六月二十九日 国立文楽劇場 菅原伝授手習鑑 丞相名残の段 千歳太夫 富助 行きたい | 俺の命はウルトラ・アイ

六月二十九日 国立文楽劇場 菅原伝授手習鑑 丞相名残の段 千歳太夫 富助 行きたい

 六月二十九日国立文楽劇場

において第二十七甲斐文楽素

浄瑠璃の会が開催される。

 

 卅三間堂棟由来

 竹本織太夫

 鶴澤清馗

 

 伊賀越道中双六 沼津の段

 竹本錣太夫

 鶴澤藤蔵

 鶴澤清公

 

 菅原伝授手習鑑

 丞相名残の段

 竹本千歳太夫

 豊澤富助

 

 素浄瑠璃の会は、太夫が浄瑠璃を語り、

三味線弾きが三味線を弾く公演である。

 

 人形遣いは出ない。人形にも会えない。

 

 太夫が三味線の音に乗って語る。

 

 人形に会えないのは淋しいが、「浄瑠璃

を聞く」営みは想像力を刺激してくれる。

 

 太夫の語りを聞いていると心に情景が

浮かぶのだ。

 

 尊い公演である。

 

 令和五年(2023年)五月十四日国立劇場

小劇場において『菅原伝授手習鑑』「丞相

名残の段」を竹本千歳太夫の語り、豊澤富

助の三味線、吉田玉男の菅丞相で鑑賞した。

 

 あれから一年。

 

 大阪で千歳太夫・富助の公演を聞ける

ことは有難い機会である。

 

 是非行きたい。

 

                合掌