決算書を読む | ア・メグロ ~目黒から赤坂に移転した社長のブログ~

決算書を読む

他社の決算書を見るのが好きである。


渋谷・大盛堂の政府刊行物コーナーで、よく有価証券報告書を立ち読みしていた。

大盛堂がなくなったのが、惜しまれる。


今日、取引先の決算書を見せてもらった。


「非課税売上」というのを、初めて見た。

例えば、中国→日本→韓国 と物が売買される場合、

商流(伝票の流れ)は日本のこの会社を通すが、物流は中国→韓国 と行く。

この場合、売上は立つが、消費税は発生しないのだと言う。

これに伴って「非課税仕入」などの項目も生じていた。 ややこしい。


さて、決算書の一番の見所は、在庫、仕掛品であろう。 

経常利益率が1%くらいであれば、仕掛かり調整で いくらでも利益が変わるので、

実質赤字企業と同じだと思っている。

表向きがキレイでも、「隠れ在庫」が増えていては、危ない。


当社は、すみやかに処理するために、

1か月以上の仕掛かりは、認めないことにしている。


先週、ジム(といっても市営)で体脂肪率を測ったら、

生まれて初めて20%を越えてしまった。 体重は20年くらい変わっていない。

知らない間に、「隠れ在庫」が貯まってしまった。

1か月で処理したい。。。。。。。