中村哲先生の言葉に戦争放棄の尊さを学ぶ | 俺の命はウルトラ・アイ

中村哲先生の言葉に戦争放棄の尊さを学ぶ

中村哲(なかむら・てつ)

昭和二十一年(1946年)九月十五日生まれ。
令和元年(2019年)十二月四日死去。
 
 中村哲先生はペシャワ-ル会の医師として、
アフガニスタンの人々の治療をされました。
現地に緑の大地が回復する事を祈り、地下に
穴を掘って水源を確保し井戸を産み出され
ました。
 
 先生の京都講演会スタッフとして何度か
参加し直接に講話を拝聴しました。
 
  「私はブッシュ大統領と同じキリスト教
  徒ですが、聖書には『人を殺すな』と何
  度も書かれている。それなのに大統領は
  戦争で人を殺している。」
 
  「タリバン政権下で女性がプルカを顔に付け
  なければいけない事から、ブッシュ政権は
  『女性を解放する』と称して女性を空爆して
  虐殺している。」
 
 
  「一国平和主義がいかんという意見がありま
  す。一国平和主義を守らずして、どうやって
  世界平和が実現できますか?」
 
 
 
  「憲法九条で国を守れないという意見があり
  ます。海外で活動すると、『憲法九条に守ら
  れている』と感じます。」
 
  

 「アフガニスタンの人々と接していると『助

 けている』という傲慢さよりも、『私のほ

 うがアフガンの人々に助けられている』とい

 う気持ちになります。」

 

 先生は暖かく穏やかな口調で語って下さい
ました。
 
 講演会ではアフガニスタンのスライドを映写
されてアフガニスタンについて語って下さいま
した。
 
 2004年10月10日の講演会の後でスタッフと
の懇親会に先生は参加され、ほろ酔いになら
れたお顔の優しいムードは忘れられません。
この時一スタッフとして参加しました。
 
 2015年8月31日京都大学を会場とする先生
の講演会においても一スタッフとして参加しまし
たが、先生は集団的自衛権は、「アメリカ軍
の戦争に自衛隊が協力することになる」と
解説され、原発については、「命を取るのか。
金を取るのか?」と問われました。
 
 この講演会終了後に先生に挨拶した言葉
が最後の会話になりました。
 
 
 
 
 
 
 祖父上は『花と竜』の玉井金五郎様です。
 
 叔父上は『花と竜』の作者火野葦平先生です。
 
 
 哲先生は赤穂浪士の忠義に敬意を表し、テレビ
ドラマ『必殺仕置人』を讃えておられました。
 
 
 
 平和は復讐心では紡げないと教えて下さった。
 
 
 
 中村哲先生は憲法第九条の戦争放棄の精神に
生きた方でした。
 
   最近は、日本経済を活性化して羽振りのい
   い国にするために、米国とさらに強力な関係
   を、ということがいわれます。そのためには
   憲法九条を改正して武力行使もやむなし、と。
   しかい、経済活性化が、人殺しをしてまで豊
   かさを守ろうとすることならば、少なくとも私
   は豊かになりたいとは思いません。
   (『アフガニスタンで考える
   国際貢献と憲法九条』50頁
   2006年4月3日発行 岩波ブックレット)
 
 中村哲先生の教えが強く響きます。
 
 岸田文雄内閣は危険なmRNA薬物接種を強行して
います。
 9月20日に新たなワクチン接種としてmRNA薬物
接種政策が始まりますが、券が送られてきても必ず
破って下さい。
 
 ダボス会議は食物や塩にmRNAを混入するとい
う執念を燃やし始めました。
 
 放射能汚染水を海洋に投棄し、マイナンバーカー
ド強制で民の財産を奪う。国民投票を強行し、憲法
九条を改変しようと狙う。2024年5月のパンデミッ
ク条約が締結されるとmRNA薬物接種強制が成立
します。絶対に阻止しよう。
 
 世界経済フォーラム(ダボス会議)の走狗岸田
文雄政権の暴走は止まりません。
 
 
 

 令和元年(2019年)十二月四日。

 

 アフガニスタンにおいて中村哲先生がボディガー

ドの人々と共に何者かに襲撃され、銃弾を受けて

病院で死去された。わたくしは移動中の新幹線の

ニュースで聞き吃驚しました。

 

 平和に命を賭けた中村哲先生が殺された。悲し
いですが、今こそ先生の言葉を心に刻みます。

 

 

 

 

 令和四年(2022年)九月五日京都みなみ会館

において『劇場版 荒野に希望の灯をともす』

(映画 トーキー 90分 カラー令和四年七月

二十三日封切 監督谷津賢二)を鑑賞し先生の

命賭けの井戸掘削活動を学びました。

 

 久々に先生とお会いしたような感覚を覚えま

した。

 

 

 政府自公政権がmRNA薬物接種・放射能汚染

水海洋投棄・マイナンバーカード強制・戦争放棄

改変の横暴を犯す。

 

 非暴力で抵抗し糾弾する。

 
 中村哲先生が教えてくれた戦争放棄の尊さに
学びます。
 
 
 『「劇場版」 荒野に希望の灯をともす』の全国
再上映を希望します。
 
 中村哲先生
 
 七十七歳御誕生日
 
 おめでとうございます。
 
 
                                    合掌
 
 
                                    セブン