あれ? ぼろ負けしたインパルス戦はどうした? とかいう耳が痛い声は聞かなかったことにして、そそくさとまいりましょう! いよいよweek3です。9月18日に王子スタジアムにて行われましたアサヒ飲料チャレンジャーズ×エレコム神戸ファイニーズの試合の模様を簡単にお届けします!(アズワン×サイドワインダーズとインパルス×ファイニーズ戦はまた後日書きます。はい)
コイントスの模様です
アサヒ飲料:7番森悟主将、95番山本拓也、75番黒川晴央
エレコム:4番香山裕俊主将、80番南本剛志、14番池田雄紀
コイントスに勝利したエレコムが後半チョイス。エレコムのキックオフ、飲料レシーブで試合開始です。ちなみにこの日の王子スタジアムはひどい雨予報。試合開始時点では雨はないものの強風が吹いていました。
エレコムK13高井善朗(大阪府立大)のキックオフ、飲料のリターンにより試合開始。
飲料のオフェンススターティングメンバ―の一部。RBは21番安藤賢司(福井県立大 新人!)が入っています。
飲料、注目のファーストドライブ。RB21安藤のラン5YDゲイン!
安藤選手のナイスゲインから始まるこのドライブ。
続くWR1 Donnie King(Hawaii)のジェットスィープはエレコム4番香山裕俊(関西学院)がナイスタックル!
注意しなければならない飲料の外国人選手たち。エレコムファンとしてはこの1番のキング選手と9番のロジャース選手を特にマークしていました。
3rdダウンのパス失敗で飲料のファーストドライブはパントへ。
この4thダウンにいきなりエレコムにビッグプレイ! 飲料P5宮沢茂久(京都産業大学)のパントをエレコムがパントブロック!!
ブロックはDraperではなく53番Dustin Martin選手でした。ブロックされたボールは転々と転がり・・・・・・。
ボケボケですが、Draperが鋭くリカバー!! エレコム敵陣4YDよりの攻撃へと絶好の得点チャンスです!
もうすっかり定着してきたQB3木下選手! エレコム注目のRB9番Canzeriはこの日もサイドライン。RBは21番稲毛選手です!
ファーストプレイ、RB21稲毛照孫(関西学院)のランでTouchdown!
雨を含んだフィールドが重そう・・・・・・。水しぶきを立てながらRB21稲毛選手がタッチダウン!
タッチダウン後のRB21稲毛選手!
WR87高尾選手がセレブレートに駆け寄ってきます! ゴール前4YDからランできっちりとタッチダウンを獲得した稲毛選手です!
「え? え? 糟谷選手?」とエレコムファンも混乱のQB糟谷選手のキッカー起用。パントが上手なのは知っていましたがまさかスコアリングキックまで蹴るとは!! 公式コメントを見ると様々な可能性を考えてということのようですね。糟谷選手のキック成功で、ディフェンスのビッグプレイからのチャンスをタッチダウンに繋げ、エレコム先制です!
1Q残り10:14 【アサヒ飲料0-7エレコム】
飲料自陣25YDより。いきなりタッチダウンを奪われた飲料でしたが気を取り直してオフェンスを組み立てなおします。 RB21安藤のランランで3rdD1。その1YDも中央ランでFD獲得! ランプレイを使った後はQB2加納→TE9 Darwin Rogersへ。28YDパス成功FD! 1枚目
「止めろー! そいつがルパンだー!」と銭型警部の絶叫を真似したくなるほど、警戒していたTE9番ロジャース選手! 194cm、113kg。対戦相手にとっては危険な選手です><
2枚目。くるっと回ってディフェンスをかわすTE9 Rogers!
大きな体格にも関わらずこの機敏な動き。飲料、ロジャース選手のランアフターキャッチで敵陣34YDまで前進です。
順調に敵陣34YDへ前進した飲料でしたが、パス失敗などで3rdD9。QB2加納のランもFDには至らず。
飲料、K17影山進治(東京学芸大学)が46YDフィールドゴール成功!
エレコムDraper選手が横っ飛びもK17影山選手のキックは成功! 飲料、すかさず3点を返します。
1Q残り6:07 【アサヒ飲料3-7エレコム】
キッキング中飲料にアンスポがありエレコム敵陣48YDよりと好ポジションから。
エレコム敵陣48YDより。飲料インターフェアで敵陣33YDへ。QB3木下のキープ、RB33長谷のラン、3rdD1 木下のスニークFD!敵陣22YDへ前進もこのあたりでフィールドには激しい雨が降りしきり悪条件でのオフェンスです。
お互い反則などがあり、エレコム敵陣12YD付近より3rdDロング、QB3木下のキープもFDには至らず4thダウン! QB11糟谷登場しギャンブルの構えに飲料思わずタイムアウト。タイムアウトを取らせたことに満足したか、結局エレコムはFGトライへ。しかしこの短めのFGを飲料がブロック! エレコム、フィールドゴール失敗です。
写真を見ると9番Rogers選手か・・・・・・。エレコム追加点のチャンスも飲料のナイスディフェンスに阻まれ、ものにできません。
飲料自陣よりの攻撃へ。RB24白神有貴(大阪府立大)のランがナイスゲイン、FD!
