愛しき日々 | みちくさ じゅうちゃん

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「癒される瞬間」

いつも御訪問頂き 誠に有難うございます

 

過ぎ去りし8月15日は 終戦記念日

 

戦没者を追悼し 平和を祈願すること

 

日本人である我々の心得であり ポリシーでもあります

 

終戦記念日を過ぎて間もなく

 

核の脅威を誇示する国が 未だとして存在する

 

残念なことです

 

 

 

 

 

 

ところで皆様 これが何かをご存じですか !?

 

昭和初期のモールス信号 送信用タイプライターです

 

 

 

 

 

単なる印字のできるタイプライターではなく

 

キーを押すことで電気接点が開閉し

 

モールス信号を自動発信する名器です

 

 

モールス信号とは電信で扱われる信号を

 

可変長に符号化する文字コードである

 

 

 

 

そのモールス通信網にある 暗号電文を解読する

 

兵器ばかりでなく 情報化社会の重要性

 

兵士一人一人の命を 尊重する精神

 

日本が太平洋戦争に敗北した理由は ここにある

 

だからこそ 今の日本があるわけです

 

 

 

 

 

この旗をご存知ですか !?

 

左は旭日旗で 日本海軍の軍艦旗として使われていた

 

慶事などの際に「ハレ」「紅白」のめでたさと

 

景気の良さを強調する意匠

 

それでは右は !? これはゼット旗(Z旗)です

 

日本海軍にとって ”Z” の持つ意味合いは

 

アルファベットを順番に並べていくと

 

Zは最後の文字

 

つまりは 後がない最後の決戦

 

「皇国の興廃 此の一戦に在り」

 

「各員一層の奮励努力せよ」

 

航空隊の母艦発艦時には この旗をマストに掲げて

 

大いに士気を奮い立たせた

 

 

 

 

 

 

ドラマ白虎隊の主題歌「愛しき日々」 堀内孝雄さん

 

日米合作の超大作「トラ・トラ・トラ」の画像と合わせて ブログをお楽しみください♪

スマホの読者様は 超ソフトな爪先タップにより YouTube画面へ切り替わりません

 

 

動画製作者  Extra TV さん

 

 

山本五十六が海軍司令長官就任時に 海軍一同が歓迎している場面です

 

 

ナゾの人 飛行総隊長:淵田美津雄(文字の台詞)

 

(画像と台詞は トラ・トラ・トラからの引用)

 

「今度の司令長官は 」

 

「腰抜けやっちゅう話や」

 

「そんな事を言う奴もおるが」

 

「 これからは飛行機の時代ということを 心得ている人だ」

 

 

淵田中佐(田村 高広)

 

 

ナゾの人 連合艦隊司令長官:山本五十六(文字の台詞)

 

「雷撃機で真珠湾を やれんかな !?」

 

当時としては前例のない 奇想天外な奇襲作戦である

 

「が... しかしだ」

 

「和平の道が 切り開け」

 

「それゆえ帰れと 命ぜられて」

 

「尚も 帰れぬと考える指揮官は 直ちに任を解く」

 

「即刻 辞表を出せ !!」

 

 

世界情勢に通じる山本は

 

一貫してアメリカとの戦争回避を 最後まで唱える

 

「アメリカとの戦争は 一大凶事なり」

 

敵対する軍令部には 命を狙われながらも抵抗した

 

 

山本長官(山村 聡)

 

 

風の流れの 激しさに♪

 

告げる思いも 揺れ惑う♪

 

 

山本の思いも空しく 国内世論も戦争へと 拍車をかける

 

戦争を回避すべく 和平交渉への道は無いものか

 

時間をかけてでも 談判できる逸材は皆無か

 

やるなら先手必勝 即 和平へと導く

 

長官の職を辞するよりも

 

日本を守る軍人としての責任がある

 

 

 

 

右矢印右矢印右矢印 「電文 ! ニイタカマ  ノボレ...」 右矢印右矢印右矢印

戦闘開始の意味(暗号)

 

もう少し時が ゆるやかであったなら♪

 

この瞬間が 来てしまった...

