こんにちは、あめらんですニコニコ


先日あるご相談をいただきました。

お客様「関節が太くて指が細いので

クルクル回ってしまって合う指輪が無いんだけど

親指にリングつけたいんですよね。

でもフリーサイズは嫌なんです。」

私「アジャスターがあれば

良いんですよね」

お客様「そんなの無いですよね...」

私「あるよー」(田中要次さん風)


と言うわけで作りましたニヤリ

このリング

一本の丸線から

一筆書きのように

できているのです照れ


最初の作業は一本の丸線をネジネジして

この形を作るところから↓

これが最終的にこのリングになります。


親指の細い部分のサイズに合わせて

螺旋状のリングを作成

この時点でねじりがの数が合わないと

失敗作になります。

叩いて伸びる分なども

ちゃんと計算していきますが

どのくらい伸びるか、は

経験しないとわからないです。

特に螺旋状のリングは

サイズが伸びやすいので

そこも注意が必要です。

ハサミの持ち手の部分と

左の輪っかの部分を

ぎゅっと摘んでもらうと

関節の部分の太さに大きくなるよう

バネ感を作りました。

この部分もサイズ調整と同じく

「職人の長年のカン」と「技術」

かなと、思います。

彫金をしている人には

わかると思いますが

「けしてナマッていないけど

少し柔らかみがある」状態を作ります。

お客様のご希望で

燻し銀にしました!


お渡しの際は

リング用の芯がねと木槌も持っていき

程よいサイズ感になるよう

微調整をしてお渡ししました。

(ついでにお手持ちのリングのサイズ調整も

させていただきました)


大変喜んでいただき

嬉しい限りですおねがいおねがいおねがい


ありがとうございました✨

意外と技術が要ること

 

 

 

 

 

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