こんにちは、あめらんですニコニコ


「怖い話」に思う方も

いるかもしれないのでご注意ください。


夏が来ると思い出します。

1990年に家族4人で

新潟・長岡に行った時のこと。

ホテル名も部屋番号も覚えていませんが

ホテルの大部屋が取れずツインを2部屋

隣合わせで取り、2泊しました。


両親と姉と私だったので

父と私、母と姉で1日目。

私は昼に海水浴に行ったのもあり

ぐっすり眠れて快適でした。

2日目の朝。

姉が朝ごはん中ずっと

「お父さん、夜中こっちの部屋に来た?

だって らんちゃんは来れないでしょ?

お父さん、荷物とかとりにきた?

お母さんはイビキかいてたし。」

と、ずーっと言っているのです。

「なんで?何かあったの?」と訊くと

「誰かが夜中に足元を歩いてたの」と。

何かをするわけでもなく

何往復かしていなくなったか

自分が寝てしまったか...

と言う話でした。

「夢じゃない?」と言っても

「起きてた!怖くて

布団をずっとかぶってたけど」

怖いもの見たさもあり

姉が「また」嘘をついているんだ

という思いもあり

「じゃぁ今夜はお姉ちゃんと

そっちの部屋で寝るおねがい


また昼は海水浴に行き

夜は花火をホテルの窓から見たと思います。

そしてその夜...一度眠りに落ちたものの

ふと目が覚めたのですが

聞こえるのです。

誰かの足音が。

確かに、往復しているのです。


怖い話を大袈裟にすれば

「起きてるのはわかっている」と

何かに顔を覗かれ声をかけられる

とか「布団から出ている部分を掴まれる」

とかあるんでしょうけど

そんなこともなく。

ただ、誰かが部屋にいて

歩いていたのです。


夢ではなかったと思います。

その夜は姉はぐっすり寝ていて

足音に気付いていなかったみたいですが。

ホテルの人に訊いても子供の質問なんか

まともに取り合ってくれないだろう、と

結局、あったような、なかったような

曖昧な記憶として

夏になるとぼんやり

「あれはなんだったのかな」と

思っているのです。

夏休みの家族旅行

 

 

 

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