ようやく出版に向けた原稿が書けました!
まるっと書き直ししての、また再度仕上げるのは大変ですが物凄く文章の精度が上がりました。
余分なものが削ぎ落とされている感じです。
やはり失敗から学ぶものは大きいですよね。
それと同じで、教育も失敗は糧になると考えるとよいです。
この世界、子供への教育に対し「失敗は許されない」という脅迫観念が強いです。
もちろん、教育業にある方は他人の人生に影響を与えるわけですから、失敗してもいいというわけではありません。
しかし、失敗を反省するだけ、誠意で示すだけで終わることが多いのは考えもの。
「失敗は許されない」という考え方が横行すればするほど、いざ失敗が起きた時に精神論に偏ってしまうことが多いです。
反省だけなら誰にでもできるもの。
大切なのは失敗しない為のシステムを作ることです。
このシステムができれば、それに沿って動き、また精度の低いところを埋める…
そうした効率的なやり方が必要です。
教育者の時間的負担、精神的負担が大きいのも「聖職者である」という精神論から来ているのではないでしょうか?
武術、兵法というのは先人が編み出した効率的行動の為のシステムでもあります。
前時代の産物として伝統を見るか、システムとして見るかの違いを私は提唱し教えています。
武術教育研究家、小池