2022年11月24日【プレバト俳句のお題 】
『ピザ窯』 をお題にして一句
 

渡辺満里奈 高瀬愛奈 大貫勇輔 坂井良多
北山宏光 特待生3級 馬場典子 特待生2級 梅沢富美男 (あと2つ)


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 (11/24: 770、 )  番組進行のとおり記録しています


渡辺満里奈 2位 55点 凡人

400℃ 火の如赤き 父のセーター
  よんひゃくど ひのごとあかき ちちのせーたー
添削:
ピザ窯の火のいろ 父のセーターは

(ピザを焼く適温が400~500℃激しい火を思い浮かべた時に性格の激しい父を思い出し父は赤いセーターが大好きだった、激しい性格と火とセーターを思い浮かべながら作りました:渡辺)(ピザなのか?ピザ窯なのか?全くわからない何を言いたいのか全く分からない:梅沢)会場大笑い(そんなことないですよね:渡辺)会場笑い

言いたいことはちゃんと伝わりますよ「全くわからない」言ってる人が全くわからない(ごめんなさい:梅沢:会場爆笑い)。もったいないところ幾つかあるのですピザ窯の温度が400~500℃調べたの偉いんですが400℃具体的にイメージが浮かばない、たとえば400℃を「ピザ窯の」として『ピザ窯の火のいろ父のセーターは』と余韻をもたせる「は」で読者は想像してくれる(夏井先生) (余韻を残されたことで父の映像が浮かんで・・泣きそうです:渡辺)

セーターの中の迷子やちひさな手(高田正子「花実」)


坂井良多 3位 30点 才能ナシ

炭ドーム チーズとトマトの 一騎打ち
  すみどーむ ちーずととまとの いっきうち
添削:
ピザ窯は チーズとトマトの 一騎打ち 

(ピザ窯はドーム型で燃え盛ってるんで格闘技大会の東京ドームの感じに見えたんですよメインイベントでチーズとトマトの一騎打ち:坂井)(初心者がやりがちの擬人化よくわかんないすよ:北山)会場笑い

この句が伝えたいこと自体が非常にくだらないという句です(会場爆大笑い)。炭ドーム「炭:冬の季語」を何でピザ窯と素直に書かないのかね?『ピザ窯はチーズとトマトの一騎打ち』と書けばあなたの言いたいことは伝わるんですよ、でも「一騎打ち」非常に幼稚な擬人化です(夏井先生)会場大笑い (ここまで言われてもまだ最下位の人がいる:坂井)会場爆笑い

小野炭や手習ふ人の灰せゝり(芭蕉「向之岡」)
更くる夜や炭もて炭をくだく音(蓼太「蓼太句集初編」)
朝晴れにぱちぱち炭のきげんかな(一茶「七番日記」)
炭出すやさし入る日すぢ汚しつゝ(芝不器男「芝不器男句集」)
丹念に炭をつぐ妻老いにけり(臼田亜浪「亜浪句鈔」)

 

大貫勇輔 最下位 15点 才能ナシ

炭火前 早く運べと サラミの目
  すびみまえ はやくはこべと さらみのめ
添削:
炭火爆(は)づ ピザのサラミは 目のごとく

(炭火の前で完成したピザ、サラミの目が光ってこっちを見、慌ただしい厨房の中で早く運べって叫んでいる句です:大貫)(また擬人化が来た、理解するのが難しい:馬場)(「サラミの目のようだ」なら良いんじゃないですか?わかんないが勝手なこと言ってます:浜田)会場大笑い

これこそわからない(会場笑い)炭火前を「爆(は)ぜる」ぐらいしか言えない、サラミの目を比喩「ようだ・ごとく」書き方しないと気色悪い(会場爆笑い)『炭火爆(は)づピザのサラミは目のごとく』とすればあなたの言いたいことは一先ず通じますでも悠々と拍手してる場合じゃない!どう考えてもこの句は美味しそうに見えますか?相変わらず気色悪い(夏井先生)会場爆大笑い (ちょっと前衛的すぎたのかな:大貫)(やかましいわ:浜田)会場爆大笑い

