ライスボウル2016 パナソニック x 立命館大学②(や) | アメフト観戦女子(関西)のブログ

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平成28(2016)年1月3日(日)に東京ドームにて行われたライスボウル(アメリカンフットボール日本選手権) 社会人王者・パナソニック学生王者・立命館大学の試合レポの続きです。

今年のライスボウルは3万人以上のお客さんが詰めかけました。
(写真は、ハーフタイムの時のものです。)

第1Q終了、パナソニック 3-3 立命館大学

<第2Q>

パナソニック、このシリーズのQBは第1Qに引き続き、18番大原選手(神戸大学卒)。
2ndダウン11、敵陣35ヤードから。
立命館ディフェンス、56番LB浦野選手(3回生)らのナイスタックルで、ここもゴール前で耐え、続けての1stダウン更新は許さず。

4thダウン3、11番K佐伯(兄)栄太選手(桃山学院大卒)の43ヤードフィールドゴール成功!
ホルダーは、WRでもある15番頓花選手(立命館大学卒)。
パナソニック 6-3 立命館大学、2Q残り13:30
さすが佐伯(兄)選手、40ヤード代前半のFGはしっかり決めてきます。

パナソニックの16番K佐伯(弟)眞太郎選手(立命館大学卒)のキックオフは、タッチバックに。
うんうん、佐伯くんのキックオフは、無理して返さない方が得策、得策。(…と、一緒に観戦している方もおっしゃってました。)
立命館大学、自陣25ヤードから。
11番QB西山選手(2回生)→86番WR猪熊選手(3回生)のパス成功、32番RB西村七斗選手(2回生)のランでゲインし、3rdダウン1、ここでQBを12番植村選手(1回生)に。

ランプレイで押し切るような隊形でしたが…、

12番QB植村選手→85番TE成田選手(1回生;写真↑)の22ヤードロングパス成功!敵陣44ヤードへ。
しかし、パナソニックの12番DB今西選手(立命館大学卒)、43番DL脇坂選手(日本大学卒)らからのナイスタックルで、続けてはダウン更新できず、4thダウン7に。

ちなみに、12番DB今西選手が立命館大学4回生だった時が、学生チームが勝った最後のライスボウル(2009年)です。(写真は違う場面の時のものです。)
この日、パナソニックサイドでは12番(NFLでは12番目の選手=ファンという意味があります)の番号がプリントされたブルーのTシャツが配られていたので、パナソニック側のスタンドでは12番DB今西選手が大人気みたいにw
立命館大学のチームTシャツでも12番の背番号のものがあり、立命館サイドはサイドで、12番QB植村選手が人気者みたいになったいましたw(たまたま私が着ていたTシャツもそのタイプでしたw)

43番DL脇坂選手は、日本アメフト界では言わずとしれたレジェンド。
第1~5回の世界選手権にフル出場している唯一の選手なので、世界のレジェンドといってもいいでしょう。
うちの会社の後輩も、「山本昌(野球)、葛西(スキージャンプ)、脇坂(アメフト)は日本三大レジェンドですからねw」と言っていました。
(うちの会社のうちの課は、まったくアメフトに関係ない事業をしているのに、つくづく「なんてアメフトに理解のある職場なんだw」と感心します ^_^;)

立命館大学、ギャンブル隊形から…、

82番P宇治野選手(2回生)がナイスパント。
これは甲子園ボウルでも見せてくれた、相手にギャンブルを警戒させてリターンさせないためのギャンブルフェイクパントですね(^_^)

これが功を奏し、パナソニック、自陣8ヤード付近からと自陣深くからのオフェンスに。
QBは再び8番高田選手(立命館大学卒)に。
1stダウン、8番QB高田選手→2番WR岸本選手のパス成功からのランで26ヤードのロングゲイン!自陣34ヤード付近へ。

