お正月になると思い出す！娘に指定校推薦を許した理由
ご訪問、ありがとうございます
昨日、石川県能登地方で大きな地震がありましたね。
被害に遭われた方のご無事をお祈りして、お見舞いを申し上げます。
お正月になると、毎年思い出す事があります。
それは、公立中高一貫校に入ってから、一年生が終わりそうな頃、あるPTAの先輩ママ
が私に、
『娘が推薦に落ちてしまった。評定だけは高くて、親も子も合格するとしか考えていなかったから、一般受験の勉強もしていなかったから、落ちてしまってどうしようもなくて、娘は、お正月何日も、何もしなくて、廃人のように、ただ、テレビをぼーと見ているだけ。つらかった
主人が娘に、「テレビをぼーと見ているだけで、おまえは、一体何がしたいんだ～
」と怒ると、娘がわーんと泣いて、「大学生になりたい！」と言ったから、急いで、家族で、大学を調べて、受験したの。だから、不本意な大学に行く事になったけど、○○に一人暮らしをする事になって、大学生になれてよかった！』
と話してくれました。
娘の地方中高一貫校のPTAの役員の方は、お子さんがよい大学に行く人が多くて、余計つらくて、おそらく、まだ何もわかっていない中学一年生の子の親である私に、苦しかった胸の内を話してくれたのだと思います
私は、その時は、娘がまだ中学１年だから、その時は、ピンと来ていなかったのですが、後から、
①推薦だが、学校推薦で、指定校推薦ではなかった。
②総合選抜ではなく学校推薦型選抜だった。
③学校推薦型選抜は、ただ学校から推薦をもらうだけで、合格するとは限らない。
④学校推薦型選抜は、指定校推薦の校内選考ではないから評定平均が高くても関係ない。
(むしろ、指定校推薦より評定平均は低くても学校推薦はもらえる。)
⑤学校推薦型選抜の場合は、次の手を考えておかないと大変な目に合う。
と言う事がわかりました
翌年から、その事がお正月になると、毎年、呪縛のように思い出していました
だから、本当は、国公立を一般受験するつもりで、高校3年生の春を迎えましたが、6月頃かはっきり覚えていないけれど、娘が、
「私は落ちたくないから、指定校推薦を狙う！」
と言った時、あのPTAの先輩ママの話が頭をよぎり、そんな思いをさせたくないと思い、指定校推薦の校内選考が取れるんなら、それでいいと思ったのです！
また、親戚に、高校は公立高校を失敗して私立に行ったのに、推薦で公立大学に行った子がいて、大学受験は一般受験だけではないとずっと思っていたからです。
AEONの娘の講師が、中学受験をした娘を持つ私に、高校受験で失敗した同学年の子達の事を、「15の春は厳しい。」と言っていましたが、私は、大学受験で失敗する事も、やはり「18の春は厳しい。」と思うのです！
受験は、受験勉強したらと言って、必ず合格する訳ではないです。
娘の同級生の子も、東大京大阪大と言われる内のある大学を受験したが、花は咲かなかったです
いくら、頭がよいと言われていても、その時に、合格しなければ、その時点では証明されないし、浪人しても受かるとは限らないのです。
娘は、その子みたいに優秀ではないけれど、どんな親でも自分の子の不合格はキツイですよね
だから、校内選考をクリア出来れば、ほぼ合格すると言う指定校推薦で大学に行く事を親として許しました。
娘は、共通テストを受けたから、国公立の前期の受験の時に、「私も前期の試験受けたかった。」と言ったけれど、それは、年内合格をしているから言えるセリフであって、国公立を本命にしていたら、不安で絶対言えないセリフです。
お友達は、指定校推薦の校内選考をクリア出来ず、私立、国公立とすべて受験しました。近くで見ていて、指定校推薦の校内選考に落ちると、こんなにも違うのかと思いました。その事は、娘もよくわかっています。
ただ、指定校推薦の校内選考をクリアするとは思っていなかったから許した部分もあります。
色々な事が重なって結びついた指定校推薦での合格だったと思います。
春になったら、早いもので、大学2年生になります。一年は、本当に早いです。
今年一年、皆様がよい一年になりますように
うちの家族、たらば蟹が好きなんです！
昨日、食べたけど、食べ足りない！
買おうかな～
