原爆劇 上演 舟入高演劇部 | ヒロシマ平和公園の四季 第2部

ヒロシマ平和公園の四季 第2部

原爆投下により広島の街は「ヒロシマ」に変容しました。その悲劇から70年あまり平和な町に復興しました。しかし、平和公園には「ヒロシマのこころ」が息ずいています。四季の移ろいとともに語り継ぎます。

 

広島市立舟入高演劇部による原爆文学の講演(須崎先生)と朗読会が、「被服支廠保存懇談会(中西代表)」の主催で行われた。高校生の朗読の中で原民喜の「夏の花」の一節が心に残った。民喜はこの部分だけをカタカナ表記にして、廃墟の闇からの叫びを表現した。広島がヒロシマに変容した瞬間を・・・。なお、原爆資料館のCG「ホワイトパノラマ」は、彼の表現した「灰白色」がテーマになっている。
 

「ギラギラノ破片ヤ
灰白色ノ燃エガラガ
ヒロビロトシタ パノラマノヤウニ
アカクヤケタダレタ ニンゲンノ死体ノキメウナリズム
スベテアツタコトカ アリエタコトナノカ
パツト剥ギトツテシマツタ アトノセカイ
テンプクシタ電車ノワキノ
馬ノ胴ナンカノ フクラミカタハ
ブスブストケムル電線ノニホヒ」