2022年12月1日【プレバト俳句のお題 】
『カラオケ』 をお題にして一句
 

徳光和夫   山口もえ   那須川天心   村上佳菜子 
千原ジュニア 名人10段 村上健志 永世名人(あと25句) 梅沢富美男 永世名人(あと2つ)


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 (12/1: 618、12/2: )  番組進行のとおり記録しています


山口もえ 2位 62点 凡人

初雪や この恋届け 歌にのせ
  はつゆきや このこいとどけ うたにのせ
添削:
初雪に 歌うよ この恋よ届け

(初雪が降ってワクワクドキドキするからこそ歌詞で自分の想いを届ける句です:山口)(初雪とこの恋、素晴らしい取り合わせ、ただ読んでると俳句じゃなくて歌の歌詞みたいに感じるんですよ美しく作り過ぎたの:梅沢)

基本型(5音の季語+12音のフレーズ)をちゃんと勉強してますよね、内容に対して初雪を取り合わせて良いと思います特に初雪の1時。何が問題かと名人の指摘の通り「歌に乗せ」この言い方がまさに何かの歌詞にありそう「歌にのせ」を避ける言い方だけ『初雪に歌うよこの恋よ届け』最後に願いが残るこんな感じでしょうかね、慣れていったらすぐ出来るようになりますよあなたは(夏井先生)
【例句】
初雪や水仙の葉の撓むまで(芭蕉「泊船集」)
初雪やかけかかりたる橋の上(芭蕉「泊船集」)
初雪や幸ひ庵に罷有る(芭蕉「続虚栗」)
初雪やいつ大仏の柱立(芭蕉「笈日記」)
初雪や聖小僧の笈の色(芭蕉「勧進牒」)
初雪や門に橋ある夕まぐれ(其角「続の原」)
初雪や雀の扶持の小土器(其角「喪の名残」)
初雪や羅紗の羽織にのしめ鞘(去来「西の雲」)
初雪や四五里へだてゝ比良の嶽(去来「去来発句集」)
初雪の市にうらばや雉子兎(正秀「続有磯海」)
初雪や古郷見ゆる壁の穴(一茶「旅日記」)
闇の夜のはつ雪らしやぼんの凹(一茶「七番日記」)
初雪のあとの青空金閣寺(長谷川櫂「蓬莱」)


徳光和夫 3位 60点 凡人

指先に 沈む夕陽や ママの冬
  ゆびさきに しずむゆうひや ままのふゆ
添削:
「再会」を絶唱 ママの冬夕陽
「再会」を絶唱 ママの冬夕焼

(巨人軍の宮崎キャンプに毎年行きます、そこのスナックのママを思い出しママが得意な歌が「再会」その歌の3番に「~指先に夕陽が沈む」ママは歌詞と同じ経験をしている受刑者を待っているわけなんですよ:徳光)()話聞かないと僕はママが母親と思う:ジュニア)(スナックのママなんです:徳光)会場笑い(歌の歌詞には沈む夕陽を使ってるが俳句だと夕陽は沈むもんなんですよ沈まない夕陽があるなら持ってこい!これが凡人なんです:梅沢)会場笑い

話聞いて「ママ」がスナックのママであると分かるようにしないと作者の伝えたい事が伝わらない、どう考えても年配のママが夕陽を見て座っている感じになります、お歌の曲名を書いた方がスナックのママだと分かるんじゃないですかね、指先とか言ってる場合じゃない(会場爆笑い)『「再会」を絶唱ママの冬夕陽』『「再会」を絶唱ママの冬夕焼』こうすると季語の映像は残る、ママは絶唱してるからスナックのママと想像してくれるかもしれない(夏井先生)  (人間性の全てを否定された:徳光)会場爆笑い
【例句】
初冬や訪はんと思ふ人来ます(蕪村「落日庵句集」)
初冬や日和になりし京はづれ(蕪村「蕪村句集」)
初冬や空へ吹かるる蜘の糸(召波「五車反古」
はつ冬やふたつ子に箸とらせ見る(暁台「暁台句集」)
はつ冬の山々同じ高さかな(鳳朗「鳳朗発句集」)
初冬や藪潜りして鳴かぬ鳥(天涯「寂砂子集」)
初冬や干葉に塞がる小屋の口(篠原温亭「温亭句集」)
湯にゆくと初冬の星座ふりかぶる(石橋秀野「桜濃く」)