 

もう少し時が 優しさを投げたなら♪

 

 

皮肉にも真珠湾奇襲攻撃

 

立案した山本の脳裏に 炎の電文が駆け巡る

 

 

 

興奮冷め止まぬ飛行機のりは 出撃前の盃を交わす

 

 

 

 

「おやじ おふくろ 行ってきます」

 

 

 

 

 

ひたすら夜を 飛ぶ流れ星♪

 

急ぐ命を 笑いますか♪

 

 

 

 

ナゾの人 南雲中将:(文字台詞)

 

「皇国の興廃 この一戦にあり」

 

「諸氏の双頭を見送るにあたり」

 

「激励の辞は述べない」

 

「皆の士気を高めるべく」

 

「Z旗を掲げて これに代える」

 

これは出撃前に母艦内で 南雲中将がアナウンスした内容である

 

 

縦横無尽の護衛戦闘機(零戦)は

 

先陣を切り 甲板から飛び立つ

 

 

 

 

ナゾの人 源田参謀:(文字台詞)

 

「全隊員 意気軒昂」

 

「若い者は いい」

 

「ひたすら 勝利を信じてる」

 

「皆 この日の為に備えてきたのです」

 

艦橋から 指揮官達は見送る

 

 

         南雲中将(東野 英治郎) 源田参謀(三橋 達也)

 

 

空へと飛び立つ隊員は皆 希望に満ち溢れていた

 

総隊長-淵田 183機の空中攻撃隊を従える

 

「隊長 ラジオからホノルル放送が流れてきます 🎶」

 

「よし ! その電波に合わせ 道しるべにしてゆけ」

 

 

 

 

「この辺りには 有力な敵の対空砲陣地があるのだが...」

 

「一発も撃って きよらんな !?」

 

「隊長 ! それと上空にも」

 

「敵 戦闘機の姿は 見当たりません !!」

 

 

 

 

「ん... 発信 !」

 

「我 奇襲に成功せり」

 

「トラ ! トラ ! トラ ! や~」

 

トラ・トラ・トラとは

 

真珠湾攻撃が奇襲により開始される意味(暗号の打電)

 

 

 

 

気まじめ過ぎた 真っ直ぐな愛♪

 

不器用者と 笑いますか♪

 

 

 

 

「全軍 突撃せよ !!」

 

昭和16年12月8日午前3時25分

 

ここに太平洋海戦の火蓋は切られた

 

 

 

 

かたくなまでの 一筋の道♪

 

愚か者と 笑いますか♪

 

 

 

 

「お~い 隊長のお帰りだぞ~ !!」

 

「隊長 おめでとうございます」

 

「ん...」

 

 

 

 

山本の構想は 見事に外れた

 

「いったい米空母は 何処に行ったんだ !?」

 

初戦で米空母に大打撃を与え

 

戦意を喪失させる 目論見が叶わなかった

 

「これでは 眠れる巨人を起こし」

 

「奮い立たせたも 同然ではないか」

 

 

 

 

愛しき日々は ほろ苦く♪

 

一人夕日に 浮かべる涙♪

 

 

 

 

真珠湾攻撃 この初戦は大成功とも言えたが

 

この後の戦局は 一転する

 

 

 

雲の切れ間に 輝いて♪

 

空しい願い また浮かぶ♪

 

 

  山本の最後(役所 広司)

 

 

死に場を戦場と定めた山本

 

我が身との引き換えに 戦争の早期終結を願う

 

 

 

愛しき日々の 儚さは♪

 

消え残る夢 青春の影♪

 

 

 

 

 

 

山本には戦前2年間の 海軍駐米武官となり

 

アメリカの国情を視察した経験がある

 

 

山本五十六

 

 

巨大な国力と 豊富な資源

 

産業大国 アメリカを知る一人

 

 

 

 

「多くの日本人は アメリカ人の民主的政治を 統一化を欠く政治」

 

「明朗に生活を楽しむ態度を贅沢」

 

「自由な精神を 道徳の退廃と 教え込まれている」

 

「だが これはとんでもない 誤りである」

 

「戦うことになれば 」

 

「これまでにない 最強の敵になることを 肝に命ぜよ」

 

「これは油断を戒めるものではない」

 

この山本の台詞は 最も印象に残った言葉です

 

 

戦争に青春を賭けてしまう 二人の別な側面とは

 

 

最後に東京空爆のおり帰還できず 中国へ不時着をし

 

日本兵に捕らわれ 捕虜となったジェイコブ・ディシェイザー氏

 

 

淵田美津雄(元真珠湾攻撃航空隊長)と ジェイコブ・ディシェイザー(元米軍曹)

 

 

戦後ジェイコブ・ディシェイザー宣教師の書物を読み

 

関心を抱いた淵田氏に どんなエピソードが直面したのか

 

いったい俺はなぜ 戦場や裁判からも 生かされたのか

 

何か見えない力にでも 守られているのか

 

淵田氏は聖書を片手に 初めて生き残った理由を悟る

 

自らがキリスト教徒となり アメリカへ伝道の旅を実行した

 

A級戦犯扱いを受け 東京裁判の壇上を経て語る本音

 

「真珠湾の英雄」を武器とし 各州から批難されながらも

 

戦争はお互いの無知さが招いたこと

 

謝罪でなく理解し合うことが肝要 憎しみの連鎖を断つ

 

”戦争の爪痕”

 

語り継げる大人になること それが我々の責務なのです