既に発生している債権や将来債権を譲渡する予約(債権譲渡の予約)も有効です。

 

多数のすでに発生している債権や将来債権を包括的に譲渡する予約(集合債権譲渡の予約)も、予約完結時において譲渡の対象となるべき債権を譲渡人が有する他の債権から識別できる程度に特定していれば有効です。

 

◆債権の移転時期◆

予約完結権が行使された時です。

 

◆対抗要件◆

債権移転の時(予約完結権が行使された時)から、債務者対抗要件及び第三者対抗要件を具備することができます。

債権譲渡の予約がされた時点では具備することはできません。

 

 

雨宮行政書士事務所