木靴の樹 三回目の出会い 二〇二四年五月十一日 Cinema KOBE | 俺の命はウルトラ・アイ

木靴の樹 三回目の出会い 二〇二四年五月十一日 Cinema KOBE

 エルマンノ・オルミ監督作品『木靴の樹』

を2024年5月11日11時Cinema KOBE CINEMA

2で鑑賞した。わたくしにとって三度目のスク

リーン鑑賞であった。

 

 『木靴の樹』

1978年 木靴の樹

 L’Albero Degli Zoccoli

 L’Arbre aux sabots

  映画 187分  ゲバカラー

 制作国 イタリア 

 1978年5月 第31回カンヌ国際映画祭公開

 1978年9月21日 イタリア公開

 昭和五十四年(1979年)四月二十八日 日本公開

 制作   ミラノ映画制作集団

 製作   アッティリオ・トリチェッリ

 脚本   エルマンノ・オルミ

 撮影   エルマンノ・オルミ

 編集   エルマンノ・オルミ

 美術   エンリコ・トヴァリエリ

 衣裳   フランチェスカ・ズッケリ

 録音   アメデオ・カザーティ

 音楽    ヨハン・セバスチャン・バッハ

 オルガン演奏 フェルナンド・ジェルマーニ

 

 出演

 ルイジ・オルナーギ(バティスティ)
 フランチェスカ・モリッジ(バティスティーナ)

 オマール・ブリニョリッリ(ミネク)

 アントニオ・フェラーリ(トゥー二)

 テレーザ・プレッシャーニーニ(ルンク未亡人)

 ジュセッペ・ブリニョッリ(アンセルモ)

 カルロ・ロータ(ペピーノ)

 パスクァリーナ・ブロリス(テレジーナ)

 マッシモ・フラトゥス(ピエリーノ)

 フランチェスカ・ヴィラ(アネッタ)

 マリア=グラッツィア・カローリ(ベッティーナ)

 バティスタ・トレヴァイニ(フィナール)

 ジュセッピーナ・サンガレッティ(フィナルダ)

 ロレンゾ・ペドローニ(爺さん)

 フェリーチェ・チェルヴィ(ウステイ)

 ピエランジェロ・ベルトーリ(ニ男)

 ブルネッラ・ミリアッチョ(オルガ)

 ジャコモ・カヴァレッリ(ブレナ)

 ロレンザ・フリジェーニ(マッダレーナの母)

 カルメロ・シルヴァ(神父ドン・カルロ)

 マリオ・ブリニョッリ(地主)

 エミリオ・ペドローニ(土地管理人)

 ヴィットリオ・カペッリ(フリキ)

 フランチェスカ・バッスリーニ(マリア)

 リナ・リッチ(祈祷師)

 フランコ・ピレンガ(ステファノ)
 ルチア・ペッツオーリ(マッダレーナ)
 

 監督  エルマンノ・オルミ

 

 

 19世紀末イタリアロンバルディアの大自然

において玉蜀黍畑が輝きを見せている。

 

 

 四家族が一つの土地に共働ながら暮らしてい

る。

 

 バティスティ・バティスティ―ナ夫妻と息子

ミネクと幼い子供たち。

 

 フィナール・フィルダ夫妻と息子ウスティと二

男男子と娘オルガ。

 

 ルンク未亡人と六人の子供とアンセルモ老人。

 

 ブレナ夫妻と紡績工場で働く娘マッダレーナ。

 

 四つの家族は同じ土地に住み暮らし支え合っ

ている。

 

 地主が家屋・家畜小屋・土地・樹木の全てを

所有するという体制のもと、農民は収穫の三分

の二を地主に差し出さすことが義務付けられて

いた。

 

 

 バティスティ・バティスティーナ夫妻は、神

父ドン・カルロから、ミネクが神童であり、学

校に通わせ、学問をさせるべきだと強く勧めら

れる。

 息子が「神に選ばれし子」と言われても、バテ

ィスティ夫妻は即座に承知できない。労働力とし

てミネクに仕事を手伝ってもらうことを期待して

いた。通学には往復12キロメートルかかり、夫婦

には新しい子供も生まれる予定である。

 

 ペピーノ少年は15歳だが懸命に働き母ルンク

未亡人を支えている。妹のテレジーナ・アネッタ

は母の洗濯仕事を手伝っている。

 

 

 フィナールが干草を取り込み、子供達が遊ぶ。

ウスティは父フィナールの怒りの声を聞きなが

ら働く。


 ミネクら子供達がアヒルを追いかけていると、

フィナールはアヒルの首を斬り、妻オルガが持

ってきた鍋に血をためる。

 

 マッダレーナは絶世の美女である。同じ紡績

工場において働いてしている青年ステファノは

一途にマッダレーナに恋していた。

 

 

 

 

 フィナールが干草を取り込み、子供達が遊んでい

る。ウスティは父フィナールの怒りの声を聞きなが

ら働く。


 子供達がアヒルを追いかけていると、フィナール

はアヒルの首を斬り、妻オルガが持ってきた鍋に

血をためる。

 

 

 畜舎において四家族全員が作業歌を唄い玉蜀黍

の葉を剥いている。

 

 四家族全員が集まって、バティスティが語る物

語を聞く。バティスティは話術の名人で聞きに来

た仲間達の心を掴んで離さない。

 

 ミネクは学校で学び学問に喜びを感じ始めた。

 

 

 計量の日。

 バティスティはミネクに袋の両端を持つんだ

ぞと指導する。

 アンセルモ老人やペピーノやフィナールとそ

の二男が地主の屋敷に向かった。

 地主蓄音機に触れる。農夫達が荷馬車で集ま

る。フィナールは子供達と一緒に素早く袋に石

を詰めて重量を増やした。

 地主は妻に音楽を聞かせる。農夫たちは地主

の部屋から流れる音色に感嘆した。

 

 昼時。フィナルダが祈念する。


 

 テレジーナ・アネッタ姉妹は洗濯物運搬で、

一人が手押車に乗って、もう一人が押すという

運び方をしていた。アネッタが重さに耐えら

れず、車を転がしてしまう。


 テレジーナはやむなく自分で車を押して洗濯

物を運ぶ。


 母のルンク未亡人は洗濯の仕事に励んでいる。

娘達が運んできた注文の衣類を受け取るが、「土

曜迄に仕上げて」というお客の期限の厳しさを感

じた。

 娘達は赤ん坊の世話をしている。

 

 夕方の紡績工場作業場で勤務時間が終わり、労

働者達にとって帰宅の時となる。

 マッダレーナが畑の側を通って家路に着いてい

ると、ステファノが追いかけてきた。

 

  ステファノ「君に挨拶したいんだけれども

        『こんばんは』だけ言っても

        いいかい?」

 

  マッダレーナ「『こんばんは』だけなら、

         いいわ」

 

  ステファノ「君は黙るの?」

 

  マッダレーナ「『こんばんは』ならば、

          わたしも言うわ」

 

 マッダレーナが笑顔を見せた。ステファノは感

激を覚える。

 

 

 バティスティ家では、バティスティが湯を沸かし

息子ミネクの風呂を作る。父は息子に、背中・首・

耳を洗うことの大切さを教える。バティスティーナ

は鞄を縫いつつ、息子の風呂の湯加減が温くはな

いかと案じる。バティスティはとても熱い風呂だ

と語る。裸になった息子ミネクはお風呂に入った。

 

 

 寝室ではミネク少年が中々眠れない。バティス

ティーナは早く眠るようにと注意する。朝になれば、

神様が勉強が更に出来るようにして下さるという母

の言葉を聞いたミネクはそれでも眠れなかった。

 

