1⃣(第1問)の続きです。自分は一応、共通テストの世代なのですが、1⃣を解いた感想だとセンター試験の地理Bと比較すると、知識のある前提で資料の読み取りをしないといけないなと感じたので、正直解くのが面倒だし難易度もやや上がっているなと感じました。本題に入りましょう。

 

 

 

第2問 問1

アとイの凡例から炭田か油田で「油田△(イ)」、AとBの文章から石炭か石油で「石油」を選択しないといけない問題です。

 最初にアとイの地図を見るのが無難など思います。「油田△(イ)」なら中東付近、「炭田■(ア)」ならオーストラリアの東側に注目できるのではないでしょうか?これにより凡例は(イ)になります♪従い❸か❹の2択に絞れます!

 AとBに移るとAの『世界最大の生産国と消費国が同一』という部分に注目すると選びやすいものと思います。石炭の生産量と消費量の順位に注目します。

    【石炭の生産量】    【石炭の消費量】

1位    中国          中国

2位   インドネシア       インド

3位   インド          アメリカ

 

こうしてみると消費量は人口が多いほど多くなるという傾向がわかると思います。中国が石炭の生産量1位という知識がある方は多いと思うので、その知識を活用してその国の人口も考えてAは「石炭」だ♪と言えます。ただ、個人的には、中国は中東やアメリカと比べて石油はそこまで取れなかったような…くらいの認識があれば十分だと思います。この時点で答えは❸と分かったのですが一応Bについても触れます『埋蔵量の約半分が特定の地域に偏っている』という部分に注目すると西アジアのことを指しています。Bに先に触れても答えは選べると思います!

 

答え❸

 

*(豆知識♪)オーストラリアの資源分布

・北部→ボーキサイト(熱帯地方だから)

・東部→石炭(古期造山帯がある)

・西部→鉄鉱石(安定陸塊)

 

 

 

 

 

 

第2問 問2

凡例のカとキでアフリカまたはヨーロッパで「キ」に当てはまる地域を選択し、Xには増えているか変化していないかを選択する問題です!

 カとキでは左側の資料より人口の増加の割合はカのほうが大きいとわかります。またアフリカをヨーロッパという地域まで限定されています。簡単に考えるなら、アフリカとヨーロッパはどちらの方が先進国でしょうか?もちろんヨーロッパですね♪一般的に、、、

・先進国→出生率が低い水準にとどまりがちで、少子高齢化が進行中。そのため人口増加率が鈍い。

・発展途上国→出生率が高い水準である傾向があり、高齢者の割合が低い。そのため人口増加率が高い。

……以上より「キ」はヨーロッパだといえます。この時点で❸か❹の2択です!

 Xは知識がなくても資料さえ見れば読み取れます♪こういう問題は絶対に点数を取りましょう!1965年と2015年のアジアの人口と1次エネルギー消費量を見ます。人口は約2倍程度ですが、1次エネルギー消費量は約2倍どころでなく約10倍くらいですね♪このことから「増えている」が選択できます。なので答えは❸ですね♪

 

答え❸

 

 

 

第2問 問3

a、b、cの………

◇共通点  すべて1人当たりのGDPが向上している

◇相違点  aとbはCO₂の排出量が増えたがc は減っている。

、、、ということが読み取れます!と、いうことは、新興国は工業化でCO₂が増える傾向があるので、aが一番先進国だと推察も可能です♪

そしてサ、シ、スの説明文を見てみましょう。すると、、、、

・(サ)→先進国

・(シ)→新興国(先進国になりかけ)

・(ス)→発展途上国(農業(第1次産業)がメインなのは後進国の特徴)

、、、ということが読み取れます!

 

まずはcから考えましょう。CO₂の減少とGDPの向上の両立ができているので先進国らしき特徴のある(サ)を選択できます!この時点で❹または❻の2択です!次にbとcはどちらがより経済が発展しているかを考えます。1995年と2015年の変化前と変化後の数値はどちらもbのほうが上ですね!ということはbのほうがaより発展しているということがわかります。従いbは(シ)cは(ス)と選択できます♪よって答えは❻です♪

 

 

 

 

 

 

 第1問です(o_ _)o))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわり