広島紀行(1)-12「100歳シデンと愛されヒロデン」
【100歳シデンと愛されヒロデン】
なんだか、この写真の様子も熊本とそっくりで、パッと見ならば、ここは熊本、と言っても全然違和感ないんです。
しかも、
この行き先にある「日赤病院」は、駅こそ無いにしろ、熊本にもしっかり存在する病院なわけで。
以前、広島と熊本が瓜二つ、
と書いたけれど、この風景もそのひとつ。
(広島紀行(1)-③「ウリふたつな広島と熊本」
)
熊本には通称「市電」(熊本市電)、
と呼ばれる路面電車があって、それが丁度今年、2024年8月1日に100周年を迎えることとなります。
一方の広島、
ネイティブ広島の人にちらっと聞いた話によると、
「広島と言えば路面電車だよね」
となるらしく、
「広電」(広島電鉄)は広島県民に愛されているのだそう。
そんな広電、
実はJR広島駅の大規模な改修工事によって、駅の2階に乗り入れするようになるのだとか。
非常にタイミング良く、
これを書いている日(2024年6月17日)の深夜、路面電車の橋桁が2階部分に繋がる大規模な工事がなされたばかりで、広島にとっての、この歴史的瞬間を見守りたい、と深夜にも関わらず、カメラを手に待機する市民もいたのだとか(やっぱり広島の人の郷土愛は強い🥰)。
来年春には駅直結の路面電車が運行する予定だそうです。
路面電車と言えば、
道路を走るのが一般的なので、建物の中の2階に乗り入れ、って想像がつかないけれど、そうなれば通勤通学時に雨にも濡れず、また観光客は新幹線から乗り換えがラクになるので、
とても利用しやすくなりますね。
それにしても、ふたつとも可愛い🩷
路面電車ってなんか可愛くて、見ると嬉しくなるのは私だけでしょうか??
ちなみに、
私の故郷は神奈川にも、
江ノ電という鎌倉と湘南地域を結ぶ路面電車があります。こちらは途中、湘南海岸沿いを走るため人気があり、映画やドラマの撮影に使われることもあるんですよ。