さらに、1stダウン、33番RB横田選手(中央大学卒)のセカンドエフォードのランで25ヤードのロングゲイン!敵陣41ヤード付近へ。
パナソニック、3rdダウン5、ランも立命館の91番DL大野選手(3回生)らのナイスタックルで1stダウン更新には至らず。
4thダウン2、パナソニック、タイムアウト1回目。
前半残り7:33


パナソニック、11番K佐伯(兄)栄太選手の49ヤードフィールドゴール成功!
パナソニック 9-3 立命館大学,、2Q残り7:29
実は、立命館の選手がパナソニックのFGチームのシールドをかなり潰しており、ラッシュが迫っていたのですが、見事、長距離フィールドゴールを決めました!
49ヤードFGは、ライスボウルのFG最長記録タイだそうです。
一緒に観戦していた立命館大学ファンの方からは「だって佐伯(立命館大学で4年間キッカーを務め、関西学生リーグの最長FG記録(56ヤード)を持つ眞太郎選手)の兄ちゃんだものw」の声も(^_^;)

パナソニック、16番K佐伯(弟)眞太郎選手がキックオフ。
立命館大学、32番R西村選手がキックオフリターンし、自陣20ヤード付近から。 


QBは引き続き、12番植村選手。
この辺りから「これは、おかしい…」とザワつき始めるT誌いわく「マニア揃いのパンサーズファン」。
ワンポイントQBで12番植村選手ならともかく、エースQB11番西山選手がこれほどフィールドアウトしているのは、アクシデントの可能性が高いと思われました。
うぉぉぉぉ、植村くん(1回生!)、(私、ちょうど12番のTシャツ着てるし)、がんばってーo(;△;)o

立命館大学、86番WR猪熊選手のリバースプレイで1stダウン更新。自陣36ヤードへ。 
81番WR渡邉選手(1回生)のランでゲインし、3rdダウン4、12番QB植村選手→86番WR猪熊選手のパス成功で1stダウン更新。50ヤードへ。

1stダウン、今度はなんとフリーフリッカーから81番WR渡邉選手→84番WR近江選手(2回生)のロングパス成功!約46ヤードゲインし、

ゴール前4ヤード付近へ!
ランプレイ×3も、タッチダウンには至らず。
4thダウン、ゴール前1ヤード。
立命館、タイムアウト1回目。 
前半残り2:52

立命館、ギャンブルのランプレイは43番DL脇坂選手らのタックルでタッチダウンには至らず、ターンオーバー(>_<)!

パナソニック、自陣2ヤード付近から。
24番RBデュプリー選手のラン×2で1stダウン更新×2。自陣23ヤードへ。

2ndダウン10、8番QB高田選手→1番WR本多選手(立命館大学卒)の約40ヤードのロングパス成功!敵陣36ヤードへ。

さらに、1stダウン、8番QB高田選手(写真↑1番右)から…、
(うぅーん、立命自慢のDLが全然届いてないですね…・ノД`)

1番WR本多選手の連続パス成功で1stダウン更新。敵陣23ヤード付近へ。
2015年シーズンのQB高田選手の最ホットターゲットは15番WR頓花選手でしたが、2014年シーズンまでの最ホットターゲットだったのはこの1番WR本多選手!
(なんかモトカノみたいな書き方になってスイマセン…

しかし、続く1stダウン、立命館の30番DB木村選手(3回生)がインターセプトΣ(゚д゚;)
絶体絶命かと思われたこのシリーズ、インターセプトにより無失点で終えることができました(ノ´▽`)ノ
この秋以降シーズンで、なんとこれが初めての高田選手の被インターセプトでした

立命館、自陣6ヤード付近からのオフェンスも、ランで時間を流して、タイムアップ。

前半終了、パナソニック 9-3 立命館大学

<第3Q>

パナソニックの16番K佐伯眞太郎選手のキックオフは、タッチバックに。 
立命館、交代違反の反則で1stダウン15に。 

QBは、引き続き、12番植村選手。
3rdダウン12、立命館が不正なシフトの反則を侵すも、1stダウン更新に至らなかったため、パナソニックがディクライン。 
立命館、4thダウン8、パント。 

