unixは日常手に入るもののうち、最強のテキスト処理システムだ。
ただし、だ。
それは英語を扱う場合に限られる。
日本語を扱う場合には、比類なき最強とは言い難い・・・
grepは、特定の文字列を検索してくれるコマンドだ。
ところが検索文字列が日本語の場合、あんまりうまくいかない。
たしか、これをやる方法ってあったはず。
なんだったっけ?
「grep 日本語」
すぐに見つかった。
lgrepというらしい(あれ? そんな名前だっけ?「l」ってなんだ?
と思ったが、とりあえず続ける)
うちはUbuntu18を家サーバーにつかっているから、わからなくてもとりあえずコマンドを打ってみる。
sudo apt install lv
とやれ、と言われる(ubuntuから)
またしても「lv」ってなんだ? と思う。
が、とりあえず言われた通りにやる。
おおっ!
あっけなく日本語でgrepできるようになった。(厳密にはlgrep)
後から知ったのだが、
printenv | grep LANG
LANG=ja_JP.UTF-8
になっていないといけなかったらしいが、うちのは最初からそうなっていた。
というわけで目的は達成したので、
「lv」ってなんだ?
の部分を調べてみる。
lvとは、 多国語に対応したテキストファイルビューアで、lessの代わりに使われることが多い。また、文字コードの変換にも利用できる。
そして、lgrepとは、 lvのaliasで動作するgrep。
とのことらしい。
試しにコマンド名をlgrepからlvに変えて検索してみた。
あっけなく出来た。
へえ、そうなんだ。ってえことはlvっていうのがやけに高機能なんだな。
lvをソースからインストールする手順