2022年10月27日【プレバト俳句のお題 】
『セルフのうどん店』 をお題にして一句
 

勝村政信 二階堂高嗣 森迫永依 こがけん
中田喜子名人6段 春風亭昇吉特待生5級 梅沢富美男永世名人(あと3句)


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 (10/27:762、10/28: 817)  番組進行のとおり記録しています


・こがけん 2位 70点 才能アリ

行く秋や うどん操る子の 箸高く
  いくあきや うどんくるこno  はしたかく
添削:
箸高く うどん操る子や 秋は行く

(4歳児と2歳児がフォークとスプーンしかで食べなかった子が矯正箸を使ってうどんをつかめるようになった、でも食べるうどんが長い子どもが成長するのは嬉しいのと一緒にはかなさもある、秋から冬に移ろう時のワクワク寂しさに似ていると思ってこの句を選びました:こがけん) (なんであんたが2位のなったのか私が教えてあげますよ語順が悪い、語順さえ直せば1位です:梅沢)

勉強してるのがしっかり分かる句でしたね、行く秋(映像がない季語)に対して中七下五(具体的な映像)を取り合わせてくる、プレバト見てる人はちゃんと学んでくださっていると私は信じています、これがちゃんとできています。「行く秋」寂しい表情もあるので子供の成長はワクワクとした喜びと一緒に寂しさもあるそういう意味で「行く秋」季語を選んだと納得いたしました。そして変えるとしたらオッチャンの言う通りです(会場オオ~~)『箸高くうどん操る子や秋は行く』「や」がすぐ上の言葉を強調「子」の成長を詠嘆するニュアンス、最後には「秋は行く」(会場オオ~、梅沢あ~イイ!、浜田うるさいな)、こうすればこれが今日1位だった(夏井先生)  ぐうの音も出ない(こがけん)会場大笑い
(才能アリ2回で特待生どうですか:浜田)(この人は学ぶ人だと私は思っていますあと1回2回練習してから特待生にいった方が落とされると不幸を見ないで済みます:夏井先生)会場笑い


・森迫永依(ちびまる子ちゃん) 3位 50点 凡人

秋の夜 たゆたう湯気 メガネ曇らせ
  あきのよる やゆたうゆげ めがねくもらせ
添削:
秋の夜の うどんに曇る 眼鏡かな

(メガネが曇るのも気にせずに目の前のうどんを楽しんでいる句を詠みました:森迫)(「たゆたう湯気」綺麗なんですけどもこの言葉に酔いすぎてしまった:中田)(うどん屋さんと分からないお風呂に行ってメガネ曇ちゃった?:梅沢)(温泉かもしれないと自分でも思っちゃった:森迫)

今の話で大方この句の問題点が出てきたかなと思います。うどん屋さんなうどん屋さんと書かないと伝わらない「たゆたう湯気}綺麗な表現ですからどこかで使ってください。『秋の夜のうどんに曇る眼鏡かな』眼鏡のクローズアップで終わるこれも悪くないと思います:夏井先生) (凡人だな~悔しいです:森迫)会場笑い

秋の夜を打ち崩したる話かな
芭蕉「笈日記

秋の夜のまだまだ深みゆくらしく<br>
長谷川櫂「虚空」


・勝村政信 最下位 35点 才能ナシ

出番待つ 揚げ物軍隊 秋の宵
  でばんまつ あげものぐんたい あきのよい
添削:
揚げ物も万端 うどん屋の 愁宵

(部活で夕方に終わるんです、みんなでうどん食べに行って揚げ物が綺麗に並んでいて軍隊のように見えて、どうもすみませんでした:勝村)会場大笑い (さっぱり分からん情けない奴や夏井先生の弟子として恥を知れ!:梅沢)会場笑い

苦笑いを超えて笑ってしまった(会場笑い)やっぱり無理があり過ぎるこの擬人化は・・「軍隊」やりたいことは分かるけど「うどん」がないと分かんない、せめてうどん入れてくれよと思いますよね!(会場笑い)軍隊も準備万端という言葉もあるじゃないですか『揚げ物も万端うどん屋の愁宵(しゅうしょう)』どんなうどんでもOKよそんな簡易でもなりますよね。「楽しんで作る」ところに戻っている原点に戻ってるのは良いと思いますよ揚げ物軍隊再挑戦してください笑(夏井先生)会場笑い  (作って楽しかったです!:勝村)(それはよいことですね:浜田、うん:梅沢)

