生まれたときから片耳難聴 先天性難聴手術までの道のり⑬ 手術終わったよ

息子は小学６年生 ！！

息子がいよいよ本格的に

耳の手術をすることになりました。

えっ、なぜに耳？？

実は、まるおは片耳難聴なのです。

難聴だったり

滑舌が悪かったり

不登校気味だったり

なんだか大変に見えるかもしれないけれど

まるおはいたって元気な小学生。

さあ、いよいよ今日は手術！

手術中は・・・

私は病室待機です。

予定時間は５時間。

ま～７時間くらい見ておきますか。

手術中の母として

息子を心配して涙して待つべきか・・・

心配して何も喉を通らない親になるべきか・・・

いやいや、

その必要ないでしょ！！

あとは手術部スタッフさんに

お任せするのみ！！

ということで

預かり保育に子どもを預けて

自分時間を得た母親のように・・・

まず最初の２時間は

夜に備えてお昼寝。

最高だぜ～っ！！

起きたらYouTubeを見ながら

病院のレストランから配達された

親子丼をほおばる。

ご飯作ってもらえるの最高～っ！！

歯磨きをして

携帯をいじって

ベットでごろごろ。

あ～至福のひととき。

これね、アドラーで言う

課題分けを知らなかったら

ず～っと泣いて過ごしていたと思う。

不登校経験で続けてきた心のお勉強が

あらゆる場面で役立ち始めています。

術後の戦い

さて、もうひと眠り・・・

と思っていたら

「手術終わりました～！！

　お迎えに行きましょう。」

と病棟看護師さんのお迎えが！！

あら、予定よりだいぶ早い！！

手術部に行くと

自発呼吸はしているものの

まだ眠っているまるお。

病室に帰ってきてもまだウトウト。

術後４時間は絶対安静。

３時間後から酸素吸入停止。

４時間後から飲水、トイレ移動可。

はい、そうなんですよ。

ただ寝てればいいんですよ。

が、しかーし

それが出来ないまるおくん。

麻酔から覚めたばっかりのウトウト期って

本能がむき出しというか

理性が効かないというか

言うことを聞いてもらえない！！

これ、母の術後もそうだったんだけど

本来なら言わないような事とか

普段は理性で抑えてることとかが

全面に出てくる。

まるおはウトウトしながらも

起きようとして起きられなくて

頭を打ち付ける。

後日、本人談によると

起きたかったけれど

めまいでおきられなかったとのこと。

酸素チューブを外す！

酸素モニターも外す！

とにかく何でも外す！

それを私が制止しようとすると

小6男子の

全力キックがさく裂！！

私、あざだらけになりましたワ・・・

とりあえず、看護師さんから

点滴ラインだけ守ってください！！

という使命を受けて

わたくし必死に守りましたよ

反抗期になったら

こんな風に殴る蹴るの暴行を受けるのだろうか・・・

と一抹の不安も感じながら

必死に腕は守りました。

暴れすぎたのか

痛い・・・

ウトウトしながらつぶやくので

痛み止めの点滴を追加。

そして２時間経過したころ

暴れすぎて

もはやパンツ１枚状態のまるおが

つぶやきました。

トイレ・・・

きた～っ！トイレっ！！

朝からジャンジャン点滴しているので

そりゃトイレに行きたくなる訳で・・・

でも、

４時間は絶対安静なので

トイレ＝尿瓶！！

まるお人生初尿瓶でございます。

こんなのに出来る訳ないじゃん。

漏れるよ。

ヤダよ、トイレに行きたい！！

はい、とりあえず「聞く」の出番ですww

トイレに行きたいよね～。

普通におしっこしたいよね～。

ちょっと間をおいてから・・・

今、手術したばっかりで

麻酔も覚め切ってないから

歩くの危ないんだよ。。

手伝うからこれにおしっこして欲しいんだよね～。

何度もリピートで語っていたら

いよいよもって我慢が出来なくなったらしく

もう分ったから早くしてっ！！

自ら尿瓶チャレンジしてくれました

初めてとは思えないナイス尿瓶使い！！

男子だからか、

非常にスムーズに出来ていました。

その後も荒れ狂う男子をなだめて

無事４時間経過。

晴れて歩行可能となりました

長かったぜ・・・

この後の様子はまた次回！

お楽しみに！