第9話「アンドロイド0指令」 | 西洋料理店「山猫軒」 ☆RESTAURANT WILDCAT HOUSE☆

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双極性障害(躁うつ病)患者本人です。



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パトロール中のフルハシ隊員が、
モロボシ・ダンと間違えられて何者かに襲われた。
相手は、金髪の美少女だった。
少女の残したブローチは、地球のものではなかった。
そして、その内部には、「アンドロイド ゼロ指令」
という謎の言葉が書かれていた。
ダンとソガは、キリヤマ隊長に事件の調査を命じられた。

その頃、町には、「おもちゃじいさん」という老人が現われた。
おもちゃじいさんは、子供たちに玩具の銃を
売り歩いていた。
その玩具には、どれも謎のワッペンが付いていた。
ダンが持ち帰り、基地で調査すると、
そのワッペンも宇宙金属でできており、
何らかの受信機能を有している事が判明した。

おもちゃじいさんの正体は、チブル星人だった。
チブル星人は、マネキンの少女アンドロイドに命を吹き込み、
自分の護衛として使っていた。

あの受信機には、催眠機能がある。
チブル星人の命令で、子供たちをロボットのように
操り、玩具に擬態した本物の武器で一斉蜂起させる。
この恐るべき侵略計画が、「アンドロイド ゼロ指令」なのだ。

ダンとソガは、
閉店後のデパートにおもちゃじいさんを追い詰める。
その時、デパートの玩具売場の戦車や飛行機が、二人に襲いかかって来た。
暗闇のデパート店内に、「お客様にお知らせします。
アンドロイド ゼロ指令は、
午前零時の時報とともに発令します。
あとしばらくお待ちください」
アンドロイド少女の不気味なアナウンスが響いた。




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頭脳星人 チブル星人

身長:2メートル

体重:500キログラム


知能指数5万の宇宙人。地球侵略の為「アンドロイドゼロ指令」の準備をしていた。

「おもちゃじいさん」の姿で、街に現れた。

体のほとんどが、脳髄であり、戦闘能力は低い。

美少女アンドロイド「ゼロワン」を護衛代わりに連れていた。


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アンドロイド少女ゼロワン

身長:1.7メートル
体重:90キログラム

チブル星人が護衛として連れ歩いていたアンドロイド。
本来はマネキン人形の姿をしているが、
チブル星人の超能力で、人間の美少女の姿になっていた。

手から電撃を放ち、時速100キロ以上で走る事ができる。
悪ふざけして、モロボシ・ダンになりすました、
フルハシ隊員に電撃攻撃を浴びせた。

モロボシ・ダンらを深夜のデパートに呼び寄せて、
セブンへの変身前に殺害しようとした。
しかし、ダンがセブンに変身した為、
おもちゃじいさん(チブル星人)と逃げ出した。

「…もう何もかもお終いです…」
とチブル星人に進言していた。

最後は、チブル星人を守ろうとするが、
セブンのエメリウム光線で破壊され、
粉々の部品となって飛び散った。