新年あけましておめでとうございます。
ひたすら原典水滸伝の当ブログですが、
本年もよろしくお願いします。
2026年の初更新は、民間大水滸の穆弘でスタートです。
江州周辺の取り締まりは、他の地域にくらべて一段ときびしかったが、官の横暴を恐れることなく、あえて闇の塩を売るひとりの好漢がいた。それは一体、何者か?
この人物こそ、掲陽鎮の穆弘であった。
穆弘は掲陽鎮きっての豪傑で、官府からも一目おかれる顔役のひとりだった。
その背の高さは一丈を超え、肩幅ひろく腰はふとく、赤黒く角ばった顔、突き出した広い前額に太く濃い眉と大きな眼、長いもみあげと蓬(よもぎ)のような黒い髭を生やしていた。千斤を持ち上げる怪力で両の拳をかため、全身の筋肉に力をみなぎらせて跳躍するとき、咳ばらいひとつしただけで、掲陽鎮の人々はかれの言うことにしたがった。
背の高さ一丈(3メートル)はちょっと盛りすぎだし、顔立ちも、原典では「眼は細く眉は単(うす)し」(第三十七回)とあるので、だいぶ違いますが、民間大水滸ならではの解釈ということで。
「さえぎるものなし」の穆弘が闇の塩を売る仕事をした結果、どうなっていくのか。この続きはまた次回で。
