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人間は心の中に、誰でも2つのコップを持っているそうです

1つが“自己承認”で、もう1つが“他者承認”

人に多くを与えることができるのは、
「他者承認のコップ」に水が満杯になっているときなんですが、
コップの配置の関係で、

「自己承認のコップ」
が溢れた後にしか、
「他者承認のコップ」
には水が入らない

つまり、
人に多くを与えるには
“自己承認”ができていないとダメなんですね

“自己承認”ができている状態とは、
「自分は周りの人を幸せにする力を持った祝福された存在だ」と心から思える状態
つまり“自分自身の「存在承認」”がされた状態なんですね


だから何よりも先ず私たちが心がけるべきことは、
「自己承認のコップ」を満杯に満たすことなんです


そのためには、
「自分が生まれた、それだけで幸せなんだ」という存在承認ができないといけないんです



例えば、
子どもが「夢を叶えるためには何をしたらいい?」と行動ばかりを聞く場合があります

これは「存在承認」がされていない証拠ですこれでは上手く行きません

大人の場合も一緒です。

行動から入る人、存在が承認されていないと思われる人は、目先の目標しか話しません。

そうすると、
自分の夢や目標を自分のできることから考えるようになります。

その結果、
自分の能力の限界を超えるような目標は達成しにくくなってしまうんです


一方、存在感がしっかりしている人は、
目先の目標も言いますが、必ず最終目標にも触れます


すると、脳細胞がこう働くんです。
「それを達成するのはどうしたら良いか?」

要するに、
自分の能力の限界を超えたところに目標が出てくる可能性が高まり、
大きなことが達成しやすくなるということなんですね


幸せな人生の第一歩は、
“自分自身の存在に対する承認”から始まるんですね





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