夜着の香もうれしき秋の宵寝かな
支考「梟日記」


・二階堂高嗣 1位 71点 才能アリ

夕月夜 一人暮らしの 光熱費
  ゆうづきよ ひとりぐらしの こうねつひ
添削:
直しなし

二階堂さん34回目の挑戦6回目の才能アリ今年に入り一気に特待生候補に
(はまちゃ~んまじ?喜び:「セルフ=自分で何かをする」はしたことがないんです発想を飛ばして1人暮らし光熱費初めてコンビニで払った「今まで親がやってくれたんだなこれからちゃんとやらないとな」にとばしました:二階堂)(かっこいいさすがジャニーズ:浜田)会場大笑い (俳句が素晴らしい、こういう俳句を作るんだ!:梅沢)会場オオ~

基本型ちゃんとマスターしてくれましたね、長かったね長かった34回ね(会場爆大笑い)ちゃんと理解してくれておりますね(「夕月夜」:秋の季語:新月の日から8日頃までの宵にだけ出る月の夜)あまり夜更かしをせず夕月夜を楽しんでのイメージをちゃんと膨らんできますよね「夕月夜」という季語を選ぶことができた自分の意志でそれを良しとしたいと思います。直しなし(夏井先生)会場パチパチ拍手
(二階堂才能アリを獲りましたけど特待生昇格はどうなんでしょうか?:浜田)(もう一回やってみない?迂闊に特待生に上げて犬山さんの特待生剥奪みたいに落とすのも切ない)会場笑い (こがけん・二階堂の2人は次に待つのですね:浜田)(俳句の筋肉をしっかり自分のものにしてから特待生にいきましょう:夏井先生)


鹿ずれの松の光りや夕月夜
丈草「土大根」



特待生
・春風亭昇吉
  特待生5級→特待生4級(1ランク昇格)

露の世の いっぽん長き うどんかな
  つゆのよの いっぽんながき うどんかな
添削:
直しなし

(たどんぶりの中に1本だけ長いうどんが入ってた「露の世」露が秋の季語:露のようにはかに世、人それぞれ人生があるよね、うどんの白さみずみずしさが表現できたらと思って:昇吉)(上手い俳句です長~いうどんが入ってるよく分かる素晴らしい俳句:梅沢)

昇格試験のポイント:詠嘆「かな」の是非
査定:1ランク昇格 特待生4級:難しいことをやってるのに共感できる(夏井先生)
「露の世」難しいんですよね「露」だけで秋の季語になるんです「露の世」とすると人生の儚(はかな)さ・思いが意味としてのっかってくる「かな」私は長い1本のうどんをみて「露の世だな」と思ったのですが皆さんはどうですか?と読み手に投げかける「かな」が元々のニュアンスなんです、まさにそれをちゃんとやれている。この人理屈さえこねなければこういう句がちゃんと出来る(会場大笑い)お見事ですよハイ!。直しなし(夏井先生)


露の世は露の世ながらさりながら
一茶「おらが春」



名人
・中田喜子
  名人6段→名人7段(1ランク昇格)

更待や ぶっかけすすり 出港す
  ふけまちや ぶっかけすすり しゅっこうす
添削:
直しなし

(夜10時過ぎにぶっかけうどんをすすって船に乗って出港するぞ、この句が浮かぶまでに毎食うどんを食べてました自分でお出汁を取って毎食食べました:中田)会場爆笑い(良い句「更待や」良いですね素晴らしい:梅沢)

昇格試験のポイント:下五「出港す」という着地の是非
査定:1ランク昇格 名人7段:さりげない時間経過の表現(夏井先生)
「更待」秋の季語:陰暦20日の月で夜10時頃に出る半分欠けた月。そこから「ぶっかけ」が出てくる「食べる」ではなく「すする」いいですね「出港す」が出た瞬間に港の光景。食べている人物が船員さん漁師さんなのか船に乗らないといけない旅の人なのか、「すする」から「出港す」まで時間経過がさり気なく入っているわけなんです、季語からずっとやりながら出港する頃に「更待の月」が出ているのだなこれが名人の句ですね。直しなし(夏井先生)  (うれしい~:中田)

 


永世名人
・梅沢富美男
  句集完成まであと3句→掲載決定(句集完成まであと2句)

