
木枠コンポストには野菜や果物の残さのほか
雑草や剪定枝も入れています。
観察するといろんなものがやってきます。
その一部を紹介しましょう。

これはコウカアブです。(昔から日本にいるアブです)
これに良く似たものがアメリカから沖縄へ、
沖縄から日本中へ広がったアメリカミズアブがいます。
見た目はほとんどかわりませんが、
アメリカミズアブは触角が長いです。

こちらはショウジョウバエです。
たくさんいます。特に酸っぱいものに寄ってきます。

次はアリです。野菜や果物に寄って来たり、
虫の死がいなどにもやってきます。

最後はナメクジです。
周りに見えている黒いブツブツはダニだと思います。
目に見えない微生物のほかにも、このようなものたちが
木枠コンポストの中で活躍しています。

5月中旬からは剪定枝も入ります。
これから夏にかけて庭木の剪定枝をどんどん入れていきます。

3日ほどたつとカサも下がってきますよ!
新しい残さや大きめの生ごみも入れます。

残さや生ごみ類が入ると臭いがするので、
100倍に希釈した分解酵素を回しかけます。
このようにして、木枠コンポストで堆肥ができます。
木枠コンポストに生ごみを投入せず
剪定枝や雑草、落ち葉だけで堆肥を作る場合は
米ぬかなどを間にはさみながら投入すると
ぬかのエネルギーで分解が早く進みます。