 アンセルモ爺さんと幼女ベッティーナは畑を見つ

める。トマト栽培はアンセルモの夢だ。
 ペピーノはブレナと共に製粉場に玉蜀黍を運び
入れる作業をしていた、主人から「此処で働かない
か」と声をかけられた。
 
 冬の夜の畜舎において、バティスティがみんな

に物語を熱く語る。
  
 ステファノ青年が仲間と共に集会を聴きにきた。
マッダレーナは編み物の手を休めてステファノを

見つめる。
 バティスティが風笛の音を聞く。澄みきった

音色である。幼女ベッティーナや娘オルガが音

の方向を問う。地主の家の方角から聞こえてき

た。


 

 ポプラ並木を歩むステファノは「トーネ、トー

ネ、トーネ」と力強く歌う。

 

 地主の立派な屋敷では音楽会が開催されている。

 

 ステファノは屋敷から聞こえる『トルコ行進曲』

の音色を聞き屋敷に近づいた。

 地主は人の気配を感じて「誰だ」と問う。彼の

家の中では息子が見事な演奏を為して妻がその様

子を見つめている。

 

 

 みぞれの日。男達が湯を沸かしている。豚の屠殺

をする男達や管理人がやってきた。フィナールが育

てた豚が屠殺される。

 

 

 

 ドン・カルロ神父はバティスティにミネクの成績が

優秀であることを伝える。


 神父はが川で洗濯をしているルンク未亡人を尋ね、

テレジーナ・アネッタを孤児院に預けないかと提案

する。未亡人は長男ぺピーノに相談する。ペピーノ

は家続で力を合わせようと語る。

 

 

 

 朝。ルンク未亡人は洗濯の仕事を為す。アンセルモ

老人はベッティーナに語りつつ、トマト栽培に精進す

る。

 

 アンセルモは厩で牛が重い病に罹っていることを

知った。

 

 獣医が馬車に乗って往診にきた。牛は重篤であり、

殺処分して金にするのが一番良い方法だと医師は言

う。未亡人は生活方法で牛を頼りにしていますと語

る。だが獣医は牛の回復は厳しいと語り、未亡人が

往診料金を聞くと、「気を使わなくてもいい」と答

えた。

 

 ルンク未亡人は礼拝堂に行き、「主よ。我等の罪を

許したまえ」と祈る。

 

 ミネクが帰ってきた。父バティスティは勉強した

事柄を問う。ミネクは水には多くの生物がいること

を習ったと告げた。

 

 夕方。紡績工場の仕事を終えたマッダレーナが帰宅

の道を歩む。ステファノが近づき、「君にキスしたい」

と想いを告げる。マッダレーナ「だしぬけに言うもん

じゃないわ。」と述べる。

 


 フィナール家では当主フィナールと息子ウスティ

が激しい親子喧嘩を為す。

 

 ルンク未亡人が洗濯していると、長女テレジー

ナが「母さん、牛が立ったわ」と報告する。

 未亡人は「まさか!」と語りつつ牛の回復を見て

感激する。厩に貼ってある聖母マリアの絵に対して

未亡人は深謝する。

 

 農園に行商人のフリキがやってきて見事な語り

で品物を紹介した。

 

 朝の祭の広場において回転木馬が止まっている。

 

 神父は説教で、若者の一団がフランスの兵士を

侮辱したことを述べた。

 礼拝堂においてドン・カルロ神父は、ルトレック

将軍が侮辱に対して林に火を放ち焼野原にすること

を宣言し、人々が恐怖に震えたことを語る。

 

    神父「恐れおののく村人達は教会に逃げ

       こみ、母に訴える如く聖母に祈った。

       すると、我等の聖なる母マリアの上に

       奇跡が!