パナソニック、このパントを15番R頓花選手がナイスリターン!
パナソニック、敵陣39ヤードからと好位置からのオフェンスに。
立命館の56番LB浦野選手(4回生)のナイスタックルがあったものの、

3rdダウン2、8番QB高田選手→1番WR本多選手のパス成功で1stダウン更新。敵陣24ヤードへ。
スナップミスで大幅ロスし、立命ファンとしては大変安堵したのですが…、
3rdダウン24、24番RBデュプリー選手のランで26ヤードのロングゲイン!敵陣12ヤードへ。(ノД`)ウワーン
パナソニックのホールディングで1stダウン20に。
ここで再びちょっと安堵したものの…、

またしても24番RBデュプリー選手のランで…、

あわやタッチダウンの1stダウン更新(T_T)

パナソニック、ついに敵陣1ヤードへ。 
24番RBデュプリー選手のランもタッチダウンに至らず、2ndダウン1 to ゴール、立命館、タイムアウト1回目。
3Q残り7:59


パナソニック、2ndダウン1 to ゴール、33番RB横田選手のランでタッチダウン!
PATはプレイを選択したものの、8番QB高田選手→15番WR頓花選手→2番WR岸本選手のパスは失敗となり無得点。
パナソニック 15-3 立命館大学、3Q残り7:56
両チーム通じて、ついに初めてのタッチダウンです!

パナソニック、16番K佐伯選手がキックオフ。
立命館大学、32番R西村選手がキックオフリターンし、自陣17ヤード付近から。
立命館大学、これまでキックオフリターンでいずれもいい位置が得られていません…(ノ_-。)

このシリーズから11番QB西山選手が復帰。
この間、代わってオフェンスを遂行してくれた12番QB植村選手も、1回生とは思えぬ冷静なQBingぶりでした!ありがとう(T_T)!
3rdダウン7、42番RB長谷川航平選手(4回生)へのショベルパス成功もダウン更新に至らず。 4thダウン5、パント。

パナソニック、自陣37ヤード付近から。
立命館の56番LB浦野選手の2ヤードロスタックルがあったものの、立命館のパスインターフェアの反則で1stダウン更新。自陣44ヤードへ。
立命館の34番DB奥野敬介選手(4回生)のナイスタックルでノーゲインになったものの、2ダウン10、24番RBデュプリー選手のランで23ヤードのロングゲイン!敵陣23ヤードへ。
パナソニック、8番QB高田選手のキープで7ヤードゲインも、

立命館の93番仲里選手(4回生)などの連続ロスタックルで4thダウン9まで後退し、1stダウン更新できず。

38ヤードフィールドゴールは、立命館の93番DL仲里選手がブロックし、失敗!

立命館、56番LB浦野選手がボールを拾ってリターンし、立命館の自陣38ヤード付近からのオフェンスに!

パナソニックの20番DB斎藤選手(日本大学卒)のタックルなどでロスし、

ロングパスもパナソニックの10番DBポーリー選手のあわやインターセプトのナイスカットで失敗に。
1stダウン更新できず、立命館、タイムアウト2回目。
3Q残り1:15

立命館、パントフェイクからのフリーフリッカーからの84番WR近江選手→82番WR(P)宇治野選手(写真↑)へのロングパス成功!敵陣12ヤード付近へ。


最後は、32番RB西村七斗選手の粘りのランでタッチダウン!
これぞ2015シーズンの立命館オフェンスの真骨頂(ノ´▽`)ノ
PATキックは失敗…。

パナソニック 15-9 立命館大学

立命館大学、まだリードされているとはいえ、フィールドゴールブロックからのタッチダウンで、ついにモメンタムを引き寄せたでしょうか!?!

その③に続く…。