祇園花月 2020年9月17日 | 続アメマのおとしもの

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前日から関西の私鉄2日間乗り放題チケットを使って、近場で一泊二日の旅をしておりました。ちょうど京都にも行ったので、コロナで日本が怪しくなりだした2月以来、7ヶ月ぶりに祇園花月行きました。

再開は7月頃からだったと思うのですが、漫才だけでは行く気になれず、しかもほぼ若手ばかり。8月から新喜劇も再開したものの、やはり漫才に看板さんは出ない。しかも平日の開演時間が15時とちょっと遅いし、なかなか足が向きませんでしたが、今回は旅の途中のいい機会なのでね。

 

 

 

うーん、ネタは三組だけですか・・・。新喜劇も出演者は10人だけで、すっちーが座長とはいえ、内場さんがいないと結構キツイメンバー。

 

 

9月17日15時開演、こ列で観劇。※新喜劇ネタバレ注意。客の入りは50人程度。

漫才は祇園、モンスターエンジン、漫談であべこうじ。どれも受けは微妙でしたので、感想は割愛。

 

 

 

◆祇園吉本新喜劇「すち子の、村祭りでワッショイ!」 作・演出 佐藤トモ

【出演】

村祭りコンパの企画担当者・・・すっちー、その部下・・・新名徹郎、花月村の役場の職員・・・信濃岳夫、花月村の青年団・・・瀧見信行・もりすけ・けんたくん、コンパの参加者・・・金原早苗・岡田直子、借金取り・・・もじゃ吉田、花月村村長・・・内場勝則

【あらすじ】

花月村には若い女の子がいないので、村祭りのイベントとして、都会から女の子が来てコンパをすることになったが、参加者たちは青年団の三人を見て帰ってしまい、残ったのは二人(金原早苗、岡田直子)だけ。しかし早苗はコンパの担当者の新名に一目ぼれ。村の連中は怒るが、そこへすち子の借金取りが現れて、金を返さないならと早苗を人質に。青年団の連中はビビッて助けないが、新名は身を挺して早苗を助ける。それがきっかけで新名と早苗のカップルが誕生するのでした。

 

【雑感】

過疎の村で女の子が都会から来て・・・ってのは、昔からよくある新喜劇のパターンですが、今回は非常に内容が薄い。とにかく出演者が10人でしかも女優は2人だけ。なので話の広げようがなく、舞台上もほぼすっちー、新名、信濃で進んで行きます。初日ゆえのグダグダ感はあるも、すっちーのアドリブでなんとか持ちこたえてる感じ。信濃の回しと内場さんの存在感がなければ、かなりヒドイ芝居になってたかもしれません。

それでもすっちーと信濃の「薄ブルー」の件も7~8分あったり、新名が執拗に殴られるというすち子テイストもあって、結構笑いました。  出演者にもう3~4人いれば、もう少し舞台も賑やかになったかもなぁ。例えば村長はバツイチ(実はバツ8)設定を、嫁がいる設定で浅香あき恵を入れるとか、借金取りはもじゃ一人なので吉田ヒロかマル兄ぐらいは欲しいところ。コンパの参加者も美人・ブスだけなので、もう一人楠本見江子か若井みどりを入れれば面白くなったかもと思いますが、コロナのご時世でいろいろ制約があるんでしょうね。

 

新喜劇は何度も見てる私ですが、実はすっちーが座長になってからは初めてなんです。どうも最近はリーダー週に興味がわきますし、安定の川畑座長を選んでしまいますんでね。