ISKAの歴史 | スポーツ教育としてのキックボクシング武禅館ジム/名古屋市緑区、岐阜県多治見市宝町

スポーツ教育としてのキックボクシング武禅館ジム/名古屋市緑区、岐阜県多治見市宝町

2010年に総合空手道武禅館を創始。地域のイジメ問題解決や、発達障害克服に取り組んできました。名古屋市緑区、岐阜県多治見市に道場を経営しており、ISKAジャパン公認トレーナー資格取得に伴いアマキッククラスを開設しました。

 

International Sport Kickboxing &Karate Association=ISKAは、ファイトスポーツ
(キックボクシング、MMA)の認定管理をする機構団体である。
1986年6月16日にフロリダ州・ジューンズビルを本部に発足された。現在の会長は、
コーリー・シェイファー。
アメリカ各州の代表プロモーター達と元PKAイベントディレクター達が、「世界へ通用するタイ
トル管理統括をする認定団体・セクション機構を」と言う意義でスタートした。
同年10月9日にはヨーロッパ統括本部(現会長はポール・ヘネシー)が発足された。
ISKAでは、プロフェッショナル部門と、セミプロも含むアマチュア部門の2つがある。
プロ部門は、フルコンタクトキック(アメリカン空手)、キックボクシング(フリースタイルール、
オリエンタルルール、K-1ルール、ムエタイルール)、MMA部門の競技を統括、認定している。
例:ベラトール、グローリーともにISKAへの認定・認可を依頼し、世界各国の国家許可証書等
をそれぞれの国のスポーツ省から、大会開催免許を取得している 。

ISKAとテレビ放送の歴史について
アメリカでの初のスポーツ専門チャンネル局ESPNが、“ISKA
認定キックボクシング”と言う目玉番組として1986年より全米
でスタート。当時のアメリカ・ヘビー級王者として大スターとなっ
たのは、デニス・アレクシオ、ドン・星野・ウィルソン、リック・ルー
ファスなど。ヨーロッパ地区では、後年にk1初代王者となるブラ
ンコ・シカティクらが輩出された。
デニス・アレクシオに関しては、1989年ベルギー出身の有名ハ
リウッド俳優ジャンクロード・ヴァンダム主演の映画”キックボクサー”(全世界同時公開された)へも出演し、ヴァンダムとダブル
主演を演じ、キックボクシングを知らない世代へもその存在が浸透した。
世界初のスポーツ専門テレビ局 ESPNとは?
ISKAの発足当時1980年代中盤のアメリカでは、ケーブルテレビネットワーク網の視聴が大変盛んだった。
それが現在のペーパービュー放送や、衛星放送の歴史にも通じる。昨今、日本の一般家庭で視聴されるようになった。
WOWOWやスカパーなどを含めた衛星放送の“番組を買って見る”と言う基本形になった。AMEBAの有料放送もこれに該当
する。

当時のアメリカでケーブルTVでアクション映画は人気のコンテ
ンツ。アクション映画が好きな視聴者をリアルファイトスポーツへ
の誘導は簡単でキックボクシングの人気に火がついた。
当時は人気キックボクサー(ドン星野・ウィルソンやデル・クックな
ど)がアクション映画と平行してプロモーション活動することがア
メリカでは多かった。
1990年代中盤には、フランスの大手スポーツ専門TV局カナル
プラスにてフランス各地から毎週末にISKA認定の世界戦が生
中継されはじめオランダのロブ・カーマン、アンドレ・マナート(現オランダ・目白ジム会長)、アーネスト・ホースト、オーストラリアよ
りヘビー級世界8冠王スタン”The MAN”ロギニディス、ジェロム・レ・バンナ、マンソン・ギブソンなどがこの認定機構の王座を
獲得し、大人気となった。
アフリカエリアを含むヨーロッパ全土でもこのISKA認定機構が権威を増し キックボクシング、国際ルール・ムエタイのヨーロッ
パでの大ブームへのかけ橋となり、1990年前後にはこの競技の世界最大の認定機構団体となる。日本では、93年に発足し
たK-1が一大ムーブメントを興し世界へと浸透していった。数々のISKAチャンピオンがK-1でも活躍した。2000年以降に日本
のK-1 MAXの前身大会K-1 J-MAXにて魔娑斗がムラッド・サリ(フランス)とプロ部門の世界ウェルター級タイトルマッチへ
の認定試合を開催した。
近年ではRISEプロモーションで那須川天心、原口健飛、大﨑一貴がタイトルを獲得している。本年6月に武尊がパリで開催さ
れたMTGPでタイトルを獲得したことも記憶に新しい。
日本では、2009年11月にK-1を創始した石井和義氏の実弟である石井俊治氏が「ISKAジャパン」の代表に任命された。
2015年10月1日に加藤勉氏がISKA日本代表に就任(2017年5月退任)。
2017年5月14日より現代表の中崎寿光(Nakazaki Toshimitsu)が3代目代表に就任。
2023年4月1日に、ISKA日本支部局のアマチュア部門の代表として、甘井もとゆき(Amai Motoyuki)が就任した。
2023年4月1日に、ISKA日本支局のプロ部門、アマチュア部門等 全てのルール統括部長として 河邉 健司(Kobe Kenji)
が就任。
2023年10月ミュンヘンで開催されたISKAアマチュア世界大会に日本チームとして視察、ルール
統括部長の河邉健司がグラップリング競技に参加し3位に入賞、日本人初のメダリストとなる。
競技参加翌日に日本人として初のオフィシャルレフリーテストにチャレンジし合格した。
2023年12月1日ISKAジャパンレフリー試験が初開催、Cレベルテストに2名が合格した。
2023年12月10日、日本初となるISKA公式ルールに基づくアマチュア大会を愛知県豊橋市で開催。