子どもの頃、どこかにぶつけてアザができると「トヂ(栃)塗れ!」と言われました。
トチの実を焼酎に漬けたものが、打撲や筋肉痛などに効くと教えられていたんです。

他にも、蚊にさされたときに塗る自家製の薬(同じく何かの実を漬けたもの)があったり、庭に生えているユキノシタの葉っぱを絞った汁は…熱冷ましだったかな?こういう民間療法(自然療法?)が身近にあったんです。




あれから○十年、実家の方では未だにそんな薬を使っています。



2日前、アスファルトの道で転んで擦り傷を作ってしまいました。


ザザっと擦れた所とザリっと擦れた所があって、比較的軽い方は消毒後に某軟膏を塗りました。ザリっとの方は水道水で流したあとにお高い絆創膏(パッド)を貼りました。


今日、出社して社長(父)に傷が痛むことを話すと

「だ!何で早ぐ言わねえ。すぐトヂ塗れ。キレイに治んが。」と言われました。


この年になっても心配してくれることは有り難いのですが、ザリっ…からのパッドからの浸出液で保湿じゅうぶんなところに焼酎をかける勇気がどうしても出なくて。


でも代わりにお遣いに出てくれた父の気持ちをを無下にもできないので、息を止めて軽い方に一塗りしました。(←えぇ、ビビりですが何か?)



『ふっっっ…ん……っっく!!』  悶絶。




あぁ親の愛が沁みる。(物理的にも。)









甲状腺疾患が分かって2週間ちょっと経ちました。

少ない量で服薬を始めた慣らし期間が終わって容量が倍になり、ここから1か月の服薬の後に再検査をするそうです。

今思えば、という症状の1つにペットボトルの蓋を開けにくい事がありました。

すでに開けてあるものなら大丈夫なんですが、
新しいものを開けようとすると人差し指の皮が剥けるんです。

お風呂に入ったときに指がしみて、あれ?と思って見てみると、皮が剥けて傷になっていることが何度かありました。

消毒液で皮膚が弱ってるのかなぁと思っていましたが、それだけ力を入れないと蓋を開けられなかったんだと思います。(病院に行く直前あたりは、ペットボトルも缶も自力では開けられなくなっていました。)

そんな状態でまぁまぁ不便でしたが、おととい炭酸水を飲みたくてやってみたら…開けられたヽ(=´▽`=)ノ

些細なことだけど、嬉しかったです。

出来ないことを挙げると悲しくなるから、できるようになった事を書き留めながら前向きにいきたいなと思います。
年明けからの不調の原因が分かりました。
甲状腺機能低下症でした。

何だかテキパキ動けないな・だるいな、から始まって、洗濯物を一気にに干せない、スーパーを一周するのがちょっと辛い…あれ、これはただの体力低下じゃないな、おかしいと自覚するまでの半年間、老化?更年期?といろいろ考えました。

運動量を増やしても戻らない体力。
マッサージでも取れないむくみ。

最近は料理やレポートや食事をするにも手が疲れて、休みながらじゃないとこなせなくなっていました。

これは体力じゃなくて、身体中の筋力が無くなってる。ヤバいかも。と、やっと自覚してかかりつけの先生のところで採血⇒結果を聞きに行ったら
『この数値は今日これからすぐに専門医にかかって、服薬を始めないと!というくらい低いです。』
って。

子どもの頃に機能亢進症に罹って、毎年の検診でもそれを申告して受けていたから、検査項目に入っているつもりでいました。

でも、細かい項目までは含まれていなかったようで、一昨日の採血を受けたときには数値が限りなくゼロに近くなっていたそうです。

急いで専門のクリニックへ行き、問診票を書いて
看護師さんからのさらに詳しいヒアリングを受けました。

しばらく待ったあとに呼ばれて、『こんにちは。』と診察室に入ると、二重の男性医師が難しい顔で挨拶を返してきたので、内心(怖っ…ここじゃないとこにすべきだった?)と小さく後悔。

でも、すぐに『あの〜、今 ものすごく体調悪くないですか?』と優しく聞かれて拍子抜け。
(確かに数々の不調はあったけれど、そんなに深刻には考えていなかったので^^;)

ボーっとするのも、覚えが悪いのも、しんどいのも自分が甘えて怠けていると思っていたから。変に我慢ができる所が裏目にでたようです。

『違いますよ、全部病気のせいです。本当はもっと出来る。大丈夫、原因が分かったなら治りますから。』と言ってもらえて、気持ちが楽になりました。

今日から服薬を開始して、無理をしなければ秋口には不調がだいぶ改善されるだろうということなので、今年の夏はいつもよりのんびりと過ごす予定です。

とはいえ、やりたいことのアイデアは変わらずに湧いてきているので、ノートに整理しつつ出来ることからやっていくんじゃないかなと。

これを機に断捨離もしようかな。

ま、ゆっくりいきます。
というわけで秋まで少しスローペースになるおしらせでした。

 

この10年で変わったことと言えば

携帯電話に代わってスマホを使うようになったこと。

自動車免許の色が金ぴかになったこと。

甥っ子と姪っ子が出来たこと。

学生に戻ったこと。

楽器を買ったこと。

実家の場所。

飼い猫。

仕事。

 

ああ、年号も変わりました。

結構あるなぁ。

 

いつの間にか生まれた町で過ごした時間より

盛岡で過ごした時間の方が長くなっていて、

自分の記憶を共有できない友達も増えました。

 

逆に、新しい時間を一緒に過ごしたり

違うステージで生きる家族を不思議な気持ちで見たり

いなくなった人のことを想ったり

 

10年前は想像すらできなかったところにいるなと

時々気が付いて、何とも言えない気持ちになったりもします。

 

生きてるからこそ、なんだけど。

 

明日からも、無理はせずに目の前のことを淡々と…

でも自分なりに丁寧にできたら、

次の10年もまあそこそこって言えるかな。

 

そんなことを考えた一日でした。

 

 

 

 

 

最近ツイッターで見つけたお魚やさんがあって、前に買ったホタテが美味しかったから
今日は牡蠣を購入しました。

たくさんあったので、鍋用に取り分けて
冷凍したあとで調理開始。

小さめですとのことでしたが、
洗って見たらこんなに大きい。


片栗粉と塩で揉んで、振り洗いを繰り返すと
白いきれいな美人揃いになりました。


まずは牡蠣ご飯用に出汁で煮たら
プリップリに。


残りは牡蠣のオイル漬けというレシピが
あったので、作り置きにいいなと思い挑戦
しました。

こちらは明日以降の方が味が馴染むそうなので、瓶の中でおいしくなってもらうことに。



今夜は牡蠣ご飯をいただきました。


お肉は下処理からやることがあまりないけれど
殻付きのホタテ、シュウリ貝、アワビ
サンマ、カレイ、イカ、タコなどはします。

サンマは頼まれれば小骨と内臓も取ってから
焼くので、下処理をするときは立入禁止です。

鼻歌を歌いながら頭を落として
お腹に包丁を入れるところを見て
「怖い…」といわれたことがあるからです。

血のついた刃物と内臓といくつもの生首を見たら無理もないけど、沿岸育ちじゃない人に魚を出すときはだいたい内臓まで取ってほしいと言われるからやってるだけなのに…

そんなことを考えながら牡蠣を洗っていたら
「大きいね〜。立派に育ったねぇ」 
「白い肌、きれいよ〜」
「プリプリだねぇ、いいよいいよ。」

今日も喋ってました(笑)

やっぱり、調理中は立入禁止です。