https://trafficnews.jp/post/97135

抜粋、
1位 松本空港、標高657m
「日本で一番空に近い空港」を名乗るとおり、日本で航空会社が定期便を運航している空港のなかで、もっとも高い。

2位 福島空港、標高372m
標高372mです。2020年6月現在、国内線では新千歳、伊丹への定期便が運航されているほか、台湾や東南アジアからの国際チャーター便なども飛んでいます(新型コロナの影響でいずれも運休中)。

3位 広島空港、標高331m
作りも特徴的、中国地方で最多の利用者を持つ空港で、三原市の起伏の激しい地形のなかにあることから、たとえば滑走路に西側の進入灯が、もともとの地形のまま対応するため橋のようになっているなど、国内の空港のなかでは比較的ユニークなつくりをしています。

4位 鹿児島空港で、標高271m
東に霧島連峰、南に桜島が眺望できる十三塚原の台地にあり、JAL(日本航空)グループの地域航空会社、JAC(日本エアコミューター)の拠点で、九州圏内では福岡空港に次ぐ利用者数があります。

5位は岡山空港で、その標高は246m正式名称は「岡山桃太郎空港」
羽田、新千歳、那覇を結ぶ国内線だけでなく、アジア方面への国際線も就航しています。空港のターミナルビルに特徴があり、同県で「白壁の町」として名高い倉敷市にちなみ、白壁をイメージした和風の建物となっています。

●写真は、張り付け出来ませんでした。元ウラル張り付けてあります。ご覧ください。

 

ちなみに、広島、鹿児島、岡山の3空港はともに、本来県内の別のところに空港があったものの、拡張や滑走路の延長が難しいなどの理由から、現在の場所に空港を移したという共通の背景があります。

 なお、空港の標高が高いことは、もちろんパイロットは事前にそれを計算のうえフライトに臨んでいるので問題はないものの、そこを出発する飛行機にとって、大きな影響があります。

 標高が上がれば上がるほど、空気(酸素)が薄くなることから、標高が低い場所と比べ揚力が減少するほか、エンジンパワーが出にくくなるなど、いわゆる「離陸性能」が下がります。これにより、標高が高い空港では離陸するときの滑走距離が長くなるなどの影響があります。