今日は久しぶりの晴れの日です
早速、山へと向かいました
みかんの苗木の周りの草を取り施肥
そしてスモモ、桃、アーモンドの周りの草取り
トータル8本やって力尽きた

 今日は、その施肥したみかんの苗木2本の生い立ちについて書いてみたい。

 果樹畑と称しているこの山は、地主さんの話によればかつてはみかん山だったという。そして使わなくなってから10年放置されていたという。

 その山を開墾し始めたのは4年前のことだった。当時は孟宗竹、セイタカアワダチソウ、クズ、そして自生した樹木に覆われていた。

 その片隅にみかんの3本の苗木が草に覆われながらも細々と生きていた。それをどうしようかと考えた。収穫を楽しみたいのならこんなみかんの木は捨てて新しい苗木を買って植え付けた方がずっと早く成木になる。でも、そうせずに育ててみようと思った。

 3本を3年前に掘り起こして根の状態を確認した。その内の1本はどうみても再生不可能と思って捨てた。残り2本は根を鋏を使って整えてから素掘り状態にして再び植え付けた。


 だからこの木は地主さんが最初に植え付けてから14年以上経っていることになる。でも3年生接ぎ木苗ほどの幹の太さしかない。さて、育ててあげればどのような人生を歩むのか、それだけが楽しみで育てている。

人だって、早咲きの人もいれば
遅咲きの人だっている
みかんだって、遅咲きの物もあっていいじゃないか
そう思って育てている
人間も、いつかは花は咲く
それが小さいか大きいかの違いがあれど

そんな思いで育てているんです
実に合理性がない人だよなぁ~