       壁に描かれたマリア様が涙を流され

       た。」

 

 神父は不思議な出来事を告げた。

 

 将軍は始めその出来事を信じなかった。

 

 

 教会に赴いてマリア像が涙している光景を見て、そ

の地に跪いて足元に信仰の印として帽子と剣を置いた。

350年後の現代において、世界の危機が暗示され、教

会で奇跡を想起することの大切さを強調した。

 

     神父「皆さん、奇跡なくして、私達はいな

        い。

        奇跡には、人間にはない力で、神の

        愛の力である。」


 前半の物語を要約した。

 

 フィナールの金貨広い、バティスティーナの出産、

ミネクの靴壊れ、バティスティの地主所有樹切断に

よる木靴作り、マッダレーナ・ステファノの結婚の

ドラマが後半において語られる。

 

 大詰では地主が木靴切断に激怒し、犯人捜しが

厳しく為される。

 

 バティスティは確かに無断で主人の樹を切ってし

まったが、冷厳な罰が下される。

 

 処罰の苛酷さを堪え、妻バティスティーナ、愛息

ミネクや幼い子供達と静かに歩むバティスティに忍耐

を学んだ。

 

 

 Ermanno Oⅼmi エルマンノ・オルミ

 

 

 1931年7月24日イタリアロンバルディー州ベル

 ガモ県生まれ。

  

 1959年第一回監督作品『時は止まりぬ』 Il tempo 

siè  fermato を発表。

 

 1961年監督作品『定職』 Il postoを発表。

 

 1963年監督作品『婚約者たち』 Ifidanzatiを発表。

 

 1965年監督作品『人、来たれり』 E venneun uomo

 を発表。


  1967年監督作品『若き恋物語』 Raconti di giovani

 amori を発表。

 

 1969年監督作品『ある日』 Un certo giornoを発表。

 

 

 1970年監督作品『回収者たち』 I recuperantiを発表。

 

 1971年監督作品『夏の間』 Durante l’estateを発表。

 

 1974年監督作品『状況』 La cirecostanzaを発表。

 

 1978年5月 カンヌ国際映画祭にて

       『木靴の樹』が上映される。

 

 1983年監督作品『歩け歩け』Camminacamminaを発表。


 1987年監督作品『偽りの晩餐』 Lunga vita alla

signoraを発表。

 

 1988年監督作品『聖なる酔っぱらいの伝説』 La legenda

del santo bevitoreを発表。

 

 1993年監督作品『ボスコ・ベッキオの秘密』 Il segreto

del bosco vechio を発表.

 

 

 1994年監督作品『創世記 天地創造と大洪水』 Gensi:

La creazione e il diluvioを発表。

 

  2001年監督作品『ジョヴァンニ』 Il mestiere delle

armiを発表。

 

 

 2003年監督作品『屏風の陰で歌いながら』 Cantando

dietro i paraventiを発表。

 

 2005年監督作品『明日へのチケット』Ticketsを発表。

 

  2007年3月30日監督作品『ポー川のひかり』Cento

Choidiが公開さる。

 

 2011年監督作品『楽園からの旅人』il villaggio di

cartoneを発表。

 

 2014年11月16日監督作品『緑はよみがえる』

 が公開さる。

 

 2018年5月7日 死去。86歳。

 

 

 エルマンノ・オルミ監督鑑賞履歴

 

 『木靴の樹』

 昭和六十年(1985年)六月二十三日

 京都教育文化センター第一回鑑賞。

 平成二十八年(2016年)六月十一日

 京都シネマ第二回鑑賞。

 

 『聖なる酔っぱらいの伝説』

 1990年代京都シネマ

 

 『ポー川のひかり』

 平成二十一年(2009年)九月二十一日 

 シネ・リーブル神戸

 

 

 『明日へのチケット』

 平成二十二年(2010年)十月十四日 

 駅ビルシネマ

 

 

 『楽園からの旅人』

 平成二十五年(2014年)十月十九日

 京都シネマ

 

 『緑はよみがえる』

 平成二十八年(2016年)六月四日

 京都シネマ

 

 

 

 『木靴の樹』は農民の真面目な暮らしを尋ね

ているが、命は人間以外の動植物を食べて保た

れていることも確認されている。

 

 農民に首を抑えられて斬首されるアヒルや

農民達に刃物で刺され屠殺される豚に震える。

残酷で痛ましいシーンだが食物になっていく

と「美味しそう」と感じてしまう。

 