炭の火に峯の松風通ひけり(一茶「九番日記」)
松の木の枝うつりする炭火かな(惟中「俳諧三部抄」)
ものおもひ居れば崩るる炭火かな(樗堂「萍窓集」)
或夜半の炭火かすかにくづれけり(芥川龍之介「我鬼句抄補遺」)


高瀬愛奈 1位 70点 才能アリ

冬銀河 打ち上げピザは ナポリ風
  ふゆぎんが うちあげぴざは なぽりふう
添削:
直しなし

【冬銀河:季語:冬の夜空にかかる天の川のこと】
(年末にメンバーで打ち上げ、その時に毎回ピザが出て冬の寒い日だったなあと思い出したりしてシンプルに書いた句:高瀬)(素晴らしい句、1つ叔父様がポイントを中七下五がちょっと大袈裟かな、わかんない時にはおじ様に連絡しなさい:梅沢)会場爆笑い

基本型を勉強してますね褒めたいと思います。「冬銀河」季語から「打ち上げピザ」明るい賑やかさ・人の声ひとかたまりグループなんだな、この処理も良かった「ナポリ風」最後の着地も良い。中七下五で賑やかで楽しくて明るい「冬銀河」で冷たさ・美しさとの対比ちゃんと出来てますねこの人はこのまますくすく成長してほしい。直しなし(夏井先生)

荒海や佐渡に横たふ天の川(芭蕉「奥の細道」)
水学も乗物かさんあまの川(芭蕉「江戸広小路」)
眞夜中やふりかはりたる天の川(嵐雪「其便」)
打たゝく駒のかしらや天の川(去来「西の雲」)
江に添うて流るゝ影や天の川(暁台「暮雨巷句集」)
喪の家を早く傾ぶけ天の川(乙二「松窓乙二発句集」)
一棹に舟漕入れよ天の川(士朗「枇杷園句集」)
木曾山へ流れ入れけり天の川(一茶「一茶発句集」)
天の川のもとに天智天皇と虚子と(高浜虚子 「五百句」)
虚子一人銀河と共に西へ行く(高浜虚子 「六百五十句」)
妻二タ夜あらず二タ夜の天の川(中村草田男「火の島」)
天の川わたるお多福豆一列(加藤楸邨「怒濤」)
天の川怒濤のごとし人の死へ(加藤楸邨「野哭」)
天の川この世の果に旅寝して(長谷川櫂「初雁」)

 


特待生
北山宏光
  特待生3級→現状維持(特待生3級)

雪催 煤切れを待つ 耳赤く
  ゆきもよい すすきれをまつ みみあか
添削:
石窯の 煤切れを待つ 雪催

(過去の「スマホ死す画面に浮かぶ指紋と月」からおかしくなって気分を変えて新しいスタートにしました:北山)
(【雪催:冬の季語:今にも雪が降り出しそうな天気のこと】【煤切れ:窯の内部の温度が500℃を超えた時黒い煤が白くなっていく現象】窯の温度と外の温度で耳が赤くなる句です:北山)(煤切れを初めて知った、ピザと言わずにピザを表現、私は難しくて諦めた、すごく素敵です:馬場)

昇格試験のポイント:下五「耳赤く」の是非
査定:現状維持 特待生3級:読者への配慮が足りない(夏井先生)
やろうとしてることは良いと思うんですよ、特に「煤切れ」これはとても良いただあまり馴染みがない人もいるのではないかと思いますね。この句、読者への配慮がちょっと足すだけで俄然共感してくれる人の数が増えるそのためにどこまであきらめるか「耳赤く」諦めてもある程度想像できる範囲にあるんです、なぜか火で耳が赤くなる、寒さで耳が赤くなるかもしれない「耳赤く」想像してもらえる範囲内にある、そうなったら先に映像を確保『石窯の煤切れを待つ雪催』石窯の中の煤なんですね煤切れの言葉を知らない人もちゃんと歩み寄ってくれる惜しかったですねこれは(夏井先生)

