今回ははじめて解説するなんていう記事を書くかもしれません。題名の通り共通テストの地理Bについて扱います!今まで偉そうに地理の記事を多く扱っていましたが、自分は受験生の時は理系でそこまで地理の勉強をしなかったので、確か点数もせいぜい本番で80点とれたかな?程度だったような気がします。大学でも地理を全く関係のないところにいるのですが地理は好きなのでこの記事を書かせていただきます( ・´ー・`)。

 

 

 

 

 

 

第1問 問1

 

個人的にはうわぁ、、、変な問題来たよ、、、と感じました。これが本番でもし来てしまったら明確な根拠を持って正解できるかどうかはちょっと自信がありません(笑)。本題に入りましょう。まずはこの問題の基礎知識。

 

・狭まる境界…プレート同士が衝突しあう場所

①大陸プレートと海洋プレートが衝突しあうと海洋側に海溝ができ、大陸側に弧状列島や火山ができます。

②大陸プレート同士が衝突しあうと山脈ができます。例)ヒマラヤ山脈

 

 ①と②の参考図。

 

まずはこの問題で『大陸棚は大陸プレート縁辺部(周りのこと)に広がる』という部分を見落としてはいけません。

これは狭まる境界付近には海溝(海で特に深い部分)と火山があるなということさえが分かれば正解を選べます!

aとbの比較ではaには火山のすぐ真横に大陸棚(海で浅い部分。200m以内)があるということ、アとイの比較でイの文字の真上の火山のすぐ下に大陸棚のあることが①に反しているので正解は消去法で❸になります。でもこの問題は火山がある!そしたら海溝もあるはずだ!狭まる境界じゃない?ということさえ察することができれば正解を選ぶことが十分可能だと思います。

 

 

 

第1問 問2

 

まずxは三角江。yは三角州のことをそれぞれ指しています!まずはxとyからさばいていきます!Aの流域はセーヌ川だ!Bの流域はポー川だ!と分かった方が多いと思います。セーヌ川と言えば三角江ですね!よってAはxでBはyと分かります。これで❷か❹の2択になりました。正直これが分からないと正解が少し遠のくような気がします。究極の2択になりました、、、。期待値はここまで来たらこの問題が4点なら2点、、、、、。ただ、少しずるいですがこの問題はxとyが選べているなら正解が選べます。xの三角江は上流からの土砂の運搬が少ないために海水が流入してできます。yの三角州は上流から多くの土砂が運搬されてできます。つまり、ここでは標高の高いところから(急峻なところ)流れるほうがより多くの土砂が来るのでは?と推察できればAはキ、Bはカを選択できます!したがってBの記号はカで文章はyの❷が正解です!また、フランスのセーヌ川の流れるあたりは安定陸塊だと知っていても正解を導くことができます。

 

 

 

第1問  問3

 

この問題ではGを選べたら大丈夫らしいです。それぞれの流路の気候に注目すると正解を選びやすいと思います

 

E(インダス川)…中流から下流域は乾燥帯

F(黄河)…ゴビ砂漠と近く上流は乾燥帯、Gと比べてやや寒冷な気候。

G(長江)…中流から下流域は温帯気候

H(メコン川)…中流から下流付近が熱帯気候

 

従い

E(インダス川)…裸地の割合に注目して❸

F(黄河)…上流区域がゴビ砂漠と近いことを考慮して❹

G(長江)…温帯をいうことは、夏緑樹林(落葉あり)と照葉樹林(落葉なし)が分布していることを考える。❷

H(メコン川)…常緑広葉樹の割合に注目して❶

 

 

*暖かさは照葉樹林>夏緑樹林

 

よって答えは❷

 

 

 

 

 

 

 

 

おわり