こんにちは、美子です！今回は営業職の立場から遠距離恋愛の復縁について語りたいと思います。 ご存じのかたも多いでしょうが、営業職は比較的転勤の多い職種だと思います。
一般的に転勤が多い職種とは、金融系（銀行員・保険会社など）・商社・大手メーカー・国家公務員・ゼネコンなどです。 うちの会社の場合、営業は転勤が当たり前で3年に一度は転勤するような状況です。
このような状況は会社にとってはいいかもしれませんが、転勤するものたちにとっては最悪です。
とくに…結婚や恋愛にとっては…絶望的。 こうなると営業職が遠距離恋愛をした場合復縁などもムズカシイと諦めるかたも多いですが、あきらめる必要もないのかもしれないなと思う理由がふたつあります。
一つ目は 2017年（平成29年）3月30日に『厚生労働省雇用均等・児童家庭局』から出された『転勤に関する雇用管理のヒントと手法』というpdf資料です。
ご存じの方は少ないかもしれませんが、これは大きな波紋を投げかけました。 内容的にはいままで野放図にしていた転勤を一定の枠組みから考えなよとするものです。
これ自体の法的な拘束力はないのかもしれませんが、大企業というのは、これらのお達しに、少なからず影響を受けるものです。 そしてその影響は時間をかけ、採用や雇用に影響を及ぼし、いずれば社会全体をゆっくり変えていきます。 40p以上の内容の中から気になった部分を一部抜粋します。
① 転勤に関する対応や原則の明確化
[a] 転勤の態様に関する原則や目安の共有 転勤可能性の有無や地域的な範囲、時期、回数、一つの地域における赴任期間、本拠地の有無など、転勤の有無や態様について原則や目安が共有されていれば、労働者は自己のキャリア形成等についてある程度の中長期的な見通しを持つことができる。したがって、赴任期間等を一定の範囲で定めることが可能な場合には、上記の各事項についての一般的な原則や目安を自社の方針として定め、予め社内で共有することが考えられる。なお、あくまで目安であるということについて労働者との間に認識の齟齬が生じないよう、適切に対応することが望ましいと考えられる。
労働者に自らの生活の本拠地を登録させ、本拠地を基軸に転勤を組むことは 有効と考えられる。
転勤に関する雇用管理のヒントと手法
この中で注目して欲しいのが
・転勤の有無や態様について原則や目安が共有されていれば、労働者は自己のキャリア形成等についてある程度の中長期的な見通しを持つことができる。
・労働者に自らの生活の本拠地を登録させ、本拠地を基軸に転勤を組むことは有効と考えられる。
という部分です。
これって遠距離恋愛で復縁したい営業職にとって、喉から手が出るほど欲しい施策ではないでしょうか？
これが実現されれば
「こんどはいつ会えるかな？」
「こっちには戻ってこれないの？」
こんな会話にも
「この転勤は1年3か月後に終わり、そっちのほうに戻るから、また会えるようになるよ」
とか
「地元に戻ることは当面できないけど、1年後に車で1時間の距離に転勤することが決まったから、もっと頻繁に会えるよ」
とかあるていどは明確にすることもできるのです。
遠距離恋愛で一番ネックなのが、その距離感と連絡頻度、あとは安心感です。
会社の思惑でどうなるかしれない。そんな不安定な状況が遠距離恋愛のカップルを苦しめます。
でもこのことがあなたの会社に浸透すればどうでしょうか？ 未来は確実に変わってきますよね。
二つ目は比較的遠距離恋愛は復縁しやすいということがデータとして示されている点です。
・遠距離恋愛で別れてから復縁できる確率
・遠距離恋愛で別れてから復縁したきっかけ
というデータが公開されています。
遠距離恋愛で別れてから復縁できる確率
遠距離恋愛で別れた場合の復縁確率
遠距離恋愛で別れてから復縁できる確率=42％
復縁できた 42%
復縁できなかった 54%
現在も復縁に向かって活動中 4%
という結果になりました。
調査時期：2020年11月
調査方法：インターネット経由でアンケート
調査対象：遠距離恋愛で別れてから復縁しようとした男女100人
遠距離恋愛で別れた彼と復縁できる確率は42％ 引っ越しきっかけが最多！
これを見てわかるように遠距離恋愛で別れた場合は42％の復縁確率があります。
ちなみに同サイトによると平均の復縁確率は32％で、比較すると10％程度復縁確率が高いです。
そして次のデータ
遠距離恋愛で別れてから復縁したきっかけ
遠距離恋愛で別れてから復縁できたきっかけですが、
1位から
引っ越し 22%
連絡を取ったこと 18%
後悔したこと 12%
会いにいった 8%
再会 6%
SNSでのやり取り 6%
免許と車 4%
話し合い 4%
その他 18%
となりました。
遠距離恋愛で別れた彼と復縁できる確率は42％ 引っ越しきっかけが最多！
引っ越しで22％の方が復縁していますから、この2つを持って、以前よりは明るいのかなと思っています。
私は営業職のリーダーとして、これを会社上層部に訴えており、少しずつですが、いい流れにはなっています。
すぐにはムリでしょうが、将来的には流れもずいぶん違うかもしれませんね。