日本のマーケットを狙っていたのはオランダばかりではありませんでした。
フランスからも日本を目指してやってきます。
clause semenes (クラウス) です。
有名なのは固定種のシャロンミックスを保存していた会社です。
また、スイスジャイアントの選抜採り返しと思われるDREAMS(ドリームシリーズ)8色も持っていました。
しかし時代の流れには逆らえずついに
これまであった【F1FAVORITE(フェバリット)】をたたんで、満を持して発表したのが、【F1SPRINGTIME(スプリングタイム)】シリーズでした。
国内の人気品種【F1マキシムシリーズ】にぶつけてきました。
そして超巨大輪の【F1スーパーマジェスティックジャイアントシリーズ】にぶつけてきたのが【F1MEDALLION(メダリオンシリーズ)】です。
その決着はもうみなさんご存知の通りです。
他にも初めてミニパンジーと名乗った小輪パンジーシリーズの
Velour(バルーまたはベロア)シリーズやミックス品種のWATEROLORS
(ウォーターカラーミックス)なども引っ提げてきたのでした。
しかしこの会社も間もなくして再編のあらしに巻き込まれ、園芸部門は縮小解体の憂き目にあい
従業員の一部と有志が品種を携えてイギリスにわたり新天地に新しい会社を興すことになります。
もう一つ花の種子生産をしていた会社があります。
それがElidia semenes(エリディア) です。
ダリアのフィガロやルピナスのギャラリーシリーズを持っていました。