RB24白神選手のランでFD! エレコムはこの白神選手のランにこの後も散々苦しめられることになります。
さらに中央ナイスゲインでFD! 敵陣43YDへ前進した飲料ですが、悪天候が影響したかここで飲料にミスが発生。ランプレイ中ファンブルロスト!
零れたボール!! よりもスタンドではすぽーんと飛び上がった飲料の白いヘルメットに注目が!! 「あのヘルメット、よう飛んだなー」というヘルメットの軽やかな飛翔の様子は写真右上に見られます。しかし、このファンブルロストでラン中心にリズムをつくってきた飲料のオフェンスがターンオーバーに。攻撃権はエレコムへ移ります。
1Q終了 【アサヒ飲料3-7エレコム】
2Q開始です。エレコム自陣43YDよりとなかなかのポジションから。パス失敗のあとの2ndダウン、RB21稲毛のランは飲料DL99前村和真(追手門学院大)のロスタックル!
やはり強い飲料ディフェンス。99番前村選手と47番藤原選手のナイスタックルで3YDロスのエレコム。
WR81酒本和樹(関西大学 新人!)へパス成功も1YD足らず。
雨ということもあってかパスドロップも目立ったエレコムレシーバー陣。しかしここは新人WR81酒本選手がナイスキャッチ! しかしFDには至らず。
こちらもエレコム大事な新戦力!! 近藤選手のナイスパントで陣地を大きく押し込みます。
飲料自陣10YD付近よりと厳しいフィールドポジションからでしたが、ここからが今までWEST2強の名をほしいままにしていたチャレンジャーズの本領発揮です。 RB24白神のランランFD!
白神くんのランが止まらない、ランランでFDを更新するとここからはQB2加納選手が魅せます!
QB2加納からRB44川淵やWR82横山へパス成功! FDを更新し自陣40YDへ前進すると、QB2加納→TE9ロジャースへのパス成功やQB2加納のスクランブルでFD! あっという間に敵陣40YDへ!
ゴール前10YDからのオフェンスでしたが、ランにパスにと多彩な攻めを見せ次々とFDを更新。QB2加納選手、自らの足でもFDを獲得です。
飲料敵陣40YD付近より。ここで、飲料にビッグプレイ! RB24白神のオープンが抜けTouchdown!
RB24白神選手の力強いオープンランに追いつけないエレコムディフェンス陣。白神選手が40YDほど走りきり独走タッチダウン!
K17影山のキックも成功し、飲料が逆転に成功です!
2Q残り6:12 【アサヒ飲料10-7エレコム】
エレコム87番高尾祐樹(桃山学院 新人!)のリターンにより自陣28YDよりの攻撃でしたが、QB3木下のキープでFDを1度更新したのみでパントへ。
高尾選手のナイスリターンからのオフェンスでしたが、エレコムは4thダウンパントへ
アサヒ飲料自陣よりの攻撃。エレコムディフェンス陣、DL53Dustin Martin、DL92伊藤大(名城大学 新人!)のQBサックで大きくロス
「おし、止めた!」と肩を叩き合うMartinと伊藤選手! このロスヤードもあり飲料のオフェンスもパントへ。
前半1:55を残してエレコムに攻撃権が回ってきます。
エレコム自陣よりの攻撃。前半残り2分弱です。 QB3木下のキープでゲインし・・・・・・。
よく走ってました! 木下選手のキープでゲインすると。
QB3木下→WR84常包健二へパス成功FD! さらに追い込まれた3rdダウン、WR16和田俊亮(関西学院)へのパス成功でFD!
キャッチの瞬間の写真はありませんが、キープレイのパス成功! 84番常包選手、16番和田選手と良いキャッチが続きました。さらに飲料にパーソナルファウルがありハーフディスタンスの地点、敵陣15YDへ前進したエレコム。残り30秒ほどですがタッチダウンの可能性を残します。
しかしこの敵陣15YDよりの攻撃はパス失敗×3で4thダウン。エレコム、FGトライへ。K11糟谷のフィールドゴール成功!
糟谷選手のFG成功! 前半残り10秒で同点に追いついたエレコム。このまま前半終了です。
前半終了 【アサヒ飲料10-10エレコム】
予想通り両者一歩も引かない好ゲームとなりました! 息詰まる攻防の応酬となったこの試合。1Q冒頭にラッキーな形で先制点を挙げたエレコムでしたが、飲料がじわじわと本領を発揮。長いFG成功と白神選手の独走タッチダウンで逆転し、3点差のまままま前半終了かと思われた前半残り1:55、エレコムオフェンスが食い下がります。 前半残り2分弱から、QB3木下選手のランやパス、さらに飲料の反則にも助けられ最後はキッカーとして登場した糟谷選手のFG成功で3点追加。X1WEST重要な意味を持つ同地区対決は前半を終了し10-10の同点で折り返しとなりました! 後半へ。