2023年2月2日【プレバト俳句のお題 】
名人・特待生の昇格試験
『節分』 をお題にして一句
 

村上健志 永世名人 立川志らく 名人6段 犬山紙子 特待生4級


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査定 名前 お題 『節分』  結果
       
現状維持 犬山紙子 福豆拾い子のコップで晩酌
   ふくまめひろい このこっぷで ばんしゃく
特待生4級
    ・福豆を拾い子のコップで晩酌  
       
現状維持 立川志らく もうちょいと生きてみるよと豆を撒く
   もうちょいと いきてみるよと まめをまく
名人6段
    ・もうちょいと生きてみるよと田を植うる
・もうちょいと生きてみるよと鰯引く
・もうちょいと笑いに生きん豆を撒く
・もうちょいと笑いに生きん豆を撒く
 
       
掲載決定 村上健志 立てかけて清しき巻き簾節替り
   たてかけて すがしきまきす せつかわり
あと22句
       
 
 番組進行のとおり記録しています

特待生
犬山紙子
  特待生4級→現状維持(特待生4級)

福豆拾い 子のコップで 晩酌
  ふくまめひろい このこっぷで ばんしゃく
添削:
福豆を拾い 子のコップで 晩酌

【福豆:冬の季語:節分に撒く豆のこと】
(節分で子どもがはしゃ豆を撒いてそのまま寝ちゃった、その後の大人の時間テーブルを片付ける気力もなく子どものキャラクターもののコップにお酒を入れたのを詠みました:犬山)(破調がどう言われるか?::村上)

昇格試験ポイント:足して17音になる”破調”を選んだ是非
査定:現状維持 特待生4級:詰め込みすぎ(夏井先生)
「福豆拾い」が名詞かもしれないとよぎるわけなんです「行事の現場?」と迷いが生じるわけです。17音(7/6/4)の破調に「福豆拾い」ここに一音入れると字余り寸詰まりにしてしまったこれが原因、これね材料が多過ぎるんです「子のコップで晩酌」だけで十分俳句になるだけの可笑しみあるし、拾った豆で晩酌を始める、お父さんが夜遅く帰ってきて晩酌する光景みえるでしょ、二句にした方がちょうどいいのを一句に入れて「17音を守りたい」と思ったから全体がギュッとなっちゃってる『福豆を拾い子のコップで晩酌』「を」入れるだけで「福豆拾い」ではない、字余りが気になるのも「コップ」「晩酌」この音が入るとある種のリズムができるので一音ぐらいの字余りは気にならないのです(夏井先生)

 


名人
立川志らく
  名人6段→現状維持(名人6段)

もうちょいと 生きてみるよと 豆を撒く
  もうちょいと いきてみるよと まめをまく
添削:
もうちょいと 生きてみるよと 田を植うる
もうちょいと 生きてみるよと 鰯引く
もうちょいと 落語に生きん 豆を撒く
もうちょいと 笑いに生きん 豆を撒く

(円楽師匠、復帰した時に高座であまり焦らず静かにのんびり落語やっていきますよと仰った言葉が忘れられなくて豆まきのイベントに毎年のように参加してたお師匠さんもうちょと生きてみるから豆撒くよ浮かんできた追悼の句です:志らく)(喋り口調がスゴクいい:村上)

昇格試験ポイント:季語「豆を撒く」の是非
査定:現状維持 名人6段:
追悼の意味で書くのであれば追悼したい方の特徴どういう人なのか?どういう人生を送ったのか?単語1つ分でいいからその人を見せて欲しいと思うわけなんです。たとえば「豆を撒く」季語にその人の職業など季語として表現できるのが一番簡単、田んぼ作ってる人なら『田を植うる』漁師さんなら『鰯引く』と簡単ですが、円楽さんに捧げたいとなると「豆を撒く」動かくことができなくなりますね、するとご職業・お人柄そういうフレーズが欲しくなる「生きてみましょう」という意味『もうちょいと落語に生きん豆を撒く』『もうちょいと笑いに生きん豆を撒く』そういう関係の方だなとわかるのです(夏井先生)

犬山さんは詰め込み過ぎ、志らくさんのは一単語足りない、この間にいい分量がある勉強になる2人の句なんです(夏井先生)

 


永世名人
村上健志
  完成まであと23句→掲載決定(完成まであと22句)

立てかけて 清しき巻き簾 節替り
 
たてかけて すがしきまきす せつかわり
添削:
直しなし

【節替り:冬の季語:季節の変わり目 特に立春の前日のこと】
(恵方巻、海苔巻きを作るための巻き簾を使い終わって洗って乾かすために立てかけてある、立てかけてある状態が清々しい、清らかさが明日から立春を迎える空気感と合うんじゃないか:村上) (「清しき」果たしてるかどうか?所詮6段の言うことですから:志らく)会場大笑い(永世名人ですよ:村上)笑い

査定:掲載決定 あと22句:
「立てかけて」何がたてかけられているんだろう?詠んだ人は頭の中で答えを探し始める「清しき」清しいもの何が立てかけられているのか?やっとここで「巻き蓑」が出てくるわけです、色々な巻き簾があると思った瞬間に「節替り」季語が出てくる、季語が出てきた瞬間に謎が解けるわけです、洗って干してある巻き簾、立春の前日恵方巻に違いない、読者に謎を解く楽しさを提供できている、しかも「恵方巻」正しい答えにほとんどの人が辿り着けるのです。直しなし(夏井先生)

今日失敗した2人にに伝えたい、俳句は季語とあと1つの物があれば材料として十分なんです1つの材料を描写するだけでちょうどいい分量になるということです(夏井先生)

(永世名人の掲載決定句)


 


Wikipedia

 色鉛筆

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1.久保田裕之『あんかけ焼きそば』(特待生5級 → 3級に2ランク昇格)
2.小倉久寛『親子丼』(特待生5級 → 5級で現状維持)
3.HG『パンケーキ』(特待生5級 → 1級に4ランク昇格)
4.犬山紙子『マグロの山かけ丼』(特待生3級 → 2級に1ランク昇格)
5.田中道子『揚げ出し豆腐』(特待生3級 → 2級に1ランク昇格)
6.くっきー!『ラクレットチーズ』(名人5段 → 6段に1ランク昇格)
7.辻元舞『オムライス』(名人5段 → 5段で現状維持)




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