那須川天心 最下位 35点 才能ナシ

ひと晩で 忘れるからOK 年の暮れ
  ひとばんで わすれるからおけ としのくれ
添削:
忘年会

(年の暮れ忘年会一晩で忘れちゃいましょう「からOK」カラオケ(会場爆笑い)(ローブロー格闘技の販促やそんなことやったらあかん:ジュニア)カラオケを入れようと思って:那須川)(タオルないですか~?:ジュニア)

詠んだ時に何なんだろう?思って作者に聞いてみないと添削の仕方が分からない、聞いていて「からOK=カラオケ」よくもこんな事やったもんだ!(会場爆笑い)あなたが表現したい事はこんなダラダラ書かなくても簡単に表現できる「OK」2回消したい!(消さないで~:那須川)あなたが言いたい事は『忘年会』と書いたら終わり、これ以上の事は何も入ってない!ですから私は添削しようにも「忘年会」と書いたら材料がないので季語1個あれば済んだ句です(夏井先生)会場爆爆笑い  (オレだいぶ良かったと思った・・:那須川)会場笑い
【例句】
年暮れぬ笠きて草履はきながら(芭蕉「野ざらし紀行」)
成にけりなりにけり迄年の暮(芭蕉「江戸広小路」)
わすれ草菜飯に摘まん年の暮(芭蕉「江戸蛇之鮓」)
めでたき人のかずにも入む老のくれ(芭蕉「栞集」)
月雪とのさばりけらしとしの昏(くれ)(芭蕉「続虚栗」)
旧里や臍の緒に泣としの暮(芭蕉「笈の小文」)
皆拝め二見の七五三(しめ)をとしの暮(芭蕉「幽蘭集」)
これや世の煤にそまらぬ古合子(芭蕉「勧進牒」)
古法眼出どころあはれ年の暮(芭蕉「三つのかほ」)
盗人に逢うたよも有年のくれ(芭蕉「有磯海」)
蛤のいける甲斐あれとしの暮(芭蕉「薦獅子集」)
分別の底たゝきけり年の昏(くれ)(芭蕉「翁草」)
追ふ鳥も山に帰るか年の暮(丈草「韻塞」)
このくれも又くり返し同じ事(杉風「炭俵」)
去ね去ねと人にいはれつ年の暮(路通「猿蓑」)
ともかくもあなた任せのとしの暮(一茶「おらが春」)
たらちねのあればぞ悲し年の暮(正岡子規「子規句集」)
神垣の内の別墅や年の暮(松本たかし「松本たかし句集」)
山草の袈裟繕うて年暮れぬ(尾崎紅葉「紅葉句集」)

 

村上佳菜子 1位 70点 才能アリ

忘年会 1人のために ラブソングを
  ぼうねんかい ひとりのために らぶそんぐを
添削:
忘年会 一人のために ラブソングを

(社内恋愛を想像しながら冬とカラオケ、あ忘年会思ったときに(からOK?:浜田:会場笑い))ラブソング歌うのに素敵と思って作りました:村上)(最後のラブソングで6音になる「を」で意味を感じ取れるのがサマになったんだろうな:村上健志)

評価が分かれるのは「を」をあえて入れるかどうかそこは分かれると思います「忘年会1人のためにラブソング」良いと思いますが「を」は意図を持って入れているわけですから自分の好きな1人のために自分はラブソングを歌いたいこの気持ちを「を」で強調するわけですから作者の意図を尊重すべき句だと判断いたしました。一点だけ俳句は1人でなく漢数字一人を使う(前回は村上さん才能ナシ最下位でした:浜田)これが俳句の面白い所です頑張っていきましょう(夏井先生)
【例句】
くむ酒やくれ行くとしを忘れ水 (惟中「俳諧三部抄」)
魚鳥の心は知らず年忘れ(芭蕉「流川集」)
半日は神を友にや年忘レ(芭蕉「八重桜集)
せつかれて年忘するきげんかな(芭蕉「芭蕉庵小文集」)
人に家をかははせて我は年忘(芭蕉「猿蓑」)
人ごころ問はばや年の忘れ様(杉風「初蝉」)
姥ふえてしかも美女なし年忘(其角「白馬」)
霊運もこよひはゆるせとし忘れ(蕪村「蕪村句集」)
酔ひ臥しの妹なつかしや年忘れ(召波「春泥発句集」)
わかき人に交りてうれし年忘れ(几董「井華集」)
いかめしや鯨五寸に年忘れ(樗良「年尾」)
うき恋に似し暁やとしわすれ(青蘿「青蘿発句集」)
独り身や上野歩行てとし忘れ(一茶「七番日記」)
遅参なき忘年会の始まれり(前田普羅「普羅句集」)
とんとんと上る階段年忘れ(星野立子「句日記Ⅰ」)
年忘れして新しき年へ又(長谷川櫂「初雁」)

