火をおこすのには空気を送る必要があって、キャンプで焚き火をするのにウチワは欠かせないアイテムだ。
まあ、そこら辺にある平たいもので代用できそうなもんなんだが。
こっちの人たちは、見ている限りでは雑誌を二つ折りにしたり、新聞紙を何重かに折ってバタバタやっている。
でもね、そういうのはすごく能率が悪いんだ。
梃子の原理が上手く働かないから、もう、腕が筋肉痛になるくらい、腕ごとブンブン振らないといけない。
でも、このウチワってのが売ってないんだよね、ここボストンでは。
こっちの野外コンサートの会場なんかでたまに厚紙に棒を一本くっつけただけのウチワモドキを配っていることがあるけれど、あれはダメなんだわ。ヘロヘロで。
やっぱり本物のウチワには敵わないよ。
なんで、ウチワ一本まともに作れないのかと。
海外に住んでいると、そういう小さいことでも、そのバックの文化が重要なんだなぁと思うことがよくあるね。
こちらでキャンプに行くようになって数年。
焚き火起こしで使い古したウチワは、いい加減、骨が折れてボロボロになって来ていた。
今年の夏に義弟家族が日本から訪ねてきたときに、キャンプに行ってそのボロボロのウチワを晒した結果、彼らが日本に帰ってしばらくしたら、新しいウチワを何本か送ってくれた。ラッキー。
ピグでもウチワを手に入れたことだし、これで、アウトドアの火起こしは準備万端だ!
