この季節になると思い出すことの一つに「蟹」があります

 

石狩川でね、蟹獲って飽きるほど食べた思い出・・・


 

初めね、近所の金物屋さんで 針金とタコ糸を買ってきてね
針金は直径60?~70?センチ程の輪にしましてさ
それにタコ糸を網目(適当)に結んで網状にして
別に三箇所その網を吊るせるように、
タコ糸だったか?ロープだったか?(記憶に無い・・)を結んで

 

ともかく 私は 訳も分からず作業をしたものです
幾つぐらい作ったかなア~?・・・・・

 

そして出かける日、イカと鮭?の頭(魚のあら)かを買って夜を待って出かけました

 

大学のねー、学長専用の乗用車(クラウンかセドリック)でだよ!・・・
だいたいが、この運転手が発起人だから・・・

 

何処へ連れて行かれたのかまるっきり分かりませんが
ともかく何処辺だかの石狩川・・・

 

到着すると、餌を網にくくりつけてそれを・・・
上流からか?下流からか?
ともかく一定の間隔で川に沈めて・・・
もちろん、引き上げるためにロープは結んでありますよ

 

このロープは年季が入っていたなァ~と、憶えています

 

全部を川に入れた後は、明け方迄車中で睡眠・・
(もちろん酒有りですが・・・)

 

この時の想いで、当時のカーステレオは8トラックが主で
そのテープが・・・ナニの声が入っているテープで・・・

 

男三人、ニタニタしながら酒飲んで寝ました

 

さて明け方、上下流どちらか?
(確か決まりがあったと思いますが)
順番に網を引き上げてったのね・・

 

東京生まれの東京育ちの僕ちゃん、正にカルチャーショック!!!

 

スーゴイ!感激!!なんだわぁ~・・・

 

獲れるわ、獲れるわ・・・・・・
私の握りこぶし大(幅10センチ程)の甲羅を持ったカニが・・・・・

 

 

次々、持参の南京袋に詰め込んでさ・・・
2袋分獲れたか・・・・
大漁でした・・・・・・

 

帰って三人で分けてから・・・・・
 
部屋に、他の部屋の飲み仲間を集めてさ・・

 

ルンペンストーブ
http://www.hokkaido-jin.jp/zukan/story/03/18.html
の火強めて、

 

上に洗濯で使っていた金ダライに水を入れてねー

 

その時のストーブと私

 

イメージ 1


 

頃合を見て豪快に袋から一気にカニ等を落とし込み

 

すかさず板で蓋をして・・・

 

“ガチャ!”“ガチャ!”“ガチャ!”“ガチャ!”“ガチャ!”

 

タライの中でもがく音です・・・・・・・・

 

今思うと、なんと残酷な・・・・・・・・・
「南無・・・・」

 

と、言いつつ 大酒宴でした・・・
もちろん甲羅酒もやったりと・・・・

 

蟹を見るたびにあのモクズガニを想い出します