秋寒や 焦げた 天婦羅箸の先
  あきさむや こげた てんぷらばしのさき
添削:
直しなし


(句集完成まであと3句このまま続けて掲載決定、私の句集がもうこのくらいまで出来上がってるんじゃない? 私がいなかったらこの番組形にならないと思いますよ、早めにこの番組を卒業して [はいありがとうございます辞めろとは言えない:浜田:会場笑い] 頑張って今回もやらせもらいます:梅沢)(天ぷらを揚げている皆さんも経験あると思いますが箸の先が焦げているそれがポンと挿してある、それを思い出しましてこれはいけるぞとのことで俳句を詠ましていただきました:梅沢)(「天婦羅箸の先」お料理好きの梅沢さんならではの句:中田)

査定:掲載決定(あと2句)
日頃村上さんに対して半径30cmしかお前はできないと言ってますけどアンタもそうだね(会場爆笑い)一句にあるのは使い古した箸のみの映像、でもね語り方によって天婦羅箸が焦げていた状況の説明になるんですけれども「焦げた天婦羅箸の先」ちゃんと映像になるんです『秋寒や焦げた天婦羅箸の先』寒々とした感じが気分として近いのではないか?そう考える人も何割かいらっしゃるわけなんです。ただ作者は「秋寒」という季語をしみじみと感じて自分で主体性を持って選んでいるわけですから季語との関係が近くてもそこに一つの世界が描けていれば認めないといけない、小林一茶の中に「秋寒や行く先々は人の家」があるんですが近いけれども味わいがある、それと同じことですからここは一茶に免じて認めるべきです。直しなし(夏井先生) 句集完成まであと2句です


秋寒や行く先々は人の家
一茶「亭和句帖」

 


 2022.10.27(査定:70点以上「才能アリ」、69〜40点「凡人」、39点以下「才能ナシ」と判定)
順位 名前 お題 『セルフのうどん店』  結果 添削(夏井先生)
1位 二階堂高嗣 夕月夜一人暮らしの光熱費
(ゆうづきよ ひとりぐらしの こうねつひ)
 
71点 才能アリ 直しなし
2位 こがけん 行く秋やうどん操る子の箸高く
(いくあきや うどんくるこの はしたかく)
70点 才能アリ 箸高くうどん操る子や秋は行く
3位 森迫永依 秋の夜たゆたう湯気メガネ曇らせ
(あきのよる やゆたうゆげ めがねくもらせ)
50点 凡人 秋の夜のうどんに曇る眼鏡かな
最下位 勝村政信 出番待つ揚げ物軍隊秋の宵
(でばんまつ あげものぐんたい あきのよい)
35点 才能ナシ 揚げ物も万端うどん屋の愁宵
         
1ランク昇格 春風亭昇吉 露の世のいっぽん長きうどんかな
(つゆのよの いっぽんながき うどんかな)
特待生4級 直しなし
1ランク昇格 中田喜子 更待やぶっかけすすり出港す
(ふけまちや ぶっかけすすり しゅっこうす)
名人7段 直しなし
掲載決定 梅沢富美男 秋寒や焦げた天婦羅箸の先
(あきさむや こげた てんぷらばしのさき)
句集完成まであと2句 直しなし
         
 




 次回(11/3)お題「スーパーの鮭」です

 

 

査定員:夏井いつき

  • 永世名人は句集(50句掲載)作成ノルマに対する掲載決定数が多い順に記載
段級位 認定者
名人
10段
永世
名人
48句 梅沢富美男
35句 東国原英夫[注 43]
25句 村上健志
★★★★ 藤本敏史
★★★ 千原ジュニア
★★ 横尾渉
名人8段 千賀健永
名人7段 中田喜子
名人6段 立川志らく
名人3段 皆藤愛子
名人2段 ミッツ・マングローブ
名人初段 岩永徹也 、三遊亭円楽[注 44]森口瑤子
特待生1級 石田明林修
特待生2級 篠田麻里子パックン 、馬場典子松岡充
特待生3級 北山宏光柴田理恵鈴木光[注 45]筒井真理子向井慧
特待生4級 犬山紙子[注 46]河合郁人春風亭昇吉
特待生5級 大和田獏武田鉄矢福澤朗的場浩司
特待生剥奪 羽田圭介光浦靖子
Wikipedia
 
(春季語・ 夏季語・ 秋季語・ 冬季語・ 暮/新年季語) (歳時記:季語5000)季節区分一覧 (芭蕉全句)

http://www.1-em.net/sampo/haiku/TVhaiku/index.htm









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