盆栽のたたり? | ~ バリ島AMEDむつみの毎日が日曜日 ~

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バリ島アメッド&トランベンでのダイビング。のんびり田舎暮らし。
毎日が、日曜日のむつみの日記。

11月26日(月) 晴天 海-穏やか

うちの旦那(マンクー)の趣味は、盆栽。
ヒマがあれば、山に入り、盆栽用に見た目の良い木を探してきたりする。
家には、すでに沢山の盆栽があり、それでも、満足いかないのか、あちこち出かけては、木を探す。
もっぱら、村で有名です。私が、ブツブツ言ってると、村の人は、
「女探さず、木探すんだからいいんじゃない?」と、まーごもっともな意見。

そしてつい先日、こんな出来事が起こりました。
マンクーが、友達1人を連れて、同じ村の東側へ、いつものように盆栽を探しに行った時のこと。
ある場所にいけば、いい盆栽があると、目星をつけていたのですが、その場所の手前で人に聞いたら、
「その場所には、盆栽になるような木はない」と言われ、あきらめて帰ってくる途中で、1本の木がマンクーの目に入ってきた。その木は、乾季でかれた川の中に1本だけ生えており、雨季になり、川が氾濫しても、その木だけは、流される事なく何年もそこにある木、不思議な木である。
その木をちょっと見てみたくなったマンクーは、その木のある場所まで行って、その木を揺すってみた。
すると、少しぐらつくではないか。しかも、木に穴があいていたり、枝がいいぐわいに曲がっていたりと、盆栽にもってこい。
その時、一緒に行った友達は、「やめたほうがいいよー、その木は。」とかなりビビリ......
というのも、この一帯、精霊が沢山いることで村の人に知られてるところ。
友達は、怖くなって、先に帰ってしまった。
マンクーは、どーしてもその木が欲しくなり、木の前で手を合わせ、木に向かってこう言った。
「どうしても、この枝が欲しんです。木を切り倒す事はしません。枝だけを少し分けてください。お願いします。そして、もし、お怒りになるんであれば、いきなり罰を与えるような事はせず、私のところに、まず、知らせに来て欲しい。私は、いつも家に居ます。」
家にその枝を持って帰って来た時には、いろんな人から、いろんなことを言われてた。
そして、次の日の真夜中、マンクーが1階の部屋で1人で寝ていると.....
そばにある窓から、バリの正装(色は、全て白地のもの)を着た1人の大きなおじいさんが、スーと部屋に入って来て、マンクーの足元に立ち、何も言わず、ずーっとマンクーを見ていたらしい。
しばらくして、そのおじいさんが、窓から姿を消したと同時に、マンクーの体がだんだん重くなり、かなしばり状態になったらしい。

朝起きて、この話を村の人に話したマンクーは、皆から「だから、いわんこっちゃない。あんな所に入るのは、マンクーだけだ。」と散々、文句を言われ、<精霊が、マンクーを探しに来た>と、村のうわさになった。「お供え物持って、その木に拝みに言ったほうがいいよ」と言われ、マンクーもその気だが、
いつのことやら。早いうちに言ったほうがいいぞーマンクー!
さて、この話、どう思います?