「ういろ」の続きは「赤飯まんじゅう」 | 無縁(むえん)の縁(ふち)から

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老いた母と暮らす夫なし・子なしのフリーランスライター。「真っ当なアウトサイダー」は年を重ねる毎に生きづらくなるばかり。自身の避難所(アジール)になるよう、日々のつぶやきを掲載します。とはいえ、基本「サザエさん」なので面白おかしく綴ります。たまに毒舌あり。

京都の老舗、五健外郎屋の「ういろ」の話を書いたところ、京都在住のAさんが「五健やったらういろもいいけど、赤飯まんじゅうが美味しいから!」と教えてくれた。

赤飯まんじゅうって何?

 

そうしたら昨日、わざわざ買ってきて下さった。

聞くところによると、五健外郎屋の隠れた、いや有名なヒット商品らしい。確かにお店のウェブサイトを見ると、定番商品の中に入っている。

 

赤飯まんじゅうは、手のひらにちょこんと乗る大きさ。薯蕷饅頭のような白い皮に(これがかなり厚め)薄い桃色のお赤飯が包んである。そして頭に栗がちょん、と乗っけてある。

白い皮と薄桃色のお赤飯、そして黄色の栗。この取り合わせが素朴だけれどふんわり、ほんわりしていて、かいらしい。京都の洗練された和菓子もいいけど、こういう和菓子も実に魅力的。

 

白い皮のほわっとした甘さとお赤飯の優しい塩味が絶妙。そして栗の味がアクセントになって、めっちゃ美味しい。名物になるのん、わかります。

 

京都マジックにだんだんはめられていくようなこの頃。怖いこわい。京都怖い(笑)。でも、ちょっとワクワクしている。