初代吉田玉男師の戦争放棄守護の教え 裕仁の虐殺責任を糾弾する
初代吉田玉男
本名上田末一
人形浄瑠璃文楽の人形遣い
築地の段において菅丞相は無実の罪で罰せら
れます。
藤原時平の陰謀によるものですが、菅丞相はこ
れを耐えます。
杖折檻の段において叔母覚寿がその娘で丞相
にとっては養女の苅屋姫の恋愛を、丞相流罪の
因とされたこととして叱責します。叔母を止める言
葉が語られますが、叔母が見ると丞相の作った木
像があるのみでした。
覚寿の娘立田の前が陰謀の犠牲になり、その
黒幕土師兵衛の丞相暗殺の謀計は露呈し罰せ
られます。
しかし、道真は自身が滞在したことで起きた事件
を悲しみ詫びます。覚寿は称名念仏の一行に生き
て、丞相様の無事を喜び健気に振舞います。
丞相は娘苅屋姫との別離に深い悲しみを覚え
つつ流刑の地に向かいます。
初代吉田玉男師の遣いは、深い悲しみに生きる
菅丞相のいのちを明らかにして下さいました。
無実の罪を着せられても忍耐を貫く在り方を学び
ました。
立田前が犠牲になったことを悲しみ、叔母覚寿に
詫びる心に胸が熱くなりました。
最愛の養女苅屋姫との生き別れを悲しむ心が
切なかった。
文楽は「丞相名残の段」で菅丞相を判官代輝国、
苅屋姫を覚寿が止めるところで大詰となりますが、
親子の生き別れが表されます。
玉男師匠は生前のインタビューで「あまり神格化
せんようにしています」と仰っていました。
人間菅丞相の忍耐と悲しみと忠義が熱かった。
そのことと同時に筆に命を燃やす人の一本気
な生き方が光っていました。
「『道明寺』はようできてるね」とドラマの緻密さ
を讃えておられました。
天拝山の段では、怒りの丞相を遣われました。
鷲塚平馬の首を梅の枝で斬り、口から花火
を吹くところは怖かった。
文楽では天拝山の段を上演してくれるので
有り難い。
天皇への忠義を語る浄瑠璃で天皇制賛美の
ように見る意見もあるかもしれませんが忠義
の重さによる悲に私は主題を観ます。
時平の野望に対する道真の糾弾も「悲」が
基点です。
火を噴く菅原道真を文楽では花火で現しま
す。
第二章 戦争の放棄
第九条 【戦争の放棄、軍備及び交戦権の否認】
①日本国民は、正義と秩序を基調とする
国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる
戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久に
これを放棄する。
②前項の目的を達するため、陸海空軍
その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。
元の英文
THE CONSTITUTION OF JAPAN
CHAPTER Ⅱ. RENUNCIATION OF WAR
Article 9.
Aspiring sincerely to an international
Japanese people foever renounce war as
In order to accomplish the aim of the
(引用出典
戦争は恨みのない人同士の殺し合いです
わ。絶対にしたらあかん。よその国が軍隊
を持ってるよって、日本も持とうとするんや
のうて、「日本の憲法は戦争はやらん言う
てる、あんたとこもマネしなはれ」と言わな
あかん。
「戦争は恨みのない人同士の殺し合い」という
言葉は重いです。戦争に召集され帝国軍人として
戦を強いられた師匠は戦後戦争放棄の絶対平和
主義を語りました。
平和があるからこそ文楽を聞ける。
浄瑠璃を聞き、三味線を聞き、人形遣いの遣
いを見る。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220503/12/ameblojp-blog777/b3/09/p/o0474108015111975239.png?caw=800)
昭和十二年(1937年)七月七日盧溝橋に
おいて銃声があり、大日本帝国軍隊と中華
民国軍隊の対立は激化し戦闘が起こりまし
た。
七月二十二日「支那駐屯軍司令部ハ平津
地方ノ支那軍ヲ膺懲シテ同地方ノ主要各地ノ
安定ニ任スヘシ」という奉勅が伝えられ宣戦
布告の無い戦争が全面的に開始されました。
二十八日支那駐屯日本軍は中国軍を攻撃
します。
八月三日戦争の炎は上海に及びます。
十二月一日大本営は首都南京の攻略を命じ
ます。
十二月十三日裕仁統帥軍隊は南京を占領し
市民を虐殺しました。三十万人の中華民国市
民が虐殺されました。
昭和十二年(1937年)十二月十四日大日本
帝国統治者裕仁は、「中支那方面ノ陸海軍諸
部隊カ上海付近ノ作戦ニ引続キ勇猛果敢ナル
追撃ヲ行ヒ首都南京ヲ陥レタルコトハ深ク満足
ニ思フ此棟将兵ニ申シ伝ヘヨ」と述べました。
昭和五十年(1975年)十月三十一日、宮殿石橋の
間において、裕仁と皇后良子後の香淳皇后の記者
会見が開催されました。 自身の戦争責任と広島原
爆投下について記者から質問がありました。
記者「陛下はいわゆる戦争責任について、
どのようにお考えになっておられますか?」
裕仁「そういう言葉の綾については、私はそう
いう文学方面はあまり研究していないの
で、よく分かりませんから、そういう問題
についてはお答えができかねます。」
記者「陛下は、これまでに三度広島へお越し
になり、 広島市民に親しくお見舞いの
