花菖蒲の植え替えは、畑なら3年おきに、鉢植えなら毎年植え替えると良いと言われている。


 おいらはズルして鉢植えの花菖蒲を3年も植え替えしていなかったらこうなってしまった。



株が衰えて、真っ当な葉が少ない


葉の数が激減した


赤玉土の粒が崩れて泥土のようになった


何者かに根本がかじられて倒れた


風か鳥かが運んできてベゴニアが咲いていた


 と色々な不具合が出ていた。掘り上げた時に何やら虫が土の中からワンサカと出てきた。緑色のコガネムシのようだ。それに幼虫じゃなくて成虫だった。それに弱ってもいた。


「なんで成虫が土の中にいるの?」


不思議だつた。


 鉢植えはもう一鉢あって、去年植えたものなので正常な状態で土の中には虫もいなかった。


 二種類の花菖蒲を一つの鉢に植え付けた。土は中粒赤玉土と腐葉土を混合した物を毎年使っている。



 植え付けた後は葉を3分の1に切り詰めた。こうする事で葉からの蒸散を防ぐと共に根がしっかりと活着する。


 根付くと切った葉の内部から新たな葉を出し、株が来年の花を咲かせるように栄養を蓄えてくれる。


やっぱり、毎年

セオリー通りに

やらないと

いけないよな〜!