(メッチャ悔しい:北山)会場笑い(傾向が出てきましたいつも五七五に自分の入れたいことを多く入れすぎることが毎回上がれない理由:北山)(えらい!、学んでくれると嬉しい学ぶ姿勢を二階堂くんにも伝えてください:夏井先生)会場爆笑い

やはらかに袱紗折ったり雪曇り(才麿「小弓俳諧集」)
京まではまだ半空や雪の雲(芭蕉「笈の小文」)
草臥れて烏行くなり雪ぐもり(路通「俳諧勧進牒」)
雪ぐもり見やる僧都の御山かな(蝶夢「草根発句集」)


 


特待生
馬場典子
  特待生2級→現状維持(特待生2級)

ピザカッターの 先に居る ずわい蟹
  ぴざかったーの さきにおる ずわいかに
添削:
ピザカッターの先に ずわい蟹の かたまり
ピザカッターの先に ずわい蟹の こんもり
ピザカッターの先の ずわい蟹を 睨む
ピザカッターの先の ずわい蟹を どうする

(ピザって楽しい食べ物、メインの具が固まってる所チーズだけしかない所カットする時楽しくもありドキドキもするピザ楽しい大好きっていう瞬間を季語のずわい蟹にフォーカスしてみました:馬場)(ちょっと上を狙うには乱暴だったかな、ずわい蟹がこのままいるように読んでしまった私はね、ずわい蟹が大袈裟だったかな:梅沢)

昇格試験のポイント:中七「居る」の是非 (関係ねえじゃないか:梅沢)会場笑い
査定:現状維持 特待生2級: (永世名人がずわい蟹が大袈裟と言ってたのですが:浜田)あながち間違って、なぜか「居る」擬人化が入るので「ずわい蟹」が悪目立ちする、オッチャンはそういう感覚を受け取ることはちゃんとできるんです、なぜそうなるか理由を言えない(会場大笑い)
「先に」あるんだったら「居る」は無くてもいい動詞、なぜ持ってきた755=17音しょうとする意識が先だっていたからですね、こういう時こそ「上五を字余りにする技」を使ったほうがちゃんとずわい蟹を描くことが出来る『ピザカッターの先にずわい蟹のかたまり』『ピザカッターの先にずわい蟹のこんもり』これ映像になりますね『ピザカッターの先のずわい蟹を睨む』『ピザカッターの先のずわい蟹をどうする』こうやると読者の心情にもなる。あなたなりの下五を工夫すれば一晩で良い句に変わると思います(夏井先生)

さゞれ蟹足はひのぼる清水哉(芭蕉「続虚栗」)
蟹を見て気の付く岨の清水かな(桃隣「陸奥鵆」)
みじか夜や芦間流るる蟹の泡(蕪村「落日庵句帖」)
空をはさむ蟹死にをるや雲の峰(河東碧梧桐「碧梧桐句集」)
蟹売をあはれと見るや日の盛(原石鼎「原石鼎全句集」)
山蟹の足高かにありく苔の花(吉田冬葉「冬葉第一句集」)
蟹の目の巌間に窪む極暑かな(泉鏡花「鏡花句集」)
遠雷や土間に這ひ出し蟹の色(久米三汀「返り花」)
ひとでふみ蟹とたはむれ磯あそび(杉田久女「杉田久女句集」)
山蟹のさばしる赤さ見たりけり(加藤楸邨「穂高」)

 


永世名人
梅沢富美男
  句集完成まであと2句→ボツ(句集完成まであと2句)

