武藤彩未は天才ではない。だが完璧である。あろうとする。
そこには武藤彩未本人の絶え間ぬ努力と勉強がある。
それはとても美しく日本人が忘れていた物かもしれない。

いま、アミューズは大きな賭けをしようとしている様に見える。
賭けといっても全て計算ずくでやっていることなので一か八か
的なものではない。
戦略のコマの中には松井愛莉、三吉彩花も含まれるがやはり
飛車角クラスなのがBABYMETALの中元すず香とアミューズ35周年
プロジェクトの武藤彩未だろう。
もう知っての通りBABYMETALは日本を差し置いて世界で日の目を
見ようとしている。そんな中日本で展開しようとしているのが武藤
彩未であり、そのメジャーデビューが本日4/23のCD発売と、4/29
のライブ「BIRTH」である。
いま先行してそのCDを聞いているが本当に「こだわって」作ってある
のがよくわかる。パッケージング、曲の1つ1つが手が込んでるのである。

昔から武藤彩未を追っている私のような人間には今回のアルバムの曲目は
ライブで何度も聞いており実際に耳にするまでは「あぁやっと音源が
手に入る。歌詞が読める」ってぐらいに考えてたのだが、こうやってCD
で聞いてみると曲は録り直してあるし素晴らしく良くなっているのだ。
彩未ちゃんが言ってたライブで成長する楽曲ってこういう事をいうのかと
感心して聞いている。
こういう嬉しいアルバムに出会うのはたぶん「さくら学院2010年度-messages-」
以来だと思う。いやーあれはよく聞いた、穴があくまで聞いた(比喩)。
たぶんそれと同じぐらい『必聴版』になるんじゃないかと思っている。

話を武藤彩未に戻すと、小さい体に溢れるパワー。尚かつ、全ての人に
行き渡るほどの愛情とやさしさ。たとえ接触がなくてもこんな子を好きに
ならない人なんて日本の何処にもいないんじゃないかとさえ思う。
たぶん彩未ちゃんと一緒にお仕事をした人は何らかの好印象を持って
次の仕事につなげられるきっかけになると思う。そういう魅力が彼女には
確実にある。

その彼女のメジャーデビューが本日である。
時を同じくして韓流ミュージアムを続けていたアミューズミュージカル
シアターの閉館を耳にした。時代は、流行は、変化しているのである。
アイドルのブームもファッションと同じようにサイクルがあると思う。
そろそろグループアイドル一辺倒からの変貌があると読むアミューズは
間違っていないと思う。次ぎに来るのは冬の時代かソロの復権。

なーんて書くとこれを読んだ真面目な武藤彩未さんが「よし!私が頑張
らなくっちゃ」って気負ってしまわれても困るので1つ忠告しておくと
たぶん1人が頑張って何とかなる物じゃないです(^^)
もう既に役者は揃っていて、売れるかどうかは我々視聴者側の選択にある
んです。あとはもう彩未ちゃんには自信を持って真っすぐ進んでもらうだけ。

そして一方の一般人的観点でいうと「もうこれは売れなきゃ日本ダメだろ」
と思う。これは音楽業界に於いても、日本としても失敗してはいけないプロ
ジェクトだと思う。その為にもっともっと武藤彩未を知って欲しいと思う。
その為のCMタイアップ、歌番組(少ないけど)出演は惜しんで欲しくない。
ただ下世話なバラエティは慎重に選ばないとだめかもね。

そういう機会が増えるとたぶん好きにならすに居られないと思うよ?
あ、彩未ちゃんはそのままでいいからね(^^)b
大丈夫!彩未ファンが全て保障しますよ。



ちゃっぷ