今回はETH分裂のきっかけとなった、去年6/17のTheDAOハッキング事件に絡んでCEOのザック氏が語っており(後半)、その問題点から反省点まで、もうまさにぼくの思うところとほとんど一致していました。
しくじったら終わりでなくて、それを踏み台にするというヤツ。
では、恒例の長文気味なやつですが、和訳を読んでみましょう。SNGLSまた追加買いしたくなりました(笑)
SingularDTVはDAOの理想形なのか?~新しいエンターテイメントエコノミーへの出資
DAOと、その忌まわしい「ハッキング」から一年が経ちました。振り返ってみると、遠い昔のように感じられます。それ以降イーサリアムには様々な出来事が起こりました。
DAOの崩壊のさなかにあっては、イーサリアム上でアプリケーションをローンチするなど、はるか未来の事のように感じられました。そして今、最初のアプリケーションのローンチを間近に控え、SingularDTVはイーサリアムが一年で遂げた発展を実証することになります。
以前のブログ記事“Launching Blockchain Applications in 3,2,1…(英語)”の中で触れたように、私たちは世界中のアーティストたちを、ニューヨークにある私たちのスタジオに招待し、私たちの2つのアプリケーション “Tokit”と“Launchpad”を試用してもらいました。アーティスト、ホスト、プレゼンターを、ローンチデモの収録に招き、イーサリアム、分散型コンピューティング、そしてSingularDTVについて話し合えたことは素晴らしい経験となりました。
今後の一年間、「イーサリアム」と「SingularDTV」という言葉は、私たちの予想を超えて広がっていくことでしょう。ドラマ“シリコンバレー"のような人気番組でさえ、分散型インターネットの概念を、メインストリームの中で取り上げています。私が言っているのはシーズン4の初回のことです。
そのエピソードの中でRichardは「分散型インターネットを構築したい」とRussに言うのです。Russは「それに投資してみようかな」と返します。Russ Hannemanを演じているのはChris Diamantopoulosです。彼は素晴らしい俳優であり、SingularDTVの仲間でもあります。
Chrisはここニューヨークで、ブロードウェイミュージカル『Waitress』に出演しています。そのため自然な成り行きとして、私たちは彼を私たちのセットに招待し、ドラマ“シリコンバレー"について話してもらうことにしました。
そこで制作者たちがシーズン4のプロットのアイディアを思いついたのです。ConsenSysに携わっている、私たちの良き友人であるSam Cassattはブログ記事を書き、次のように問いました。「“シリコンバレー"シーズン4のテーマはイーサリアムなのでしょうか?」と。Chrisと話をすることで、私たちはその答えを知ることができました。