今日3月11日は東日本大震災から10年!

もう十年なのか。まだ十年なのか

複雑な思いがします

その日はちょうどその時PCに向かていて、急にめまいがした気分でした

地震と気が付いてテレビに飛んでいきました。

その時たぶん気仙沼港だったと思うのですが、〔まだ潮位は上がっていません}という中継がされていました。

それがこくこくとかわり海の水が岸壁を超え、車を流し始め、大きな流れになるまで唖然としてテレビを見ていました。

真っ黒の流れがまるで悪魔の様にじりじりと広がっていく

平原を走る車に「そっちはダメだよ。!」

逃げてくる車にもっともっと早く

とテレビに向かって叫けびまくっていました

ちゃんと立っていた大きなお寺の屋根と思ぼしき大きな屋根もゆっくりと流れ始めていたんですね

 

まるで映画を見てるような光景が信じられませんでした。

 

まもなく、相方の貿易商社の会社のファックスには。それこそ世界中から{大丈夫か}とファックスが入り

始めました。

当の社員は会議中で地震のことすら知らなかったと話していました。

 

その年の五月かねてから予定していたトルコに行きました。

有名な景勝地カッパードギアに行った時大きな日本語の字幕がかかっていました。

日本語で”日本頑張れ!”と書かれていました

また飛行場で親子連れの娘さんらしいトルコの人が英語で話しかけてきました。

日本は大丈夫か❓地震が大変だったんでしょうと

お父さんも英語で心配そうにいろいろ聞いてきました。

いろいろな国を旅をしていますがこんな風に話しかけられたのは初めての経験でした。

改めてトルコの方は日本に友好的なんだと感じました。

そんなときから10年

「日本では世界最悪の原発事故まで起きたのにまだ原発が稼働してるなんて信じられない」という外国のかたの意見を聞きますとおっしゃる通りですと心さみしく思うのです。

建物やがれき除去などハード面での復興はできても

心の中の復興や人災の部分が解決されてないさみしさ、やりきれなさを感じるんですね

今日は自分のなかの当たり前に過ごしてきた幸せを感じるとともにこんなことも感じましたよ

みなさんはいかがですか

読んでくださってありがとう

ps、黒猫ヒロちゃんはすっかり元気で食欲も出てきて少し安心です