バルクリ点検調整使用工具一覧
大した工具は使わない。すきまゲージ、油砥石、10㎜コンビレ
ンチ2本、油差し、14㎜ソケット、T型ハンドル、下に敷く紙
クランク正回転させ圧縮上死点
左ローターカバーを外し、14㎜ソケットとT型ハンドルで正回
転させ、ロッカーアーム両方共フリーとなる圧縮上死点にする
TマークはTOP(上死点)を表すが、バルブクリアランス点検調整時は排気上死点にしてはならない
EXHAUSTは左、INTAKEは右
外観はスーパーカブに似るが、バルブレイアウトは異なる。プ
レス成型のロッカーアーム下方をプッシュロッドが押すOHV
INは過大・EXは過小なので調整
サービスデータではIN・EX共に0.05㎜。INは大きく拡がり、EX
は殆ど無し。調整後、クランクを回して再点検。EX広めにする
ヘッドカバー合面を油砥石掛け
ヘッドカバーはM6二本で締め付けだからか油滲みし易い。ダメ
元で合面を均してみると微かに反って歪んでいる部分があった
一発始動でノイズもやや静かに
ヘッドカバー固定ネジ2本をやや強めに締め付けた後に暖機運
転。ペダル踏み込み1回で掛かり、音が少しだけ静かになった
天伯原演習場~測点まで試運転
午後から当て処もなく試運転に出る。昨年6月豪雨で崩壊した
「戦車道」が修復されていた。エンジンは概ね快調。測点で☕