 


名人
・千原ジュニア
   名人10段★2→1つ前進(名人10段★3)

カラオケの 二番の途中 コート脱ぐ
  からおけの にばんのとちゅう こーとぬぐ
添削:
直しなし

(カラオケが好きな人を想像、入ってすぐ曲を入れる人いるじゃないですか入れてそのまま熱唱二番の途中でコートを脱ぐを詠んでみた:ジュニア)(さすが10段カラオケでこのシーン思いつける「興味ない」って言ってたのに:村上)(からOK?:ジュニア)会場爆笑い

昇格試験のポイント:中七「二番の途中」の是非
査定:1つ前進 名人10段★3:名人らしいリアリテイー(夏井先生)
とても強いリアリテイーですね、コート着たまま入ってそそくさと歌いだす二番の途中から体も温まりよしここからと脱ぎ捨てる、人物の表情まで見える、コートという季語がちゃんと主役に立っていますここが大事なポイントになるわけです。直しなし(夏井先生)会場パチパチパチ

【例句】
アイロンをあてゝ着なせり古コート(杉田久女「杉田久女句集)
句会にも着つゝなれにし古コート(杉田久女「杉田久女句集」)


 


永世名人
・村上健志
  句集完成まであと25句→ボツ(完成まであと25句)

暖房や(間奏約30秒)
  だんぼうや (かんそうやくさんじゅうびょう)
添削:
暖房が熱い(間奏30秒)

チャレンジングな俳句を持ってきました、カラオケで1番と2番の間に間奏があるじゃないですか、モニターに間奏20秒とか30秒とか暖房のなかで:村上)(めちゃくちゃいい!(間奏約30秒)そのアイテムあったかこの切り口、芸人は行っときたかった:ジュニア)(チャレンジに失敗した「約」はいらない!:梅沢)(カラオケには実際「約」と書いてる:村上)(私はいらないと:梅沢)(私はいると思います:村上)会場爆笑い

査定:ボツ (完成まであと25句)::まじめさで損している(夏井先生)
発想が非常に面白いですよね!こう来たかカラオケと書かないでカラオケを思わせる、色んな方法あるだろうと思うけど(間奏約30秒)持ってきたのはアイデアでしたね、何がまじめすぎもったいないか?「約」です(撮らんか俺を!:梅沢:解除笑い)村上さんはまじめに一生懸命誠実に作る人ですから事実に誠実に書くべきと判断したわけです、ただ俳句文芸上の小さなウソをつく事で作品として力を持ち出すこと実際にあるので俳句の上でフイクションはOKなんですよ「約」がないだけで季語に情報を添えられる、たとえば暖房とあるので「署」では?と思う人もいると思いますが歌詞の1番を熱く歌った照れも含めて「熱」にした方が面白みがある『暖房が熱い(間奏30秒)』暖房が熱いによって現場が立ち上がってくる(夏井先生)   (句集出すなんて冗談ポパイのほうれん草じゃ:梅沢)会場爆笑い
(ボツの俳句は永世名人の名誉のため無かったことに)

【例句】
暖房や肩をかくさぬをとめらと(日野草城「昨日の花」)
暖房や八階にして窓に不二(鈴木花蓑「鈴木花蓑句集」)


 


永世名人
・梅沢富美男
  句集完成まであと2句→ボツ(完成まであと2句)

榾の宿 主十八番の 夢芝居
  ほたのやど あるじおはこの ゆめしばい
添削:
榾くべて 主十八番は 「夢芝居」
榾くべて 主十八番といふを 唸り出す


(シュレッダあまりはじめたので紙の夏井像も作る事に:清水アナ)(それは無理です私ポンポンと行くだけ:梅沢)

「榾:ほた」は」囲炉裏やかまどの薪
(囲炉裏の中にポンポン折っていれるんです私たちの世代は十八番が「夢芝居」これはまちがいない「夢芝居が十八番なんだよ」実体験を詠んだ:梅沢)(「夢芝居」が良くない他の曲の方がいい!:村上)会場笑い(昭和の名曲の100曲に入ってる:梅沢)会場笑い(梅沢さんの句集買ったら「夢芝居」は入れてほしいこれがボツなら冗談富美男のズッキーニ:ジュニア)会場爆爆笑い

