価に繋がったんですね!
葬儀の際には数万人もの人々が訪れたそうです。
こういう生き方って憧れますよね🥰
現代を生きている私達も困難な出来事から逃げ出さない姿勢を続けていれば、きっといつか成功に繋がると思います。
日々精進していきましょう✨️
愛知県一宮市で生徒募集中↓↓↓
https://www.amemiyaklavier.website/