「時の悪戯」


いい加減

嫌気がさしてるよ

そんな嫌悪感を

君も気づいているだろう


何も変ってないじゃないか

キレイな君の

肌や髪やボディラインが

想像通りの

時間の経過と共に

過ごしてきたカタチとなり

愛くるしい瞳や唇が

熟れた赤黒い木の実の如く


あっという間の出来事のように

お互い思っているに違いない


触れてはいけない

艶めく生暖かいそれに

覗いてはならない

内面の奥深く悲壮感漂うそこを


向かい合う二人の笑み

背中合わせの

白々しい泪


怖がらないで

もう流されないから

そしてもう

責めたりしないから