ピザに焼く 上顎の皮 雪催
  ぴざにやく うああごのかわ ゆきもよい
添削:
ピザに焼く上顎 雪催しんしん

(小学生から梅沢おじちゃん辞めないで下さいと手紙が来てます:梅沢にこにこ笑顔)(句集完成まであと2句ですがその前に梅沢富美男像が完成しましたシュレッダー42回分です;清水アナ)
(経験あると思いますけどピザ熱いですよねよくヤケドするんですペロッと、ふと空を見るとそろそろ雪が降りそうな天気:梅沢)(「あるある」を俳句に落とし込むのが名人ですね:北山)

査定:ボツ(句集完成まであと2句):わかりきったことを書くな!(夏井先生)会場笑い
「ピザに焼く上顎」皮に決まってるでしょうよ何で「皮」といちいち書くのよ(かつ・・梅沢:会場笑い)この3音をどう使うかで「雪催」季語が生きる、3音分を「雪催」の描写に使ってもいいし難しかったら最後に「しんしん」とすれば字余りもあまり気にならない『ピザに焼く上顎雪催しんしん』季語が主役に立つ、「皮」はオッチャンの凡ミスかな?思ったんですけど分かりました卒業したくないからわざとやってる(夏井先生)会場爆大笑い
(皮ペロぐらいはどうてことないだろ!皮ベロぐらい!:梅沢)会場笑い
(ボツの俳句は永世名人の名誉のため無かったことに)

やはらかに袱紗折ったり雪曇り(才麿「小弓俳諧集」)
京まではまだ半空や雪の雲(芭蕉「笈の小文」)
草臥れて烏行くなり雪ぐもり(路通「俳諧勧進牒」)
雪ぐもり見やる僧都の御山かな(蝶夢「草根発句集」)


 


 2022.11.24(査定:70点以上「才能アリ」、69〜40点「凡人」、39点以下「才能ナシ」と判定)
順位 名前 お題 『ピザ窯』  結果 添削(夏井先生)
1位 高瀬愛奈 冬銀河打ち上げピザはナポリ風
ふゆぎんが うちあげぴざは なぽりふう
70点 才能アリ 直しなし<
2位 渡辺満里奈 400℃火の如赤き父のセーター
よんひゃくど ひのごとあかき ちちのせーたー
55点 凡人 ピザ窯の火のいろ父のセーターは
3位 坂井良多 炭ドームチーズとトマトの一騎打ち
すみどーむ ちーずととまとの いっきうち
30点 才能ナシ ピザ窯はチーズとトマトの一騎打ち
最下位 大貫勇輔 炭火前早く運べとサラミの目
すびみまえ はやくはこべと さらみのめ
15点 才能ナシ 炭火爆(は)づピザのサラミは目のごとく
         
現状維持 北山宏光 雪催煤切れを待つ耳赤く
ゆきもよい すすきれをまつ みみあか
特待生3級 石窯の煤切れを待つ雪催
現状維持 馬場典子 ピザカッターの先に居るずわい蟹
ぴざかったーの さきにおる ずわいかに
特待生2級 ・ピザカッターの先にずわい蟹のかたまり
・ピザカッターの先にずわい蟹のこんもり
・ピザカッターの先のずわい蟹を睨む
・ピザカッターの先のずわい蟹をどうする
ボツ 梅沢富美男 ピザに焼く上顎の皮雪催
ぴざにやく うああごのかわ ゆきもよい
永世名人
(句集完成まであと2句)
ピザに焼く上顎雪催しんしん
         
 




 次回(12/1)お題「カラオケ」です

 


Wikipedia
11/24 水彩画
1位 2位 3位 最下位 名人6段
1位 ダンサーの大貫勇輔(30点)
2位 日向坂46の加藤史帆
3位 俳優の武田真治
4位最下位鬼越トマホークの金ちゃん(10点)
*「2ランク昇格」レイザーラモンHG(名人6段) 

 
(春季語・ 夏季語・ 秋季語・ 冬季語・ 暮/新年季語) (歳時記:季語5000)季節区分一覧 (芭蕉全句)