夕方から降った雪が凍っていました

昔、叔父から貰った本

 

一月十三日の詩に

 

引きすてし車の数よ夜の雪
白雄

 

ってのがありました

 

雪の降りしきる夜、立ち往生した牛車が都大路のあちこちに乗り捨ててある。
白雄は江戸時代の人だが、ここに描かれているのは、いにしえの京の都。ちょっと雪が降るだけで車が動かなくなる二十一世紀の東京でも似た光景が出現する。

 

と解説が

でね何とは無しに「白雄」を検索してみましたら

 

「白雄句集」加舎白雄(かやしらお)元文3年8月20日(1738年10月3日) - 寛政3年9月13日(1791年10月10日)

信濃国上田藩の江戸詰め藩士加舎忠兵衛吉亨の次男として、江戸深川に生まれる。

宝暦末期に宗匠の青峨門に入門し、舎来と号し、

1765年(明和2年)松露庵烏明と、その師にあたる白井鳥酔に師事した。

1767年(明和4年)初めて自藩を訪れ、

1769年(明和6年)姨捨山の長楽寺に松尾芭蕉の句碑を建立した。

1770年(明和7年)『おもかげ集』、翌年『加佐里那止』を刊行する

 

何か今夜、縁を感じたのが、

この本をくれた叔父は(母も)信州は上田丸子町の生まれなんです

そして私は江戸時代で云えば江戸深川本所林町ってとこで生まれました

 

あまり開かない本でしたが、何故か?開いた今日の縁

 

今は亡き叔父の姿

 

 

 

人はね、只々生きているんじゃないの

ちゃんと何かを掴んで生きているの

それだけで生きてる意味があるの

そう思う寒い夜です

(家の中は温かです)

 

被災地の方々も暖かくしていて下さいね