ジョンロブ製Hermes - Jarvis (7年目) | お洒落と言われるより、センスあると思われたいミドル

ジョンロブ製Hermes - Jarvis (7年目)

秋冬のスタメン選手です。


ジョンロブ製のエルメスの靴、Jarvisです。

毎年10月-3月の間、週1,2回履いてます。

ちなみにジョンロブ製エルメスと聞くと、超スペシャルな印象を与えますが、靴のレベルや価格はこんな感じです。

レベル: John Lobb > Edward Green > この靴
価格: John Lobb > Edward Green > この靴




ジョンロブにはない華奢な?感じが気に入ってます。

甲は低いです。

革はイルチアだと思います。ミュージアムカーフです。

ジョンロブと比べると革は柔らかいです。

柔らかいせいか分かりませんが、ジョンロブの革質からは一段か二段落ちるような印象です。



バンプには履き皺はしっかりできてます。

若干、革にもくたびれ感はあり、ジョンロブ級の皺の張り具合はないです。



くるぶし部分にも細かい皺が入ってます。



しっかりメンテナンスしなければクラックの元になりそうな皺もあります。


トゥ部分には傷等はありません。

ミュージアムカーフのムラは美しいです。

履いていて見とれてしまいます。



ジョンロブ製という頭で見てしまうと、革質に物足りなさは感じますが、全体的には良い靴だと思います。


革質はジョンロブが最高とすると、1,2段落ちます。

革質は”中の上”かなぁという印象です。

最近、そこそこの靴でも表面に加工してあったりするので、それを考えると革質は良い方かなぁとは思います。

余談ですが、クロケットアンドジョーンズは特に最近ケミカル感は強い印象です。

表面加工はしばらくすると落ちてしまい、その中からは上質な革が出てくるようですが。

血管の筋がアッパーの前部にあると返品になってしまったりするので、返品を下げるためという理由もあるようですが。



定価は20万円行かないくらいでしたが、10万円位の靴と同じ位の革質かなと思います。

エルメスのブランド料がかなりコスパを乱しているうえ、”ジョンロブ製”というのが期待値を上げてます。

靴としては良いものだと思います。

靴好きには勧めませんが、私は靴好き+ジョンロブ好き+エルメス好きなので即買いでした笑

ただ、”靴好き”というのが、即買いのストッパーとしても働いたのが正直なところです。

状態が良い中古で7万円前後で販売してるので(新品は売ってませんが)、コスパ観点ではまあまあかなと思います。

中古のジョンロブやエドワードグリーンとかと同じ位の値段なので、コスパは良いとまでは言えませんが。



7年目で一度オールソールしてます。

ちなみにジョンロブは7年くらいではオールソールにはならないと思います。

当然、履く頻度とメンテナンスにも寄りますが、週に1,2回、2,3月に1回メンテナンスすれば、ジョンロブだと10年以上は持ちます。



ストラップの金具がシルバーなので、トゥスチールもシルバーです。



つまらない比較ですがトゥスティールを当てる前。



当たり前ですが、両方トゥスチール付けてます笑



佇まいは美しいです。

サイズ感はラスト7000に近いです。

ややロングノーズです。