査定:ボツ (句集完成まであと2句):画角が緩い(夏井先生) (何が緩いんだ「夢芝居」使ってるんだ!:梅沢)会場笑い
画角が緩いというのは人物が見えたほうがいい、「宿」と大きくするよりはくべている手元とか人物が見えるように微調整したほうが絶対得だと思う、「榾くべて」動作書くだけで榾が分からない人もくべるから木の何かに違いないと、私申し訳ないけど「梅芝居」さえ諦めてくれたら(諦めだと!唯一のヒット曲!:梅沢)(梅沢靴を床に投げた!さらに浜田靴を蹴ル:会場爆爆笑い)おっちゃん夢芝居諦めてくれたらもっとひょうひょうとした良い句になるんですよ『榾くべて主十八番は「夢芝居」』『榾くべて主十八番といふを唸り出す』主人が十八番と言い張る歌を唸りだすとすると俳句味があって良い句になるんだけどご本人は捨てるって言わない(会場笑い)ではこのまんまボツでいいです!(夏井先生) 梅沢/会場爆笑い
(ボツの俳句は永世名人の名誉のため無かったことに)

【例句】
榾の火に親子足さす侘びねかな(去来「曠野」)
榾の火や暁がたの五六尺(丈草「炭俵」)
父と子よよき榾くべし嬉し顔(太祇「太祇句集」)
榾の火や家につたはる老ひとり(蓼太「蓼太句集」)
榾の火や家はめでたき松柱(成美「杉柱」)
大榾火鏡のごとく澄みてをり(長谷川櫂「果実」)
ここへ来て坐りたまへと榾を継ぎ(高田正子「花実」)

 


 2022.12.1(査定:70点以上「才能アリ」、69〜40点「凡人」、39点以下「才能ナシ」と判定)
順位 名前 お題 『カラオケ』  結果 添削(夏井先生)
1位 村上佳菜子 忘年会1人のためにラブソングを
ぼうねんかい ひとりのために らぶそんぐを
70点 才能アリ 忘年会一人のためにラブソングを
2位 山口もえ 初雪やこの恋届け歌にのせ
はつゆきや このこいとどけ うたにのせ
62点 凡人 初雪に歌うよこの恋よ届け
3位 徳光和夫 指先に沈む夕陽やママの冬
ゆびさきに しずむゆうひや ままのふゆ
60点 凡人 ・「再会」を絶唱ママの冬夕陽
・「再会」を絶唱ママの冬夕焼
最下位 那須川天心 ひと晩で忘れるからOK年の暮れ
ひとばんで わすれるからおけ としのくれ
35点 才能ナシ 忘年会
         
1つ前進 千原ジュニア カラオケの二番の途中コート脱ぐ
からおけの にばんのとちゅう こーとぬぐ
名人10段★3 直しなし
ボツ 村上健志 暖房や(間奏約30秒)
だんぼうや (かんそうやくさんじゅうびょう)
完成まであと25句 暖房が熱い(間奏30秒)
ボツ 梅沢富美男 榾の宿主十八番の夢芝居
ほたのやど あるじおはこの ゆめしばい
完成まであと2句 ・榾くべて主十八番は「夢芝居」
・榾くべて主十八番といふを唸り出す
         
 




 次回(12/8)お題「たい焼き」です

 

 

査定員:夏井いつき

  • 永世名人は句集(50句掲載)作成ノルマに対する掲載決定数が多い順に記載
(2022年 _月__日 更新)
段級位 認定者
名人
10段
永世
名人
48句 梅沢富美男
35句 東国原英夫[注 43]
25句 村上健志
★★★ 千原ジュニア藤本敏史
★★ 横尾渉
名人8段 千賀健永
名人7段 中田喜子
名人6段 立川志らく
名人4段 皆藤愛子
名人2段 ミッツ・マングローブ森口瑤子
名人初段 岩永徹也 、三遊亭円楽[注 44]
特待生1級 石田明林修
特待生2級 篠田麻里子パックン 、馬場典子松岡充
特待生3級 北山宏光柴田理恵鈴木光[注 45]筒井真理子向井慧
特待生4級 犬山紙子[注 46]春風亭昇吉河合郁人
特待生5級 大和田獏武田鉄矢福澤朗的場浩司
特待生剥奪 羽田圭介光浦靖子
Wikipedia



 

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