 アヒルや豚の映像は、食べ物を大事にして

感謝することの大切さを私に教えてくれてい

る。

 エルマンノ・オルミ監督は2016年の

『緑はよみがえる』封切りに当たって、日

本へのメッセージを動画で語った。

  

 広島・長崎と二度原子爆弾を受けた日本

を「どの国よりも苦痛を味わった国」と確

かめたオルミは、命の尊さと平和への道を

「日本に教えて頂きたい」と語った。

 

 岸田文雄政権は2023年8月24日から福島

第一原発事故放射能汚染水を処理水と偽って

海洋に投棄し中華人民共和国・大韓民国・朝

鮮民主主義人民共和国を侵略している。

 日本国憲法第九条戦争放棄に自衛隊を明記

し自衛目的の戦争を可能にしようとしている。

緊急事態条項独裁で日本在住地球人にmRNA

猛毒注射強制を可能にしようとしている。

 

 ダボス会議は2024年に日本国と中華人民共

和国に戦争をさせようと狙っているという研究

がある。可能性は十分に有る。

 21世紀日中戦争は絶対に阻止しなければい

けない。

 

 戦争は自衛の美名の下に始められ、若者達は

殺し合いを強制される。

 

 自由民主党・公明党・日本維新の会・国民民

主党・教育無償化を実現する会が「戦争準備の

国防軍を明記しても戦争はしない」という言葉

は嘘である。戦争を禁止している戦争放棄が邪魔

だから憲法改変を焦っているのだ。リチャード・

アーミテージは「憲法九条に邪魔されてる」と

はっきり述べている。

 

 「徴兵制で鍛えろ」と叫ぶ方に限ってご本人は

憲法九条に徴兵免除してもらっている恩恵をちゃ

っかり貪って若者達に苦役を強いようとしている。

 なんでご本人は自衛隊に入らないのかね?民は

「鍛える」側の存在ではない。集められ「鍛えら

れ」て合戦を強いられる側の存在である。

 

 老獪な大人達から若者を守ることも民の責任であ

る。

 

 日本在住地球人にとって平和憲法第九条戦争放棄

は変えてはいけない事柄であり、守って行くことは

世界平和への祈りに通じる。

 

 2016年エルマンノ・オルミ監督が日本に「平和を

教えて欲しい」というメッセージを語ったのは、安

倍晋三政権が平和安全法制名義の戦争法案を強行し

戦争放棄改変に執着したからだと見ている。

 

 現代の自公維新国民民主教育無償化は安倍晋三の改

憲野望を引き継いでいる。

 

 ジョー・バイデン政権が終わるが、ウクライナ・ロ

シア戦争終戦、イスラエル・パレスチナ戦争終戦の道

は中々見えない。

 

 一日も早い世界平和の実現とmRNA猛毒完全廃止を

祈っている。

 

 

 平和憲法改変を許したら、エルマンノ・オルミの

祈りを冒涜することになる。

 

 2024年5月24日のCinema KOBEの三回目鑑賞に

おいて、アンセルモ未亡人の牛回復への祈りとドン・

カルロ神父が語るマリア像の涙の説教に奇跡を想う

心を学んだ。

 

 重篤だった牛が回復して立ち上がった。

 

 村人の命を守りたい心を聞いた壁のマリア像が

泣いた。

 

 映画で映され語られた奇跡は、現代観客に平和への

祈りを教えてくれている。

 

 戦争への道・猛毒注射強制が迫っている現代だから

こそ平和と猛毒廃止を祈る。

 

 祈りは全ての行動・言動の原点である。

 

 マッダレーナ・ステファノが新婚旅行で川を下る

シーンに無限の美がある。

 

 美との出会いは平和に於いて成り立つものであ

る。

 

 エルマンノ・オルミ監督

 

 93歳御誕生日

 

 おめでとうございます。

 

                    合掌

 

オルミ師