言葉をかけておられる訳ですが、戦争
終結に当たって、原子爆弾投下の事実
を、どうお受け止めになりましたでしょう
か?」
裕仁「原子爆弾が投下されたことに対しては
遺憾に思っていますが、こういう戦争中
である事ですから、どうも、広島市民に
対しては気の毒であるが、やむを得な
いと思っております。」
日中太平洋戦争を起こし、中華民国の人々を
殺し、沢山の日本人・外国人を戦死させた犯人は
裕仁です。
敗戦が決定的になれば、「三種の神器はどうな
る?」と怯え、民の命を冒涜しました。敗戦後自身
の命の保証が得られるかどうか分からず、降伏
決断を遅らせませた。
東京大空襲・沖縄戦・特攻隊兵士自爆死・広島
原爆投下・長崎原爆投下は裕仁の敗戦決定の遅
れによって起こった出来事でもあります。
戦後は「戦争に反対していたが、部下の軍人達
に押し切られ同意させられた」と嘘を言って、ダグ
ラス・マッカーサーに媚び諂い、補弼の臣と民に
戦争責任を擦りつけて、昭和六十四年(1989年)
一月七日に死亡するまで税金で贅沢暮らしを為し
ました。
戦争責任を「言葉の綾」と誤魔化し、「文学方面」
の事柄 と決めて答えられないと逃げる。広島の民
が原子爆弾で虐殺されたことに対して「やむを
得ない」とその死を冒涜した。これが大日本帝国
統治者であり、大日本帝陸・海・空軍を統帥してい
た大元帥だった男の言葉である。裕仁を守る為
命を捨てて戦った帝国臣民を裏切った。
池上彰・池澤夏樹・小林よしのり・半藤一利・
保阪正康が語る裕仁平和主義者は捏造であり、
嘘です。
『昭和天皇物語』は出鱈目の捏造漫画です。
戦争は無責任な存在が勝手に侵して、徴兵され
た民は殺し合いを強制され、負ければ元首は民に
責任を押し付けて逃げる。
日本国憲法は、第一条から第八条までで天皇制
を認めるが、第九条で戦争を放棄するという憲法で
す。
つまり裕仁に生命は保証するが侵略虐殺を禁止
するという憲法なのです。
裕仁は戦後日中太平洋戦争は自身が負けた戦
争であったことを熟知し、自分の命を助けても
らった事の交換条件として、「日本国憲法第九
条で戦争は禁止されている」事を受け入れました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220710/23/ameblojp-blog777/75/71/p/o0474108015145074820.png?caw=800)
令和四年(2022年)七月八日山上徹也の
鉄槌により安倍晋三元首相は死亡しました。
日本国憲法について改正するならば、第一条
から第八条までを削除し、天皇制全廃を決め、
第九条は改変禁止を明記し、君が代・日の丸・
靖国神社・原発・日米安保・危険薬物の廃止を
記入し、文楽誹謗禁止を書くべきです。
天皇制は日本の文化・芸術・娯楽・伝統と深く
関わっています。それだからこそ、廃止すべきな
のです。
古代に最強の権力を握った豪族の血統を
神格化しているのです。
「天皇家の人々は美徳を具現されているら
尊敬しましょう」という観念を政府・官僚・マス
コミが広め、民を洗脳しているのです。「皇室
を尊敬していないと日本では集団の中に入れ
ず阻害される」という民の恐怖心を刺激してい
ます。
皇室は平和・平等を祈ってくれている存在
であり、民に手を振る。民の血税に「寄生して
いる」事実は、政府・官僚・マスコミの手で「寄
り添っている」と改竄されている。
天皇制・皇室は差別制度です。戦争を侵し沢山
の外国人を虐殺し、責任を民に擦りつけるという
蛮行を裕仁は犯しました。
日本の伝統に深く関わっているからこそ、
けじめをつけて、裕仁虐殺・戦争責任逃亡
の罪を糺し天皇制・皇室を全廃する新憲法
を制定すべきなのです。
山口敬之による伊藤詩織さん強姦事件
の不逮捕、安倍晋三元総理による森友学
園国有地格安売却・桜を見る会有権者買
収・河井案里選挙支援1億5千万円振り込
み問題の不逮捕。
mRNA薬品による世界の民の虐殺。
今日本の司法は統一教会・日本会議勢力に牛耳
られ、上級国民は大罪を犯しても逮捕されない
不平等が起こっています。
法律すら守れない自公政権に法律の根幹
になる憲法を改変させる訳にはいかない。
犯罪者達が犯罪を犯しても裁かれない事
の根元は裕仁美化の観念にあります。
文仁や悠仁を過剰な敬称で呼ぶ事は拒否し
ます。
日本共産党は、「天皇の制度を永久に守る」
と天皇制・皇室の未来永久保存という差別肯定
暴言を吐き、裕仁に殺された亜細亜戦争被害者
を愚弄しています。
れいわ新選組は天皇制敬意の政党です。残念
です。
日本の国会議員には天皇制廃止論者は一人も
いません。異常事態です。
宇都宮健児弁護士は天皇制廃止を語っていま
すが、ファイザー社薬物接種には賛成を示して
います。残念無念です。
戦争を起こし外国人を虐殺し日本の民を戦死
させ、戦後戦争責任を補弼の民に押し付けて税金
で贅沢暮らしを犯した。
裕仁の罪を徳仁・文仁・明仁は亜細亜諸国の犠
牲者に謝罪し天皇制皇室廃止に取り組むべきです。
ロシア・ウクライナ戦争の終結、イスラエル・
パレスチナ戦争の終結、mRNA猛毒恒久禁止を
祈ります。
本多勝一は『中国の旅』で日本軍の行為
を謝罪しないと中国人に語りました。
「もし、謝罪して日本が戦争する国にな
れば、嘘を言ってしまったことになる。日
本が二度と戦争をしない国になること。
これが謝罪なんだ」
本多勝一の教えを確かめて学びます。